メニュー17 : 波動原理・ゼロ点効果の纏めサイト - 放射能除去法纏めサイト

波動原理・ゼロ点効果の纏めサイト - 放射能除去法纏めサイト
無数の除去事例や超常的現象、量子の共鳴効果による意識・社会・環境の改善
万物における波動情報の原理・作用・効果・影響・意味合いと形成・発展・永続化

量子(電子・陽子・中性子・光子・ニュートリノ)=波動(気)・ゼロ点(Zero Point Field)・電磁波・プラズマ・幾何学的形態・物質(珪素・量子水・酵素)・微生物・コイル・波動器具・波動農法や意識・言葉・パワースポットなど、波動原理の各種効果(超科学・超能力・元素変換・健康・意識覚醒・自然環境の浄化・森羅万象の好転)

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項目6⑪:波動情報と共鳴の原理・作用・効果・影響・意味合い
森羅万象の形成・発展・永続化、意識・社会・環境の浄化・改善

【正中線・各部位の性質と硬直・歪み・柔軟化、気血水の循環、寿命・森羅万象の結合・改善】
岩戸開きとチャクラの開放
人体・森羅万象の存在形態、万物の結合・崩壊、症状・痛み・寿命・健康の根本原因
人体の基本的構造
生体におけるエネルギー源と水と粘性について
硬直・歪みの影響、改善の過程
筋肉などの性質と緩和法
血管の拡張
骨と伝導
神経と修復
手と意識の密接な相関、手当て・さすることの効果
反射区と足裏について
施術時の意識の持ち方
人体の基本的構造
正中線・中心線、体の縦の線構造
脊柱と胸郭・肩・首の拡張
みぞおちと横隔膜と丹田
喉と首(頚部前方)
頭蓋骨の歪み・硬直・柔軟化と縫合線
体毛・毛髪=波動のアンテナ
耳と頚部後方・後頭部
頚部・後頭部の緩和法


岩戸開きとチャクラの開放
  記紀の「岩戸開き(いわとひらき)」の説話の概要
・「高天原(たかあまはら)」の「天岩戸(あまのいわと)」に、
 「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」が隠れてしまった。
・八百万の神々の中心の「太陽神」がいなくなり、
 「高天原」と「葦原中国(あしはらのなかつくに・日本国土・この世)」が暗闇に覆われた。
 これによって神々の不満が起き、災いが生じた。
・そこで「天安河原(あまのやすがわら)」に神々が集まり、
 大御神を岩戸から連れ出す方策を考えた。
・その案は「高皇産霊神(タカミムスビノカミ)」の御子神で、
 知恵の神「思兼神(オモイノカネノカミ)」が出した案に決められた。
・名前が登場する神
 「天津麻羅神(アマツマラノカミ)」:鍛治の神
 「伊斯許理度売命(イシコリドメノミコト)」:鏡造りの神
 「玉祖命(タマノオヤノミコト)」:玉(ぎょく)を造る「玉造(たまつくり)」の祖神
 「天児屋命(アメノコヤネノミコト)」:祭祀氏族の「中臣氏(なかとみし)」の祖神
 「太玉命(フトダマノミコト)」:祭祀氏族の「忌部氏(いんべし)」の祖神
 「天宇受売命(アメノウズメノミコト)」:芸能の神、歌舞の神、神楽の祖神
 「手力雄命(タヂカラオノミコト)」:力の神、腕力・筋力を象徴する神、運動・スポーツの神
・「天照大御神」が出てくるように、諸神が様々な「祭祀具」をしつらえて、
 「祝詞」を奏上するなどして、場を斎(い)み清めた。
・「天宇受売命」が、神がかった踊りをして、皆が喜んで笑ったり、賑やかに騒いだ。
・「天照大御神」が何事かと岩戸を少し開けると、
 「天宇受売命」が「貴方より尊い神が現れたので、皆が喜んでいるのです」と言った。
・それと同時に神々は「八咫鏡(やたのかがみ)」を差し出した。
 「天照大御神」は鏡に映りこんだ自分の姿と知らずに、
 その神々しく見える神は誰なのかと、身を乗り出した。
・ここで怪力を持つ「手力雄命」が、岩戸を全てこじ開けて、世の中に光が戻った。

  「岩戸開き」には、他の様々な神事・神話・伝承と同様に複数の含意があり、その1つに「チャクラの開放」があるでしょう。「神々の中心の太陽神が戻り、光が戻った」ことの意味は、「脳の中枢にある最重要のチャクラで、光・太陽と密接に関る松果体の活性化」です。「八咫鏡に映った神々しい自らの姿」とは、「意識・波動が上昇し、チャクラが開放され、覚醒した後の、自らの本来的な神性を取り戻した姿」「高波動で光を帯びた体とオーラ」です。「天照大神」は「伊勢神宮 内宮」の御祭神、正殿床上にある「八咫鏡」を御神体としていて、「天照大神と八咫鏡:松果体を象徴」と言えます。

「伊勢神宮 内宮」の正殿床下、八咫鏡の真下に、往古の「巨木信仰」に由来する「心御柱(しんのみはしら)」があり、正殿の基礎となっています。これは人体の「心の御柱(正中線の光の柱)」に比定されるとみられます。正中線は波動(=光)が高い部位が連なっていて、チャクラは正中線沿いに存在、波動上昇すると、「正中線の光の柱」である「心の御柱」「ライトボディー」(の状態)が顕在化します。そして「高皇産霊神」は「高木の神」「産霊(むすひ・生命力)の神」であり、「正中線の神」だとも言えます(「縄文時代と、日本の基層の自然信仰や緩やかな融和的意識」の項を参照)。

「八咫鏡」「心御柱」という構造は、人体における「心の御柱(正中線)と松果体の構造」と同じです。これは、伊勢神宮が「人間の本来的な、神性を持った真の姿」「普遍性・本質性」「高次元とも繋がる波動の根源的原理」を祀っている・そのような含意もある、と解釈することも出来ます。

「手力雄命」は「手・腕で物理的に岩戸を開いた」ことに因む神名です。岩戸開きでは「胸・喉のチャクラ」も開く訳ですが、「チャクラ開放」は一般的な意識集中での手法以外に、筋力など物理的行為を伴う外部的手法が大きな手助けになります。「手力雄命」の神名には、「頚部の付け根~胸部中央の開放・柔軟化による、胸部と頚部のチャクラの開放」という含意もあるでしょう。例えば「胸・肩・脇・背・腕を左右両側に引っ張る行為による、胸・喉のチャクラの開放」はそういった物の1つです。また感覚的に「扉や窓を開く」ようなイメージも有効です。

  「岩戸開き」のうちの「チャクラ開放に纏わる意味」とは、「チャクラは人体の正中線に沿って存在し、その周囲の筋肉群が硬直して、きつく閉ざされた扉・門のような状態だと言える」「この硬く凝り固まった、背骨~頭蓋骨のコリを、手などを用いて解きほぐし、これによりきつく閉まった扉を、(意識に)人為的動作を伴わせながら開ける」「そして内部の気血水(波動・血・リンパ)の流れを良くして、波動を上げて、チャクラを活性化する」ということだと考えられます。

「間接」は硬直しやすい部位です。例えば、怪我防止以外の用途の「膝サポーター」は、わざわざ「締め付けの悪影響」も発生するのに装着するのは、それ以上に「温熱効果で硬直した間接を柔軟化させる」ためです。

そして、人体における「きつく閉じられた部位」「開放されにくい部位」「岩戸閉めになっている部位」は、「正中線」「背骨(脊柱)」「頭蓋骨の縫合線」にあります。特に「頭部・顔面中央部」の「鼻骨から眉間の縫合線(奥に松果体)」と、「頚部の付け根~胸部中央」の「左右の鎖骨の中央部と胸骨最上部(頚部前方の付け根)」「第七頚椎・第一胸椎(頚部後方の付け根)」は「人体で最も硬直しやすい部位」です。これらの部位は「正中線・前正中線・後正中線の骨の間接」で、周囲の筋肉・血管などの硬直・歪みと一体的に、硬直・歪み・閉じた状態にあり、この状態を緩和・開放します。またこれ以外にも「後頭骨と頚椎の境(後頭部と頚部の境の奥)」「オトガイ(顎の先端付近)」のように、硬直しやすい部位があります。

よく「岩戸開き」は、各所で「未来の理想社会への扉が開かれる事」という意味で用いられます。この実現には「人々の意識の覚醒」が必要です。「チャクラ開放」は「波動上昇と意識覚醒」を齎し、体内における波動原理と、精神世界にとって、最も重要とされる事柄です。このように「岩戸開き」「チャクラ開放」は全く同じ意味を持っていて、神話の内容も現実に対応させて考える事ができます。ここから「岩戸開き」とは「チャクラ開放と、人々の波動上昇と意識覚醒、これによる真に幸福で、在るべき世の中の実現」を指していると考えられます。


人体・森羅万象の存在形態、万物の結合・崩壊、症状・痛み・寿命・健康の根本原因
  「森羅万象の存在形態」について、「波動の持つ量子もつれ効果」により、究極的には「森羅万象は結び付きあっている」「万物は統合的に存在している」「全ては有機的に絡み合っている」「全宇宙は共鳴現象で成り立っている」という形態を生み出しています。波動の持つ「結合状態を維持させるエネルギー」により、全ての状態は維持されています。これは地球も、土地も、生物も、物質も、意識でさえも、そのように存在しています。人間も波動がなければ、共鳴効果が無ければ、生きる事も、存在する事さえも出来ません。若し波動が無くなれば、結合できないので、全ては瞬間に崩壊します。

そして「共通性の高い量子同士は、引き寄せあう力が強く、相互に強く結合し合っている」と言うように存在しています。この「共通性の高い量子同士が、強く結合している場・事象」とは「経絡・ツボ・チャクラ」「龍穴・龍脈・聖地・パワースポット(円錐形の山・滝・森林など)」「祭祀場・祭祀遺跡・祭祀に纏わる概念」「多くの概念」「集合意識」「愛情・子を想う親心」「連帯意識」などです。

「寿命の終わり」「身体組織の縮小・痩せ・減退」は、「量子(波動)の結合力低下と同時進行で起きる現象」です。「痛み」の原因は、「組織がまばら(緻密でない)、並びが均質でない、あるべき所に組織が無く、あるべきで無い所にある、などにより神経が守られていなく・神経に障るので、衝撃がすぐに伝わる」からです。これは「物質の崩壊」「地震・地殻崩壊・多くの天災」も同じ原因です。

「波動の結合力」が足りないと、その引き換えとして、「結合状態を保つには、物質(原子・分子レベル以上)が、より強固な結合状態を有する必要がある」となります。これがコリ・硬直の一因です。「高波動状態(量子エネルギーが多い)の物質・事象」、例えば「幾何学性・螺旋・フラクタル性など」は「結合力が高い」「組織密度が緻密である・緻密化させる」という性質があります。

逆に「低波動状態(量子エネルギーが少ない)の物質・事象」は「結合力が弱い」「組織がまばら・バラバラである」ので、「物質崩壊」「短命化・生命の不活性化」が発生、「寿命の終わり」「身体組織の縮小・痩せ・減退」とは、このような状態・メカニズムによる物です。「痛み」とは「組織密度の過疎化や、不要物質の過密化で、組織が不整形となり、神経への衝撃が伝わりやすく、知覚過敏で障る」という現象です。拠って「ツボ・反射区を押すと痛い」場合は「その箇所が低波動状態で、組織がスカスカである」「低波動による高エントロピー状態は、秩序崩壊を起こして、短命化・不健康・不活性化・痛みを招く」となります。

ツボ・反射区や、任意の部位(気になる場所・無意識に重要か問題のある場所と察知)に、手当てなどで気を流していくと、その部位と異なる部位の「人体の特定部位・幾つかの部位に、気が溜まっていくような感覚がする、又はジンジンする」などという事があります。気がどんどん溜まって充填されると、後にその部位で、血流や熱い感覚を感じたり、広域の一体的な共鳴現象などが起きたりします。それは経絡・エネルギーラインなどの、人体の波動的構造に沿って気が流れて溜まり、その部位で現象が顕在化したからです。

こういったような現象は「スカスカな組織に気が溜まった現象」であり、「ツボ・反射区を押して、気脈を通し足り・活性化させたり、直接ツボ・反射区や各部位から気を流す」と、「人体の各組織に気(量子エネルギー)が溜まり、組織を緻密化して、諸症状を改善して、全体的に全身の状況を改善する」ようになります。全ては「波動の量・周波数・質と、その循環」であり、波動原理・波動的構造を利用して、人体に気を充填させていくことが、健康と長寿の基本原理です。


人体の基本的構造
  人体構造の配置は「先ず気脈の配置があり、それに準拠して血管・リンパ管・神経や粘膜・筋肉・腱組織などの細胞が配置される」「1つ1つの気脈はごく微細で、縦方向と横方向の気脈が、綺麗にきめ細やかに配置している」という仕組みになっています。

「人体」は「神経」「血管・リンパ管」「筋肉」「上皮組織(皮膚・粘膜・呼吸器・消化管・血管内壁など)」「支持組織(脂肪組織・軟骨・骨・線維性結合組織)」で構成されます。「線維芽細胞(せんいがさいぼう)」は「結合組織を構成する細胞の1つ」「コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸といった真皮の成分を作り出す」という性質があります。

「細胞外マトリックス」は「細胞外の空間を充填、細胞を支持する構造」「細胞接着における足場の役割」「細胞増殖因子などの保持・提供する役割」「繊維状のタンパク質・構造タンパク質・グリコサミノグリカンで構成される」という物です。更に、主な構成要素は「コラーゲン(27型・種類)」「プロテオグリカン(コンドロイチン硫酸プロテオグリカン・ヘパラン硫酸プロテオグリカン・ケラタン硫酸プロテオグリカン・デルマタン硫酸プロテオグリカン)」「ヒアルロン酸(グリコサミノグリカンの一種)」「フィブロネクチン」「ラミニン
テネイシン」「エンタクチン」「エラスチン」「フィブリリン」です。

「上皮組織」は「栄養吸収・外界との遮断などの機能を果たす」「細胞外マトリックスは殆ど無い」、「支持組織」は「体の支持構造で、結合させる組織」「主に結合組織と呼ばれる」です。「結合組織では細胞外マトリックスが多く、細胞はまばら」であり、「細胞外マトリックス」は「結合組織:線維芽細胞」「軟骨:軟骨細胞」「骨:造骨細胞」「脂肪組織:脂肪細胞」から分泌されます。

「線維芽細胞」は結合組織にある最も基本的な細胞で、「軟骨細胞・造骨細胞・脂肪細胞」などに変化します。通常は目立った働きはしなく、損傷があると移動して大量のコラーゲンなど産生、損傷箇所の修復を助けます。「線維芽細胞成長因子(FGF)」は「線維芽細胞を成長させる因子」「23種類ある」「マクロファージ(白血球の1種・免疫細胞)から産生される」です。

「コラーゲン」の性質
・「真皮・靱帯・腱・骨・軟骨・血管・内臓」などを構成するタンパク質のひとつ。
・多細胞動物の「細胞外基質(細胞外マトリクス)」の主成分で「膠原線維(結合組織の細胞間に存在する最も普通の繊維)」である。
・体内の全コラーゲンの「40%は皮膚」に、「20%は骨や軟骨」に存在、その他「血管・内臓」など全身に存在する。
・体内のコラーゲン量は、ヒトでは、全タンパク質のほぼ「30%」。
・「螺旋状のタンパク質3本を束ねた太い紐状組織」「強靭だが、伸縮性は無い」という特性を持つ。
・「3重螺旋」などの繊維構造を持つ「コラーゲン繊維」として存在する。
・「耐衝撃性(力学的な強度)・弾力性・保湿性・保水性」などが高く、各部位にこれらの効果を与える。
・「結合組織」に多く存在、「筋膜・骨膜・血管の外膜・脳の髄膜」など、表面部を守る「被膜・外膜」には、「コラーゲン線維」が大量に含まれている。
・「腱」の主成分はコラーゲン繊維が、きちんと隙間無く配列したもので、非常に強い力に耐える。
 腱には、筋肉が発生した引っ張り力を骨などに伝え、運動を起こす際に非常に強い力がかかる。
・「骨・軟骨の内部」では、びっしりと詰め込まれたコラーゲン細繊維が、骨や軟骨の弾力性を増すのに役立っており、衝撃で骨折などが起こることから守っている。
・「皮膚の弾力性や強度の向上」に役立っている。
・「接する細胞」に対して「増殖・分化シグナルを与える、情報伝達の働き」を担っている。

高波動状態では、「コラーゲンの生成量増加と質の改善」がされます。これにより「真皮(皮膚)」「靱帯・腱」「骨・軟骨」「血管」を中心に、体中の組織・部位の状態・恒常性が維持され、組織構造が緻密化、必要に応じて部位が大きくなり、シミ・皺などがなくなり、肌が弾力化、体中が柔軟化します。

微量元素として「珪素」があり、「骨・歯・関節・血管・皮膚・肌・爪・髪」「組織の成長部分」に多く含有、波動の高い元素です。珪素が多いと「コラーゲンの生成」が促進され、組織が強くしなやかになります。また骨を丈夫にするのは、カルシウムよりも珪素の方が効果が高いと言います。

コラーゲン生成は「ビタミンC」により促進され、しかし「ビタミンCは酸化されやすい・代謝されやすい(一定量以上溜められない)・人体で生成できない」という性質があります。錠剤という手法がありますが、ただビタミンCの多量摂取の有効性は確認されていなく、副作用の報告もあります。僅かずつを小分けに摂るのが良いとされ、また高波動状態(還元状態)は「肝臓」に溜められるビタミンCの酸化を防ぎます。

「光り輝くような肌」について
・波動が高く、体内・オーラから発している量子エネルギーの光量が多い。
・コラーゲンや皮膚細胞の並び方が滑らかで、硬直・歪み・しわが少なく、光の直進を阻害する要素が少ない。
・これにより「光の透過性が高い」ので、「外部の光の透過性」と「内部で発した光の透過性」の両側面ともに高い。
・滑らかさにより、「光をよく反射する」という性質もある。
・肌が柔軟で、気血水・神経の循環が良いので、波動を阻害する要素が少ない。
 これにより「輝くような笑顔」と形容されるような笑顔や、豊かな表情が作られた時に、多くの量子エネルギーの光が発光する。
・くすみなどの、肌を曇らせる不要物質が少ない。

  体というのは誰しもが、大なり小なり歪んでいて、その原因は非常に多岐に亘ります。体の歪みの多くは「仙骨と尾骨から首の辺りまで続く、脊髄の歪み」「頭蓋骨の歪み」に起因しています。「仙骨・尾骨に発する歪み」は多く、解消は波動向上には必須です。

「脊椎(せきつい)」「脊髄(せきずい)」
・脊椎は「椎骨(ついこつ)」が縦に連なっている柱状の一連の骨の総称で、
 「背骨」「脊柱」とも呼ばれる。 
・動物の身体を重力から支える役割を持っている。
・ヒトの脊椎骨は、頭蓋骨の後頭骨にある大後頭孔より下降し、骨盤に至る。
 脊椎は「頸椎(7椎・稀に8椎)」「胸椎(12椎)」「腰椎(5椎)」
 「仙椎(5椎)」「尾椎(3-6椎)」の、約30個の椎骨から形成されている。
・椎骨は、脊椎の分節をなす個々の骨のことで縦一列に並んでおり、
 ヒトの場合上から順に頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙椎5個、
 尾椎4個の33個存在するが、仙椎および尾椎はそれぞれ癒合しており、
 仙骨および尾骨と呼ばれる。その他の独立した椎骨は、
 それぞれの部位の第何番目の骨と命名されている。
  • 椎骨と椎骨の間の関接「椎間板」は、クッションの役割をする。
  • 椎骨の中央に「脊柱管」というトンネル状の空間があり、神経の束「脊髄」が通る。
  • 椎骨と椎骨の隙間から、脊髄から枝分かれした神経が出ている。
 その神経の根元を「神経根」と呼ぶ。
  • 椎間板の中心には、ゼリー状組織「髄核(ずいかく)」がある。

脊椎周辺の構造
・椎骨と椎骨の間には、「椎間板」と呼ばれる軟骨繊維がある。
・「頭蓋骨」から「骨盤」にかけての「脊椎」の並び順」は
 「頸椎・胸椎・腰椎・仙椎・尾椎」である。
・「尾椎」の纏まりが「尾骨」、「仙椎」の纏まりが「仙骨」、
 「腰椎」の纏まりが「腰骨」、「胸椎」の纏まりが「胸骨」、「頸椎」の纏まりが「頸骨」である。
・脊柱の左右に脊柱起立筋があり、これが脊柱を支持し、姿勢を保つ。
・脊柱両脇には頭蓋骨底部から尾骨まで走る、交感神経幹が通っている。
・脊柱の中に脊柱管があり、脊椎の椎孔が連なってできた細長い空間を指す。
・脊柱管は、上は大孔(大後頭孔)を通って頭蓋内に続き、下は仙骨の中で閉じている。
・脊柱管には、脳から延髄・脊髄に走る中枢神経が通っている。
・脊柱管の内部に脊髄があり、髄液で満たされている。
・加齢などにより、脊柱管は狭窄化、軟骨は現象、全体的に縮小する。

基本的な立ち姿勢
・「足」の五本の指で地面を捉えて立ち、親指(拇指)に体重が掛かっている。
・脚部から背中まで、内側や、後ろ側(脹脛・ハムストリングス・臀部・背筋)が、やや締まった状態である。
・体の前方や側面の筋肉は緩和されている。
・「仙骨・尾骨」「尻・臀部(でんぶ)・肛門」周辺の筋肉群を締める。
・「丹田・下腹部・へそから下部」に力を入れ、これらで土台を安定させる。
・「鳩尾・腹部の上部」は上方に伸ばし、左右に開いて、緩和する。
・これは「横隔膜」を下げて、「鳩尾の裏側の背筋」を反らすことで行う。
・「胸郭」「肩・鎖骨」などの部位は、左右に開いて、上方へ伸ばす。
・「首・顎・頭部」にかけては、前方に突き出ないようにして、
 「脊柱」と共に、左右に傾かないように気をつける。
・「頭部」はちょこんと上部に乗っかった感じで、垂直に下部に自重が向くようにする。
・「頭頂部」は引き上げられている感じで、
 それに伴って「サハスラーラ」と高次元が交信しているイメージングを持つ(そう思い込む)。


生体のエネルギー源と水と粘性について
  「生命の健康・寿命」は、「量子の量の多さ」「周波数の高さ」「波動の質の良さ」に左右されます。こういった「高波動状態」では、「チャクラ活性化」「生命の健康・長寿命化」がもたらされます。

体内で用いられるエネルギー源は、その由来は「飲食物」「体内に取り込んだり、体内で拡大させた量子(波動)」に大別され、また水は「エネルギー源」若しくは「電子の供給源」として用いられていると考えられます。

そして、その中身は「分子・原子・量子の混合物(飲食物由来)」「量子(波動)」に大別されます。飲食物からは「分子・原子」以外に、「量子」もエネルギー源として用いられます。「分子・原子」がエネルギー源の場合、「エントロピー(非秩序性)」が発生し、体に負荷を与えます。しかし「量子」では、あまり負荷は発生しません。「高波動の飲食物は、波動が直接エネルギーになるので、とても体に良いです。更には、人体が高波動状態になっていくと「不食」の状態でも生きていけるようになり、「体外から波動(気)を取り入れる」「体内組織が整った配置にあり、共鳴効果で波動を増加される」「松果体の波動増幅(増加)効果の拡大」という波動的機能が亢進してゆきます。

  「高波動の量子・量子水」の特性
・微細な状態である、細粒化(団粒の対極の状態)。
・界面活性効果が高い
・融合性が高い
・保水性が高い
・波動の浸透能力が高い
・水分の浸透能力が高い
・単一波長(コヒーレント状態)であり、単一波長になりやすい。
・量子エネルギーが多い(量子が多い)
・酸化還元電位が低い(電子が多い)

「水」には「単一波長になりやすい」「波動・効果を浸透させやすい」という性質があり、これらの性質の総合値が「他の物質・原子よりも高い」ですが、「量子水」では更に高くなります。また「水素原子」には「量子」と類似した性質があり、「水素水」には高い効果が確認されています。「各地の名水」も「高波動の水」であり、「量子水」の一種です。

この性質により、「高波動の体液・波動は、体の隅々まで浸透する」という効果があります。また高波動だと「コラーゲンの生成能力が増加」、これにより「皮膚繊維の保水力が増加」します。「水を飲む」のは「体内に量子水の性質を取り込む行為」「波動を維持する・上げる為の行為」です。

「人体・組織の水分含有率」は「胎児:90%」「新生児:75~80%」「子供:70%」「成人:60~65%」「高齢者:50~55%」「肥満体:50~55%」です。「人体で水分量が多い場所・組織」は「網膜:92%」「血液:90%」「脳:80%」で、脳は「脳脊髄液」の多さによります。「筋肉:70%強~8割弱」「脂肪:20%」となっていて、この為に「男性:60%」「女性:55%」となっていて、「筋肉量の多い人」ほど「体水分量は多い」です。

水を飲むと、知的能力・集中力・記憶力や、身体能力が大幅に上がり、また、作業の前に水を飲むと、作業効率が大幅に上がる事が確認されています。渇きは一時的に脳・精神・身体的に衰えを招き、渇きが続くと、この状態が固定化して健康悪化、寿命が短くなります。

  高波動状態では「界面活性効果が高い」「融合性が高い」という性質があり、これにより「水と油が混ざり合い(乳化)、乳液状態になる」となり、このほど良く混ざった状態が、良い血液の状態です。

「リンパ液」は「人体の水分量が多い時に増加する」「余計な水分を回収する」という性質があります。「むくみ」とは「リンパ液が多い状態」「水分過多の状態」です。そして、むくみがある時は、人体の他の箇所では「充血」が発生していて、これは「赤血球過多」「油分過多」です。

「むくみ・充血」の発生メカニズムは「体内水分の過剰・過小」「人体が低波動にあり、血液が水分と油分に分離した状態」という2種類があります。「むくみは下半身」「充血は上半身」で起き易く、これにより血流・リンパ液・気の流れが悪化します。また「血液:火」「リンパ液:水」と考えられ、この二極の性質に分離した状態であり、真ん中のゼロ点に戻して、全てを統合することが必要です。

むくみの対策には、根本的対策として、体内の波動を上げることが必須です。そしてチャクラの活性化も「血流・リンパ液・気の流れの改善」が必須です。「体の歪み」は、必然的に「コリ」を生じさせ、またコリは「気血水(波動・血・リンパ)の流れの悪化」で生じます。これら全ては一体的な現象で、「チャクラの活性化」にはこれらの改善解消が必須です。

  人体が高波動だと「恒常性維持能力・自律神経の向上」「量子エネルギーの増加」などにより、「適切な体温維持」「暑さ寒さへの耐久力増加」「浄化された波動・物質状態・水質状態になる」「透明感や光沢感が出る」となると思われます。「人体の老化減少」は「水分減少」「硬化」「酸化」「波動低下」に特徴的に現れますが、波動が上昇すると、この何れも改善方向に働きます。

「血・リンパ液・気・神経」は「意識を帯びた物質と、それが流れる管」です。「波動」は「意識により情報が付加される物」であり、「血・リンパ液・気・神経の流れに沿って、意識が流れている」「意識が行き渡っている」という感覚を持てば、「意識が流れる・行き渡る」ようになります。意識という面から見ると、例えば「全身に布団を被る」という行為は「意識・思考・感覚が巡る」ような効果があるかもしれません。

《これらの性質を考えると、次のようになると考えられる》

人体が低波動の時に多い症状
・むくみ
・充血(むくみと、多くの場合で原因は同じで、併発もする)
・ドロドロした血液
・ベトベトした汗
・ネバネバした唾液
・乾燥肌、体内・皮膚の水分の減少
・脂性(乾燥肌と併発する事も多い)
・肌荒れ、フケ、ニキビ、
・アトピー
・鼻水や痰の増加
・体内水分が粘液っぽい感じになる。
 これにより血液、汗、唾液、鼻水、痰、尿などが粘液化した感じになったり、増加する。

人体が高波動の時に多い症状
・サラサラした血液と汗
・体内水分量、保水性の適切な維持(幼少期のように水分量が多くなる)
 瑞々しく、透明感のある皮膚になる。
 細粒化と水分量増加と毛細血管拡張で体が柔軟化する。


硬直・歪みの影響、改善の過程
  人体構造の配置は「先ず気脈の配置があり、それに準拠して血管・リンパ管・神経や粘膜・筋肉・腱組織などの細胞が配置される」「1つ1つの気脈はごく微細で、縦方向と横方向の気脈が、綺麗にきめ細やかに配置している」という仕組みになっています。

そしてこれに伴って、体が正常な状態においては「人体の組織構造は規則正しく、整った状態で、柔軟で、滑らかに配置している」「硬直・歪みや凸凹がない」という様相にあります。これは「斉一(コヒーレント状態)な波動同士は共鳴しあい、波動が増加していく」という原理による「体内での波動の共鳴・増加の効果を高める為の構造」であり、波動が高くなると「細胞」「脈(気脈・血管・リンパ管・神経)」「臓器」などが、綺麗に柔軟に並ぶようになります。

本来の「体が柔軟で波動が高い」という状態なら、「消化器・血管・気脈その他、様々な器官が正常な場所にあり、正常に働く」ので、「体内の不要物質は便・尿・痰・鼻水・汗などの形で、円滑に体外に排泄される」ようになります。

基本的には「DNA情報(又は遺伝情報)」の多くは、こういった「人体の組織構造を正常な状態へと導くような波動情報」を発しています。「不要なDNA情報」も多少或いは多数ありますが、それは「意識・言葉などは、遺伝子をオンにする・オフにするという機能を持つ」ので、これにより「不要なDNA情報や効果は発現しないようになっている」という仕組みがあります。

  しかし人体は、様々な要因により低波動状態になっていき、「硬直・歪み」が蓄積していきます。体に硬直・歪みがあると{「多数の気脈が癒合して、捩れて絡まりあっていて、気脈が本来の場所に無い」「気脈を流れる波動の量が少ない」という状態となり、これでは波動の共鳴・増加効果もあまり得られません。

そしてこれに伴い、「人体組織が不規則的に並び、不整形な凹凸がある」「各部位が不正常な位置に存在するようになる」「硬直部位に体内の不要物質が多く蓄積する」「気血水・神経の循環が悪化する」「脳活動を阻害する」「各種能力が低下する」「シワ・肌荒れ・白髪ほか各種症状や不快感が起きる」「各種の病状が起きる」という悪循環が起きます。そして「不要物質」は、前項の「粘性の物質」になり、「体の硬直・歪みを固定化・促進する」ようになります。

体に歪み・硬直が多いと、必然的に「ヘルニア」が起きやすくなります。

ヘルニア
  • 体内の臓器などが、本来あるべき部位から脱出した状態を指す。
  • 体腔内の裂隙に迷入したものを「内ヘルニア」、
 体腔外に逸脱したものを「外ヘルニア」と呼ぶ。腹部の内臓に多くみられ、
  • 例えば「腹壁ヘルニア」は、腹壁に生じた裂け目から腹部の内臓が
 腹膜に包まれたまま腹腔外に脱出するものである。
  • 一般的に多いヘルニアは、「鼠径ヘルニア(脱腸)」
 「臍ヘルニア(でべそ)」「椎間板ヘルニア」などである。
  • 「嵌頓ヘルニア(かんとん)」は、脱出した臓器などが内鼠径輪の穴から脱出して 締め付けられた状態を指す。
 締め付けられた状態が長期に及ぶと、血液循環障害により脱出した部分が
 壊死ないし壊疽に至る場合がある。多くは激痛を伴う。

硬直・歪みが上皮細胞などに現れると、「シワ・シミ・肌荒れ・アトピー・白髪」などの症状が現れます。粘膜に現れると、呼吸や消化に悪影響を与えます。「体の硬直(体の硬さ)」も、こういった仕組みにより、筋肉や腱組織などが硬直した事による症状です。体が硬直すると、運動や発声などにも悪影響が出ます。勿論これら症状は、ほんの一部であり、「体の歪みと硬直は万病の元」です。

  硬直・歪みが解消すると、これら症状は改善します。改善の速度が速いと、一時的に「疲労」「改善部位の痛み・違和感・痒み」「便・尿の状態変化」「痰・鼻水の増加」などの症状が現れます。この原因は「組織内部に閉じ込められていた不要物質が、その一部が排泄されずに各所に出てきて、その影響が現れた」からであり、これは東洋医学の概念「好転反応」も同じでしょう。

改善速度を速めるには、「水」を多く摂る必要があります。「体内の水分が不十分だと、不要物質を体外に排泄する機能が阻害される」うえに、体は柔軟性が維持できず、波動が低下します。

その過程では多くの変化・状況が現れるので、「体の波動的な機能・構造」「気脈の配置」「波動の流れ」を体感できます。人体において「硬直・歪みは正中線に集中していて、中でも幾つかの特定部位に最も集中している」「体の柔軟化は、周辺部から正中線に向けて中心向きへ進んでいき、同時に末端の皮膚にも進んでいく」という様相があります。また「骨の周辺の、特に関節の筋肉・腱組織・血管なども、硬直・歪みが多い」です。

  殆どの生理現象の発生の最大の要因は、その時々の波動の状態」です。以下の生理現象は、体の硬直・歪みを解消する為の現象です。

「くしゃみ」「頚部や気管・気管支・肺などの気脈が、不要物質がある事で、堰き止められた状態になっているのを、一気に開通させる」という効果があります。「鎖骨の間・胸骨最上部・頚部の付け根」と、奥の「気管(呼吸器の粘膜)」と、裏側の「第七頚椎・第一胸椎(背骨の一部)」は、硬直・歪みが最も集中する部位の1つで、殆どの人は。大なり小なりここ気脈などが詰まり、歪んだ状態となっています。「周辺部位が柔軟化してゆき、この部位だけが硬直した状態になると、くしゃみで強制的に気脈を開通させる」というのが仕組みです。

くしゃみで気脈開通すると、「鼻水」がすぐに出ます。「くしゃみのすぐ後に鼻水が出る」のは誰しも経験がありますが、しかし従来医学ではその原因は解明されていなく(又は無視されている)、実際にはこのような理由となっています。「鼻が顔面の中心」であり、「鼻骨は人体で最も強固に固着した関節」「鼻は主要な気脈が集中する部位」です。これにより「鼻周辺の多くの気脈は閉じている」のですが、「鼻水を出す事で、鼻周辺や鼻より上部の部位の不要物質を排出する」という仕組みになっています。

拠って、多くのくしゃみや鼻水は「体の硬直・歪みや不調からの回復過程における、良い効果をもたらす人体機能としての発生する回復サイン」と言えます。

「咳(せき)」には「胸部~頚部~口腔の奥の方の不要物質を排出する」という効果があり、「気脈(経脈)が垂直に真っ直ぐになる時に、体内が水分不足だと起きやすい」という特徴があります。

「痰(たん)」には「頚部の喉頭・咽頭の不要物質を、口から体外に排出する」という効果があり、また「喉頭に、体内の多くの部位から不要物質が運ばれる」というメカニズムがあります。ここから「喉頭には反射区のような波動的構造がある」という可能性も推察されます。

「嘔吐き(えずき)」には「食道などの不要物質を、胃に入れずに口から吐き出す」という効果があります。お年寄は「物を飲み込む時につっかえやすい」ですが、これは「咽頭・喉頭の硬直・歪み」による症状です。

  同様に「体の各種の状態は、波動状態に依存する事象」です。

「血色の悪さ」「顔色」「目の下・周囲の隈」は、その程度は完全に波動状態に依存します。「痰」は黄ばんでいますが、硬直・歪みが多いと、この物質が体内に多くなります。これは「肌の色合いをくすませる」状態で、「歯が黄ばむ」などの影響が現れます。

こういった状態にあると、必然的に「体に量子エネルギーが足りない状態=光の発散量低下」「体(特に正中線)が硬直している状態」といった状態を併発しています。またこういう状態だと「ボーっとしている」「口が半開きでいるなど、締りの無い表情でいる」ことが多くなります。これは「体の(特に正中線)を硬直から開放する為に脱力する」からです。

「良い姿勢の人は、良い姿勢を容易に維持できるが、悪い姿勢の人は、良い姿勢を維持するのが困難」です。これは「体が歪んでいるので、真っ直ぐの姿勢を保つには、良い姿勢の人よりエネルギーが余分に必要である」「良い姿勢の人よりも量子エネルギーの量が少ない(=姿勢維持のエネルギー源が少ない)」からです。


  これらの「生理現象や体の状態は、全てが波動に密接に絡む物」で、「不要物質を口・鼻から排出する事で、体内各部位での滞留や、消化器からの流入を防ぐ」という作用があります。その意味合いについて、単に「不要物質の排出」のみならず、「気脈などの機能を維持・改善する」ことに大きな意味があります。体内で波動改善が成されてきたら、これら現象の意味合いと共に、人体の波動的構造もよく認識できるようになるでしょう。

全身が柔軟化していくと、見た目も大きく変わり、容貌が大きく改善するでしょう。「風呂上りの見た目は、通常よりも良い状態に見える」ものですが、これも同原理により、その理由は「硬直・歪みや変形がなくなる」「体の組織、特に正中線が四方八方に伸ばされ柔軟になる」「笑顔が良くなる」「気血水や神経の循環が改善する」「これらの状態は見た目が良い状態として潜在意識に記憶さえている」からです。

世界的に現代人は、また特に現代日本人は「コリ・頭痛・アトピー・冷え性・慢性疲労・疲れ目」など、各種症状が非常に多く、これは波動の大幅低下に伴う症状です。これら全てが改善、あらゆる問題が減少していき、それと共に波動的状況や意識も大きく向上していくでしょう。このように柔軟化・緩和や、波動上昇を伴いながら、あらゆる状況が改善していきます。


筋肉などの性質と緩和法
  「筋肉」を構成する「筋繊維(筋肉繊維)」は、硬直すると長さ・太さが萎縮、筋っぽくなり、繊維同士の隙間が小さくなります。柔軟な筋肉は「筋線維が太い」「繊維同士の隙間が大きい」「伸展性・可動性が高い」「筋肉内部・周囲の血管・リンパ管・神経・気脈の巡りが良い」という特徴があります。

「皮膚」は「表皮・真皮・皮下組織」の3層から構成され、その下に「脂肪組織」「筋肉」、その下に「骨」「軟骨」「主要な神経管」があります。「筋膜」は「筋肉・粘膜(口腔・内臓ほか)血管平滑筋の表面」に存在しています。

  「筋肉」は、幾つかの観点により分類されます。

筋肉の種類
・横紋筋(おうもんきん)
  ・外見上規則正しい横紋がみられるためにこう呼ばれる。
  ・「骨格筋」「皮筋(表情筋など)」「心筋」に区別される
・随意筋(ずいいきん)
  ・自己意識下で動かすことの出来る筋肉。
・不随意筋
  ・自己意識下で動かすことの出来ない筋肉。
・骨格筋
  ・すべて横紋筋かつ随意筋
  ・「端が骨などにくっついている物」「皮膚組織で終わる物」の2つがある。
  ・筋肉を所在で分類した場合、「骨格筋」「皮筋」「関節筋」と分ける。
.内臓筋
  ・随意筋(内臓筋のうちの)
    ・舌や咽頭など
  ・不随意筋(内臓筋のうちの)
    ・横隔膜や食道の一部など
  ・平滑筋(へいかつきん)
    ・すべて不随意筋・血管など
    ・横紋筋とは違い「サルコメア(筋節)のない筋肉」のことである(アクチン・ミオシンは少量存在する)。
    ・血管、食道の一部を除く消化管(胃・小腸・大腸など)、膀胱、子宮など。
    ・管状あるいは袋状器官では「壁」にみられる。
    ・消化管では、消化物を筋収縮により運ぶ役割を持つ。
  ・心筋
    ・すべて不随意筋、心臓
・皮筋(ひきん)
  ・筋肉を所在で分類したときに「骨や筋肉から起こり、もう一方の筋肉の端が皮膚と繋がっているもの」の総称。
  ・例えば「顔面筋(表情筋)」がある。

骨格筋
・力の発生の最小単位の構造(サルコメア)は、「アクチン」「ミオシン」というたんぱく質であり、
 これを「筋細線維」や「筋芽細胞」と呼ぶ。
・筋細線維が束になった、直径1000分の1mmの「筋原線維」がある。
・原線維が束になった、直径0.1mmの「筋線維(筋肉繊維)」がある。
・筋細線維が並列すると筋原線維が太くなり、直列すると筋長が長くなる。
・骨格筋は、全てが「横紋筋(おうもんきん)」且つ「随意筋」である。
・「横紋筋」には「アクチン」「ミオシン」が並び、
 外見上規則正しい横紋がみられるためにこう呼ばれる。
 「横紋筋」は、骨格筋、皮筋(表情筋など)と心筋に区別される。
・何層もの「筋膜(筋上膜・筋周膜・筋内膜)」が、横紋筋の表層部と成している。
・れらから構成される筋原繊維(線維)は細胞を貫いて並び、そのために細胞の区分はなく、
 細長く伸びて内部に筋原繊維の並んだところに複数の核がある、いわゆる合胞体となっている。
・外側から「何層もの筋膜(筋肉の表層の膜)」「筋繊維」「筋原繊維」
 「筋細線維(アクチン・ミオシン)」という順序の構造となっている。
・骨格筋は、「筋膜」が途中で「腱」に移行(変化)する。
 そして「骨膜」において「骨」と一体化します。
・「筋肉・筋膜」「腱」「骨膜」「骨」という順序の構造となっている。

「物を動かす動作」などで使われるのは、一般的に筋肉と呼ばれる時にイメージする「骨格筋」です。「血管の内皮(内壁)」は「平滑筋」となっていて、自律神経が支配、環境変化に応じて自律的に血管は緩和収縮します。

  「筋肉の電気伝導性」について、「骨格筋」は「電気伝導性が高い」という性質があり、「骨格筋の繊維の方向:約3Ωm」「骨格筋の直角方向:約7~10Ωm」です。また柔軟な筋肉ほど「量子が多い」「水分が多い」「障害となる不・斉一性としてのコリ状態がない」という点から、抵抗は少なくなります。人体には「正中線に近いほど、縦方向に広がる筋肉が多い」という傾向があり、これは「姿勢・中心線の維持」「体幹での情報伝達速度を早くする」「全身的な情報伝達の効率性」が要因と考えられます。「正中線付近の筋肉のコリは、波動上昇の大きな妨げになるもの」です。

「血管」は、外側から「外膜(結合組織層)」「血管平滑筋」「内皮(内皮下の結合組織層)」という順序の構造で、「動脈」に於いて「血管平滑筋」がよく発達、「血管平滑筋の収縮緩和で、血圧の上昇低下が起きる」となっています。「毛細血管では内皮層は極僅かであり、稀に結合組織を含む程度」「成人の血管を全て真っ直ぐ繋げると約10万キロメートル」「血管は能動的に血液輸送はしない(感知できる程の蠕動運動はしない)が、動脈(ある程度なら静脈も)は自律神経による筋層収縮によって、その内径を調節し、下流臓器への血量を変える」です。

  「筋膜」は「体の硬直・歪み」や、それによる「外見上の老化現象」「美容上の問題」を左右する、最も代表的な身体組織です。

筋膜
・「内臓」「粘膜組織」「筋肉繊維」「血管」を保護している膜組織。
・筋組織の滑動を助けたり、保護して、一定の位置にゆるく固定する。
・他の筋組織の、起始・付着点ともなる。
・自律神経や、脳からの知覚神経・運動神経の支配を受ける。
・主に機械的にきわめて強靭な「I型コラーゲン線維」からなる密性結合組織で、膠原線維束が種々の方向に交繊するように走る。
・たんぱく質繊維の「コラーゲン」と「エラスチン」が、メッシュ状に張り巡らされている。
・「コラーゲン」は「膠原線維(結合組織の細胞間に存在する最も普通の繊維)」「螺旋状のタンパク質3本を束ねた太い紐状組織」「強靭だが、伸縮性は無い」
・「エラスチン」は「弾性繊維」「短く細いコイル状の繊維が幾重にも枝分かれしたネット状組織」「伸縮性に富み、2.5倍に伸びる」
・線維間には少数の線維(芽)細胞が存在する。
・複層構造の表皮となっていて、あらゆる膜が連続的に繋がっている。以下の構造がある。
  ・表皮のすぐ下で全身を薄くおおう「浅筋膜(せんきんまく)」と「深筋膜(しんきんまく)」。
  ・筋肉を包む「筋外膜(きんがいまく)」。
  ・筋肉の中で線維を束ねる「筋周膜(きんしゅうまく)」や「筋内膜(きんないまく)」。

エラスチン
・コラーゲンの線維を支える役割を持つ線維であり「弾性線維」とも呼ばれる。
・「短く細いコイル状の繊維が幾重にも枝分かれしたネット状組織」「伸縮性に富み、2.5倍に伸びる」である。
・人体では「血管壁」「腱」「靱帯」に多く含まれていて、項靱帯で約78~80%、動脈で約50%、肺で約20%、真皮で約2~5%を占める。
・エラスチンは皮膚や血管では年齢と共に減少し、皺の原因となる。
・エラスチンは、生体内においてまず先駆体タンパク質・トロポエラスチン(分子量70,000)として、血管や平滑筋細胞、線維芽細胞などで生合成される。
・次にトロポエラスチン分子は、ミクロフィブリルと呼ばれる糖タンパク質の周囲や間隙に集合した後、分子間で適切に架橋されて弾性繊維のコアタンパク質であるエラスチンとなる。
・正常なエラスチンの形成には、この第一段階であるトロポエラスチンの規則的な自己集合が重要で、この自己集合を「コアセルベーション」と呼ぶ。
・また、コアセルベーションはエラスチンの形成のみならず、エラスチンの弾性機能の発現にも深く関与することが知られている。

体の姿勢の維持には「骨格」と「筋膜の伸展・張り」が重要です。「筋膜を含めた身体の膜組織」には「コラーゲン繊維」が多量に含まれ、その「耐衝撃性・弾力性」などの効果で、内部組織を守っています。そして柔軟な部位の筋膜は「エラスチン」が柔軟です。

しかし、身体に硬直・歪みが生じると「エラスチンにコラーゲンが癒合して、伸縮性を失わせる」「筋膜同士が癒合して硬直する」という現象が起きます。この状態が進行すると「複数の筋膜や筋肉・臓器・骨などが固着して全体的に硬直する」「血管・リンパ管・気脈・神経線維が圧迫される」「全身が連鎖的に硬直する」となります。強く硬直している「筋膜の伸展」がされると、自動的に「筋繊維の伸展」がされていくので、「筋肉の緩和」には「筋膜の伸展・緩和」を意識すると有効です。

  「筋繊維(筋細胞)はストレッチングの繰り返しで増殖し、筋繊維が長く伸びる」「回数と強度を上げるほど、筋細胞の成長は顕著になる」ということが判明しています。

「脳には筋肉を収縮させる信号はあるが、緩和させる信号は無い」「ごく弱い力で触れると、その部分の筋肉が緩む」とされます。これは「手当てやマッサージが、何故効果的なのか」の大きな理由です。「緊張緩和(副交感神経の優位)」→「余計な神経刺激の除去」という状態が、筋肉の緩和に重要です。ヨガなどでも筋肉は緩和しますが、これも前提として、「余計な神経刺激の除去」がされた状態だからと考えられます。無理にストレッチ運動などをすると、却って筋肉が難くなることがあります。緊張を促進している、脳のリミッターを上手く外すには、穏やかな心持でいるのが重要なようです。

「筋繊維(筋細」「筋膜」の伸展・緩和は、次のような状況で促進される
  • 無理のないストレッチング・伸展・緩和の運動や意識。
  • 手を当てたり、マッサージをすること。
  • 体が温まっている状態(お風呂など)
  • 血流を促進させる飲食物。
  • 高波動状態。

  「体の硬直・歪みの解消と柔軟化」は、先ずは「ツボとチャクラや、その周辺を重点的に行う」というのが効果的です。

「拮抗筋」という概念は重要です。これは「筋肉運動の際に反対の動きをする筋肉」で、「胴体を左右や前後に傾ける動作」では「片方が収縮・もう片方が緩和」します。「拮抗筋」は、ある筋肉に対して「左右・前後・上下・斜めの全方位のいずれかの場所」にあります。歪み解消・柔軟化に際しては「拮抗筋の両方を同時に施術する」と効果的です。これは「神経は、無意識下で大なり小なり緊張している」ので、「拮抗筋同士に緩和しても良いとの信号を送るのが重要」だからです。

「筋肉の起始と停止」という概念も重要です。これは「起始:筋肉の人体の中心側の端(体の中心に近い、あるいは収縮したときに、より小さくしか動かない骨のある側の端)」「停止:その反対側」という物です。要は「筋肉の始まりと終わりの場所」、当然ながらその両方向が、筋肉が一番伸びる方向で、最も緩和される方向です。また「ある部位の筋肉群と、違う部位の筋肉群が一体的な関係にある場合が多い(一体的に凝っている)」という事も重要で、例えば「頚部前方と顎の筋肉」などです。

「人体には縦・横・斜め(螺旋)の構造がある」と見られます。「縦の構造」は「チャクラ・経絡・背骨などの並び」に見られます。「横の構造」は「拮抗筋・ツボや、左右で対になっている部位・筋肉の、正中線を境にした左右両側の配置」に見られます。

「斜め(螺旋)の構造」について、「スパイラルテープ療法」という物があり、「スパイラル(らせん・渦巻き)状のテーピングを施すことにより、身体全体のバランスを無理なく整え、痛みを軽減もしくは消失する施術方法」と説明されています。「筋力の効果的な伝導法」は「ムチのような、連動性としなりのある筋力の伝導」で、これは「正中線に対する求心的な対数螺旋の三次元運動」とも言えます。また「手の握り」は「小指から順に、卵を握るようにする」のが良いとされ、これは「腕の力を最大限に伝える握り方」ですが、「螺旋的な動き」でもあります。

筋肉などには「筋肉の起始と停止を押さえると緩和しやすい」「拮抗筋の両方・複数の筋肉を押さえると緩和しやすい」「一体的な関係性にある筋肉群・部位の、複数の筋肉を押さえると緩和しやすい」という性質があり、これを取り入れた施術法はより有効です。また「関節をポキポキさせる」のは「神経・血管・軟骨などが傷付く」ので厳禁です。

  体の硬直・歪みの発生原理と、及ぼす影響
・本来の人体は「縦方向の主脈(経脈)」「横方向の支脈(絡脈)」という基本状態を基に、
 各種の脈・筋が綺麗に滑らかに並んでいる。
・「体の癖」が「体の歪み」を招き、この蓄積で「硬直(コリ・力み)」を生む。
・歪み・硬直があると「紐が絡み合ってグチャクチャになった状態」のようになり、
 「筋・脈の捩れ、元の位置からのズレ、圧縮された状態」を招く。
・「脈・筋の並びが本来の状態で、滑らか」であると、「波動が高くなる」。
 これは「組織の並びが整っている」→「波動の進行・共鳴の阻害要因が少ない」→
 「波動の斉一性上昇」→「リズム(周波数)の同期」→「波動が高まる」という原理による。
・しかし硬直・歪みがあると、「組織の並びの歪さ」→「波動の進行阻害」→
 「波動のリズムの非同期」→「波動共鳴の低下」「波動の減衰」という作用原理で波動低下する。
・「筋肉の伸びが阻害される」ので「柔軟性の低下」が生じ、
 「臓器・血管など各種器官の気血水・神経の循環阻害」が生じる。
・「硬直・歪み」のある部位には「体内の不要物質・有害物質が蓄積される」という現象が発生する。
 当該部位や、そこの細胞内に蓄積され、これにより各種の病気・症状・臭いが発生する。
  • また「癌細胞」は「有害物質を閉じ込める事で、延命させる役割を持つ、細胞の変化形」だが、
 癌細胞が臭いのは、硬直・歪みにより溜まった有害物質により体臭が起きる事と、同じ原理である。
・不要物質は「便・尿」や「痰」「鼻水」「汗」「涙」などの形で体外に排泄される。
・「硬直・歪み」は、常に解消され続けているが、多くの場合は再発生も伴っている。
・「硬直・歪みの解消」には「波動エネルギー」が必須で、
 「ゆったりした意識」「水分」「温熱」など、様々な要素が解消を促進する。

「コリ」「痰」などは炎症性の状態で、歪みをとって柔軟にしていくと、コリが取れると共に、不要物質が鼻水・痰などとして現れる事が多くなります。例えば「社会の諸問題の現象」は「コリ」、「悪化した炎症」は「重大な問題」、「社会の歪み不合理性など)」は「体の歪み」に相当すると考えられ、「コリの解消」には、原因の「体の歪みの解消」が必要です。

「歪み・力み・コリ」は「深部の筋肉の硬直化」に伴う物で、「体の歪みの長期化」→「深部の筋肉の癖(偏りと硬直化)」→「表層部の筋肉のコリ」という順で現れます。なので「表層部の筋肉のコリ」は、付随的に現れている物に過ぎません。

「深部の筋肉」に対しては、その微妙な歪みに対して、「歪んでいるか・曲がっているか」の状態の感知は難しい物があり、意識が届き難いです。更に認識しても「体自身が覚えてしまった深い癖」なので、「正常な姿勢を一時的にとる」ことにさえ「正常な姿勢のとり方を、どうやってやれば良いか、体や脳が知らない」という事が多いです。そして「体に力が力んだ状態・緊張した状態」だと「表層部の筋肉が硬直」して、「深部の筋肉・神経」には効果が届きません。なのでその感知・修正には「意識の集中」が必須で、「深いリラックス状態」も望まれます。

  人それぞれ「凝ってる場所・痛みのある場所」歪んでいる場所」は違うので、どこのツボが良いかも人それぞれです。寝床やお風呂で長い時間、指圧・施術・緩和を行うと効果的です。「最初は時間が掛かり、コリは残っていますが、次第に大きく改善され、コリが取れて柔軟になるでしょう。そうすると血流増加や歪みの解消も実感できますし、指圧する時間も少しで済むようになります。

「人体内部・中心部・正中線の方向への、各組織の密着から、筋肉や皮膚などを離していく」ような感じにすると、これにより「筋肉・皮膚・骨などの内部圧力」が低下して、「気血水(波動・血・リンパ)の流れ」が良くなる余地を生じていきます。この手法として「摘む」という行為がよく用いられ、他にもケースごとにやり方があり、「揉む・マッサージ・指圧」の基本です。

施術や柔軟化には「筋膜と内部の筋肉繊維」「筋肉・組織の固着状態と柔軟化」「毛細血管・動静脈吻合の拡張(後述)」という仕組みの理解があると、より効果的です。「筋肉・臓器の硬直状態」には「収縮した状態」「伸びた状態」「他の筋肉とくっついた状態」「歪んだ状態」があり、何れにも「更に伸ばして、押す・揉む・手当て・さするという行為で、筋膜を緩和」します。そして「毛細血管の拡張」によって、筋肉や各組織の内部に血液を行き渡らせて、気血水・神経の循環を良くすると共に、固着状態から柔軟な状態に代えていきます。なので「筋膜の伸展と緩和」「筋肉・各組織の隅々への、毛細血管の拡張と気血水・神経の巡り」を意識すると良いです。

  体が温まると「組織・筋肉・コラーゲン繊維などを伸展させる」「組織同士の固着が緩和する」「血行が改善する」「表皮・皮下組織、筋肉・器官、骨周辺の深部など各部位が緩和する」といった効果が、非常に高く発現します。この為にお風呂・温泉、温熱療法、軽い運動・静的運動(気功・ヨガなど)は、全身の柔軟化と波動上昇に非常に効果があります。熱いお風呂で「体がジンジンする」ことがありますが、これは「歪みの解消に伴う、筋肉繊維などが引っ張られた状態」が大きな要因と考えられます。

お風呂は入っているだけで柔軟化が進み、これは体にとても良い習慣です。昔から湯治で病気を癒す文化がありますが、これも理に適っていて、更に温泉の波動は高く、日本は恵まれた環境にあります。硬直・歪みが溜まった筋肉を動かせば、刺激により柔軟化が促進されるので、軽い運動・静的運動を随時行う必要があります。

体が温まると脱水が早く進むので、水分補給はこまめに行う必要があります。お風呂と軽い運動・静的運動と手当てを行って、水分補給をこまめに行って、人体の構造・波動構造を認識しておけば、柔軟化が進むと共に、体内の不要物質の排出が円滑に進んでいくでしょう。


血管の拡張
  「血管」には、主に「動脈」「静脈」「毛細血管」「動静脈吻合(AVA/グローミュー)」という4種類があります。

「動脈と静脈の壁」は「内膜・中膜・外膜の三層構造」となっています。

「内膜」は「緻密で1層に並ぶ内皮細胞と、外の内弾性膜と結合組織の層で構成される」「血管の内面は滑らかで、円滑な血行を齎す」「筋肉(平滑筋)と弾性繊維でできており、動脈と静脈では厚みが違う」、「外膜」は「線維性の膜で、血管を保護する」という性質があります。

「動脈」「静脈」は「木の枝のような広がり」を持ちます。

「毛細血管」は「組織細胞と物質をやりとりするため壁は薄く、1層の内皮細胞のみで構成」「動脈・静脈から無数に枝分かれし組織に網目状に巡っている」「直径5~10μmで、白血球・血漿等が血管細胞の隙間を通じて移動、ガス交換・栄養分・老廃物の運搬等を行う」という性質があります。

「動脈」「静脈」「毛細血管」は「筋肉(平滑筋)がある」、「動静脈吻合」は「筋肉が無い」「動脈から静脈へのバイパス」「温度変化に体が適応する為の構造」という性質があります。

「動静脈吻合」は、交感神経に支配され、毛細血管に動静脈吻合が1つ付いています。急な温度変化で毛細血管が閉じると、動静脈吻合が拡張、血液は「動脈→動静脈吻合→静脈→心臓」という経路をとり、これにより体温や発汗の調整、血の巡りが保たれています。またこれら器官・機能を「側副血管・側副循環・側副血行路・シャント血管」とも呼びます。

  「動静脈吻合」は「粘膜・唇・手足の指先に多く、耳・鼻・顔・首・胸・手の平などの無毛部の皮膚のみに存在」「皮膚表層の皮下1ミリにある」「手の血液は、2割が毛細血管、8割が動静脈吻合を通る」「新生・消滅を繰り返している」「急激な体温低下と、発熱効果での高熱防止という、暑さ寒さへの対策器官」「皮膚表層の動静脈吻合の活性化で、夏は暑さからのバリア(外気温との温度差の少なさや気化熱の発生)、冬は寒さからのバリアと成す(表層で血行を保ち、体幹の温度低下を防ぐ)」という性質があります。

毛細血管や動静脈吻合が不活性化すると、「気血の悪循環」「抹消の冷え・冷え性」「温度調節機能の低下・寒がりと暑がり」「高血圧」「心臓・血管・全身の硬直・老化・脆化」となります。日本人は「冷え性・肩や首のコリ」が非常に多く、これが主因であり、また「自律機能の低下症状・アレルギーなど」も多いですが、これの要因です。

「皮膚の良好な血行」があると「末梢血管の抵抗減少」「血液を末端に容易に送れる」ようになるので、「血圧低下」「心臓・血管・筋肉・神経の負担軽減・緩和・柔軟化」を齎します。更に「鬱血状態」から「重要な体幹部分への血液集中と血行改善」「基礎体温上昇」「緊張緩和と副交感神経の活性化」へと変化、「皮膚表層の良好な血行は、全身の気血水・神経の良好な循環を齎す」となります。そして「全身の自律機能の正常化」「組織状態の改善(皮膚・皮下組織の構造の緻密化や炎症防止等)」「内蔵機能正常化」「免疫力向上」「疼痛改善」「血色や不整形の改善」など、健康・美容に全面的な効果を齎します。

「動静脈吻合と毛細血管は、同様の行為・状態で活性化・不活性化する」ものです。その為には、部材である「コラーゲン繊維」の生成能力が重要、基本的にこれは摂る物でなく、体内で生成する物です。「動静脈吻合の活性化・新生」については「動静脈吻合はビタミンC・コラーゲン・カルシウムがあると再生され、更にコラーゲンが生成されていく」「温冷浴などの温度変化は動静脈吻合を再生する」とされます。「毛細血管の活性化・分枝伸長・新生」は「各種の栄養物質・生体物質」が齎し、例えば「ビタミンB・C・E・P(ルチン)」「唾液中のEGF(上皮成長因子)」「各種抗酸化物質」が良いとされます。「血管内皮細胞増殖因子(血管内皮細胞増殖因子」は「血管新生」「リンパ管新生」を行いますが、一般に「血管新生」は「創傷治癒」以外ではあまり起きません。

「動静脈吻合と毛細血管には温熱効果が重要、低熱状態では不活性化する」とされます。「動静脈吻合は脳・体幹部を守る為の機能で、体幹に近い首や、前腕を暖めると機能する」とされ、「首(特に後部)・肩・背中の肩甲骨周辺(褐色脂肪細胞が多い)を暖める」「襟巻き(マフラー)・ショール・ストール・スカーフなどを首に巻く」と効果的と思われます。家でもどこでも冷える訳で、今から何かを掛けたり巻いたりするのが良いでしょう。これら部位を暖めると、後述のように重要部位の「首を中心に、後頭部下部・肩・鎖骨の柔軟化」が成されて、これは非常に効果的です。人間と幾つかの動物種だけが「ビタミンCの生成能力が無い」ですが、「赤ちゃんは生後二ヶ月までビタミンC生成能力があり、その代替機能の一つとして、動静脈吻合がある」のだと言います。

  「血管の拡張」の効果の1つに「一酸化窒素の増加」があり、一酸化窒素の効果は「血管壁拡張」「血圧低下」「血液凝固や血栓の生成の防止(脳梗塞・心筋梗塞の予防)」「神経伝達物質」「広域での神経の発達」「シグナル伝達の物質の産生」「免疫機能」です。「血管内皮」は一酸化窒素をシグナルとして、周囲の平滑筋を弛緩、これで動脈が拡張して血流量を増えます。「鼻や肺の奥」「多くの酵素」から多く分泌されますが、現代生活では少なくなっています。

「血管の拡張」「筋肉や組織の柔軟化」「一酸化窒素の増加」と「毛細血管の拡張」は一体的な現象として起きます。「毛細血管が隅々まで開かれた状態」であると、「より少ない力で血液を末端まで送り届けられる」ので、却って「より必要な部位」である「体幹の中心部」に血液が集まり、「体幹中心部の血行活性化・鬱血減少」が起きます。

「毛細血管の拡張」が起きると、毛細血管が各組織の隅々に広がり、拡張していき、「筋肉・血管・各組織の柔軟化」が起きます。これに伴い「筋肉・血管・神経・骨・各組織の間の固着状態の解消」が起きて、「動きの柔軟化・可動域増加」が起きます。体が硬直していると、骨が筋肉などと固着していて、多くの筋肉が一体的に凝っている状態となっています。

ツボ押しやマッサージをしていると、「筋肉や組織が柔軟で拡張・膨張した状態」になります。これは「高波動状態による柔軟化」「毛細血管・リンパ管の拡張による、筋肉・組織の拡張」「組織と組織(骨・筋肉・皮下組織・血管など)が固着した状態から、引き離されたこと」によります。


骨と伝導、人体の共鳴
  「骨」は「骨膜」「骨質(緻密質・海綿質)」「骨髄(髄腔の内部)」から構成されます。主成分は「リン酸カルシウム」が66%、残りの殆どは、有機成分の「タイプI型コラーゲン」と、「軟骨」に主に分布する有機成分の「タイプII型」です。

高波動状態では、「骨」は「含有水分が多い」「コラーゲンが多い」「柔軟性が高い(高波動と水分量・コラーゲン量などの効果)」となります。骨では低波動状態・老化状態だと、コラーゲン繊維は硬化・粗くなり、カルシウム・リンが結合し難くなり、珪素が失われ、スカスカになります。骨は元々は可塑性があって、施術すると僅かに形状が変化していきます。

  「骨」は「電気伝導性」が高く、衝撃は「圧電効果」で電気が発生、これが全身に伝わります。「音」は「耳骨」で感知され、また「骨伝導」によっても、音は骨を伝って伝播されます。「振動する物体」を「頭部や頸部(乳様突起)」に装着、この振動が「内耳」に伝わると「骨導音」が聞こえます。

「骨は高周波の波を伝導しやすい」という特性があります。「超音波療法」を行うと、骨折が3~4割早くの治癒します。「骨導超音波」という物があり「骨伝導で呈示された超音波」「通常、ヒトは超音波を知覚できないが、骨伝導で呈示された場合は聴覚が健常な者だけでなく、一部の重度感音性難聴者にも聴覚として知覚される」「ヒトには知覚できないと考えられていた超音波であるのに明瞭に知覚されるということ、重度感音性難聴者にも比較的容易に知覚されるということから、通常の聴覚とは異なる知覚メカニズムに依っている可能性があると考えられている」という性質の身体機能です。

「ハイパーソニック・エフェクト(超高周波・超音波の効果)」について、「耳に聴こえない高周波が基幹脳(脳幹・視床・視床下部)を活性化する」「超高周波でアルファ波が増大、免疫力向上、ストレス減少、健康が増進する」とされ、「チェンバロ・薩摩琵琶・ガムラン(バリ島の伝統楽器)・熱帯雨林は、100〜200kHzの高次倍音成分が含まれる」「こういった効果が生じるレベルの超音波は自然界に多く、川のせせらぎ・滝の落ちる音・鳥の鳴き声・虫の鳴き声・風鈴の音色などにある」という効果が確認されています。「いすに座って音楽を聴きながら、その振動をも全身に伝えて心身をリラックスさせるシステム」の「ボディーソニック」には、鎮静効果・健康効果があります。

「太鼓を叩いた時の、音以外の、腹の底にズシンズシンと響く振動」などは「超低周波振動」と呼ばれ、太鼓など超低周波振動のうち一部には、生体の活性化効果があります。また「声(共鳴度の高い声・1/f揺らぎリズムがある声など)」「特定の周波数(ソルフェジオ周波数など)」にも、「生体の活性効果」「癒し効果」があります。

「発声」「声の通りを良くする方法」は「体全体で共鳴させる」「背骨・腹腔・胸腔・気道・頚部・頭部を共鳴させる」のが重要ですが、これは中々難しいです。この為には「骨と他の組織や、筋肉同士が分離している・固着してない」「各組織に柔軟性があり、筋肉・骨の可動性が高い」「各部位に細やかに意識が届く」「各部位が左右均等で、柔軟性と連動性のある動作をする」「適度の筋肉があって、帯まで充分な声が届くこと」「バランスの良く、どこにも力みがない、脱力した姿勢」「正中線・背骨・腹腔・胸腔・気道が拡張された状態であること(真っ直ぐの管で、顎を引く・噛み締めないなど)」「腹腔・胎・横隔膜・腹筋・丹田でコントロールする」「丹田付近を押し出したり、壁を作ったりする要領で、その上部を共鳴させる」という状態でなくてはなりません。「背骨・骨格:剛性組織」「筋肉:柔性組織」の適正バランスでの共振で、声は良く通るようになります。

「ロングトーン」は「同じ息の強さ、同じ音程を保ちながら、長く発声する歌唱法」、発声法・歌唱の基本で、これによって声が安定、 腹式呼吸・ビブラートに応用できるそうです。ロングトーンに関係して、「ロングブレス」という物があって、「丹田を締めるように呼吸すると、インナーマッスルの腹横筋が最も収縮する」「さらにその裏側にある多裂筋を鍛えれば腰痛になりにくい」と説かれています。これは、先ず「腹部(腹腔)・腰部・臀部の安定と、その強化」をして、そして「腹部(~下半身)のパワーで息を出す」という鍛錬をする物でしょう。

「何故腹部でコントロールするか」について、「胸郭:一体性・剛性」「腹部:柔軟性」「声の元の空気は胸郭・肺にある」という性質があり、「腹部のパワーで胸郭の空気を押し出す」からです。更に「境の横隔膜の柔軟性・下部の腹腔に下がった状況」が重要で、これで「胸部の不要な一体性・固着の解消」「胸郭・肺の拡大による声量増大と力み解消・柔軟化」「胸郭・腹腔の一体性の解消」「腹部の緊張解消」「腹部に力が篭った時も、緩衝材の役割を果たし、無駄な力を上部に伝えない」という役割を果たします。こういった事は「姿勢・動き・意識のバランス改善」「呼吸の正常化」「神経の沈静」と同一軌道の上にあって、発声の改善は波動の改善に繋がります。更にこれは「体内における、最も効率的な波動共鳴を起こす姿勢の追求」と同一軌道上の上にあります。見落とされがちですが「最大限の効率性とは、ある物を全て有効に用いること」であって、当然骨・骨格も波動共鳴には非常に重要です。

「芯まで響く」「骨身に沁みる」「芯まで温まる(お風呂・サウナ)」という表現があり、これは「奥底・中心にまで響くほどに、全身的に体感したり、全身的に振動数が上がったり(熱エネルギーで)、全感覚的に認識した」という事でしょう。上記事項は全てが、根本部分では「波動原理と振動・共鳴」という点で繋がっていて、「人体の奥底・中心まで響くような強い振動・共鳴が齎す波動的効果」と捉えられます。

そして「波」には「波長が短くなるほど、高周波数であるほど、直進性が高くなる」という性質があります。これにより「高周波数:効果範囲が広い・遠くまで効果が届く(量子もつれにより、近場にも効果は高い)」「低周波数:効果範囲が狭い」という特性があります。これにより、概して「高周波数の方は低周波数より波動効果が高い」「人体(全身や纏まった部位)の固有周波数に近い周波数が含まれていると、低周波数でも高い共鳴・振動効果を発揮する」と言えます。

  これらを併せると「共鳴・振動は、概して生命・物質の寿命を長期化させる、人を健康にさせる」「人体は共鳴器官である」「人体の共鳴度が高いほど、波動上昇して各種効果が得られる」「人体全体が共鳴するような、体・意識の奥底・中心まで響くような、振動・共鳴するような波(波動・波長)というのは、非常に波動的効果・健康効果が高い」「高周波数は波動上昇や、波動的な各種効果の発生を促進させる」と言えます。また「現代社会の、様々な非調和的な事象・状況は、人体・意識の共鳴の度合いを下げる事で、心身に途方もなく甚大な悪影響を齎している」「ストレス・怒り・利己主義などは、波動周波数が低いので(波長が大きい)、共鳴効果が低下する」と言えます。

「骨」は「波動を伝播する媒介」で、多くは「体や各部位の中心(付近)」にあり、「中心は波動が高い場所」です。更に「相似形の骨格の部位」というのが人体に何箇所もあり、「波動は共通性のある物は共鳴・共振する」という性質があります。例えば「上下の顎:鎖骨:肋骨(前面部の)」は相似形で、この間を気脈が通り、一方が柔軟化すると、他方も柔軟化するという相関関係が見られます。「森羅万象は結び付きあって存在する」「フラクタル的・自己相似的な物は、共鳴の効果で波動が高い」という波動的性質から、この現象は説明され、「同じ・類似の構造の人体組織は、相互の共鳴度が高い」と言えます。

人体の構造から考えて「背骨を中心に、各骨格が共鳴しているほどであると、これは人体全体が共鳴している状態である」「他の意識との共鳴と、意識による人体・骨格・各器官の共鳴を心掛けていると、波動は上昇する」「共鳴する・振動する・響かせると良く、こういった性質を持つ事物が良い」と言えます。

人体・意識において「波動」とは「共鳴して増やす物」「共鳴する・させる事で各種効果を得る物」です。「体全体の共鳴という最大目標に対して、骨格全体が共鳴している状態というのは、目標の1つ」です。目標の後2つは「背骨の共鳴」「チャクラと心の御柱の共鳴」です。

  人体で最も硬直しやすい場所は「骨と筋肉(筋膜)・各組織の間」、次いで「筋膜と筋膜の間」「頭蓋骨の縫合線」とみられます。「気を集中させて、骨と接合部位を共鳴・振動させる」ようにすると、「骨の振動の増加・活性化」と共に、「骨と筋肉(筋膜)・各組織の間の強固な硬直」も解消されて、ゆるゆるな感じになっていきます。歪みを解消すれば、筋肉を柔軟化すれば、波動を改善すれば、自然に骨格は原初の位置に戻ります。これに伴って「骨と筋肉(筋膜)・各組織の間の気血水・神経の循環改善」「骨格筋・神経の緊張緩和」「骨・筋肉の歪み・抑制の解消」が成されます。また「接合する骨・部位と一体で共鳴させる」ようにすれば、更に効果範囲と、「人体の一体的な共鳴の能力」が高まります。

その手法としては、「共鳴・振動させる骨を、指・手の平で触れて、気を流す」「指先で皮膚に触れて、そこのジンジン来るような血流や、気血の流れを感じて、それに対して指・手の平から気を流し込んで、意識で同調させ、共鳴・振動させる」という手法が一般的です。

「気の流れや気脈を感じたら、それに沿った範囲の部位の気を、意識によって同調・共鳴・振動させる」「ピリピリする流れを感じたら、それに同調・共鳴・振動させる」「微かな耳鳴りを感じたら、それに同調して、その音・波動と任意の部位を共鳴させる」という物が考えられます。これは「深い沈静状態」「硬直という強い力に、体が支配されていない状態」でないと、気に対しての認知・同調・共鳴が出来ないので、寝床やお風呂などで行うのが必要です。

「気を流して、骨・骨格を共鳴・振動させる」には、「骨の位置・形状・働き」「接合する部位・組織」を認識しておくことが重要です。細かく認識する必要は無くても、大まかな認知をしていないと、「何を目的に行うのかの理解」「深部の骨への、気を用いての働き掛け」「意識による気の所作の指定」がないと、効果が限定されます。ただ表面近くにある骨や、よく知っている骨は、その限りではないでしょう。「下顎骨」と「鎖骨」の間には、重要な気脈が通っていて、互いに強く関連した部位で共鳴しやすく、両方の骨を意識して、気に同調していくと、両方の骨とその間に気が流れます。


神経と修復
  神経細胞(ニューロン)
・神経系を構成する細胞、機能は情報処理と情報伝達に特化している。
・神経細胞へ入力刺激が入ってきた場合に、「活動電位」を発生させ、他の細胞に情報を伝達する。
・「活動電位」は「非常に短時間のイオンの電位変化」である。
 これを「インパルス(神経衝撃)」とも呼び、「発火」にも例えられる。
・ひとつの神経細胞に複数の細胞から入力したり、
 活動電位がおきる閾値を変化させたりすることにより、情報の修飾が行われる。
・神経活動には、多くの代謝活動を要する。
 静止膜電位の維持と活動電位からの回復のために、エネルギー物質「ATP」を莫大に消費している。
 ヒトの脳の質量は体重の2%程度なのに対し、グルコースは25%を消費する。
・神経細胞は主に3つの部分に区分けされ、「細胞核」のある「細胞体」、
 「他の細胞からの入力」を受ける「樹状突起」、「他の細胞に出力」する「軸索」に分けられる。
・「軸策」は、最長1メートル近くもある「細長い突起」である。
・樹状突起と軸索は発生的にはほぼ同じ過程をたどるため、両者をまとめて「神経突起」とも言う。
・「前の細胞の軸索終末と、後ろの細胞の樹状突起の間の情報を伝達する部分」には、
 微小な間隙を持つ「シナプス」と呼ばれる「化学物質による伝達構造」が形成されている。
・神経細胞の中には、光や機械的刺激などに反応する「感覚細胞」や、
 筋繊維に出力する「運動神経の細胞」などもある。
・シナプスを通して多くの神経細胞が結びついた構造を「神経回路網(神経ネットワーク)」と呼ぶ。
・主に、神経細胞に栄養を補給したり、修復を担う細胞を「グリア細胞」と呼ぶ。
・唾液の「NGF(神経成長因子)」などを受けて神経は成長、
 軸索を伸ばし、シナプスを形成して神経回路を形成していく。
・「神経伝達物質」は「シナプスで情報伝達を介在する物質」で、
 「セロトニン」を始め、多くの種類がある。

「神経」の電気伝導の速度を決める要因は「繊維の太さ」「髄鞘と呼ばれる神経繊維を取り巻く絶縁体の太さ」、両方とも太いほど伝わります。また「皮膚神経」「交感神経」は「無髄線維(髄鞘が無い)」、それ以外は「有髄線維」で、「有髄線維は電気の伝達速度が速い」です。「一般に、骨格筋運動と付随する固有感覚、部位のはっきりした皮膚感覚は伝導速度の速い線維を、交感神経活動や鈍痛などは伝導速度の遅い線維を利用して伝えられる」という性質があります。

  「神経細胞の成長・修復」は以下の促進物質とメカニズムがある
・「NGF(神経成長因子)」
  ・唾液に存在。
・「インスリン様成長因子(IGFs)」
  ・動物の成長や発達を促進するホルモン。
  ・IGF-1は主に肝臓で生成。
  ・IGF-2は脳・腎臓・膵臓・筋肉から分泌される。
・「SVH1」
  ・神経細胞の外にあるタンパク質
・「TRPV2(トリップブイ2)」
  ・神経の軸策の表面に点在する。
  ・神経細胞がさすられた刺激を感じ取ると、損傷した神経を修復する。
・「脳由来神経栄養因子(BDNF)」
  ・脳の神経細胞や、脳に栄養を送る血管の形成を促す。
  ・運動すると、脳の中でさかんに分泌される。

「インスリン様成長因子(IGFs)」は、高波動状態で増加します。「IGF-1」は「体の殆どの細胞、特に筋肉・骨・肝臓・腎臓・神経・皮膚・肺の細胞に影響を及ぼす」「主に肝臓から生成される」「インスリン様効果がある」「細胞(特に神経細胞)の成長・発達、細胞DNA合成を調節を行う」という物質です。「IGF-2」は「脳・腎臓・膵臓・筋肉から分泌される」という物質です。「IGFsの減少」は「老化現象」「神経細胞の縮小」を招きます。

「青い光」には「IGF-1」を増やして、神経を伸ばす働きがあります。これは「青い光を皮膚表面に照射すると、青色光センサー(クリプトクロム)を通じて知覚神経を刺激、照射部近傍で神経末端から、強力な血管拡張ペプチド・降圧ペプチドのCGRPが放出され、IGF-1が増加する(照射部近傍の局所性の反応)」「一方、知覚神経が刺激されると、その信号は神経を伝達して中枢に伝達され、さらに視床、視床下部、延髄と伝えられて副交感神経を刺激し、全身の末梢組織のIGF-1産生を促進する(中枢を介した全身性の反応)」というメカニズムです。しかしモニター・LEDなどからの「青い光」には、「目の疲労」「概日リズムの狂い」「自律神経失調症」など各種障害を起こすとの報告もあります。

神経細胞の外にあるタンパク質「SVH1」が、内部と細胞膜上にある「SVH2」結合して信号を送り、神経の再生が進むというメカニズムも判明しています。しかしこのたんぱく質は、人間では少ないという難点があります。

「神経細胞がさすられた刺激を感じ取ると、損傷した神経を修復する」ことが判明しています。「軸策」の表面に点在する「TRPV2(トリップブイ2)」は「熱を感じる分子センサー」「伸展を促す物理的な刺激を感じる"細胞伸展センサー"」を担っています。そして「皮膚をさすったり、引っ張ったりして力が加わると、神経細胞を活性化させるカルシウムを突起の中に取り込み、その結果、軸策の突起が伸び、ダメージを受けて萎縮した突起が元に戻っていく」とされます。交通事故などで損傷し断裂した神経も、TRPV2により回復することが判明しています。

「TRPV2」は「小腸や大腸の壁の近くの神経細胞の膜」「消化管の運動神経」に多く存在、52度以上で活性化します。「消化管が伸び縮みの感知」「胃腸の運動・ぜん動運動」に関わり、「TRPV2が働いて扉が開くと、IGF-1のカルシウムイオンが神経細胞内に入り、一酸化窒素の放出を促して筋肉(血管・臓器)を伸ばし、消化管をより弛緩する」というメカニズムで、TRPV2を活性化させる薬を使うと、小腸が緩み、便通が良くなる事が判明しています。こまた「TRPV2」には「前駆破骨細胞から破骨細胞への分化を誘導する」役割もあります。こから「TRPV2」は「腸内温度が高い状態など、腸が活性化すると増える」「神経細胞の成長・温度感知・筋肉・血管・臓器の緩和・骨の再生、という役割を持つ」と考えられます。類似の「TRPV1」は「とうがらしの辛み成分・カプサイシンの受容体」などとして知られ、主に「神経細胞の膜の中」にあります。

これは「温覚・冷覚」のメカニズムで、現在は6種類が確認されています。「温覚」は「TRPV1・TRPV2・TRPV3・TRPV4」、「冷覚」は「TRPM8・TRPA1」です。それぞれ感じる温度が異なり、「TRPV:52度以上」「
「TRPV1:43度以上」「TRPV3:32~39度以上」「TRPV4:37~35度以上」「TRPM8:25~28度以下」「TRPA1:17度以下」です。これらは「自律神経」から「視床」を経て、大脳皮質の「体性感覚野」に伝わります。どの部位が熱いか冷たいかを認識、温度は大まかに認識されます。

これらは「イオンチャネル」と呼ばれる、「細胞の生体膜(細胞膜・内膜など)の、膜貫通タンパク質メカニズム」の機能です。イオンチャネルは「受動的にイオンを透過させるタンパク質の総称」「細胞の膜電位を維持・変化させるほか、細胞でのイオンの流出入もおこなう」「神経細胞など電気的興奮性細胞での活動電位の発生、感覚細胞での受容器電位の発生、細胞での静止膜電位の維持などに関与する」という物です。

「イオン」について、大雑把に「陽イオン:通常の原子より、原子内に電子が少ない状態」「陰イオン:通常の原子より、原子内に電子が多い状態」です。効果が高いといわれる「マイナスイオン」との言葉は「陰イオンが多い状態」を指します。これは波動原理的には「高波動:量子エネルギーが多い状態:陰イオンが多い状態」「低波動:量子エネルギーが少ない状態:陽イオンが多い状態」と言えます。9個ある「TRPチャネル」は「陽イオンを運ぶチャネル」です。「人体」は、「個別器官」では「陽イオン・陽イオンが多い状態」も必要な事が多く、「総体的」には「高波動・陰イオンが多い状態」が必要です。そして「全ての人体組織の働き」は「人体が総体的に高波動だと向上する物」「気血水・神経の循環が良いと向上する物」です。

「運動すると、脳由来神経栄養因子(BDNF)が脳の中でさかんに分泌される」「BDNFは、脳神経細胞や、脳に栄養を送る血管の形成を促す」という事が判明しています。更に運動には「神経結合を増やす」「ドーパミン・セロトニン・ノルアドレナリンなど、神経伝達物資の分泌を促す」という効果があり、「有酸素運動は海馬を大きくする」という効果もあります。

  体中の「神経」は、目に見えないくらい細い「神経線維」の集合体です。神経の結節点「神経節」では、神経が膨らんだ状態となっていて、「神経細胞体」があります。「神経節が、構造的に中枢から独立した神経細胞の集合体を作っているのは、中枢に至らない反射経路などを形成して、種々の自律的・反射的調節に寄与するためではないかと考えられる(Wikipedia)」。

「神経叢」は「幾つかの神経が分岐・絡み合った網目構造」を指します。「神経節は頭部と胴体にある」「神経叢は胴体にある」「胴体部分の神経節・神経叢は背骨周辺にある」となっています。

「神経系」は、「主に神経細胞の連鎖によって作られる神経と通して、外部の情報の伝達と処理を行う動物の器官」です。純粋に1つの神経系の活動だけをしている神経は少なく、これらは目安としての分類です。

神経系は、神経系の中で多数の神経細胞が集まって大きなまとまりになっている「中枢神経系(脳・脊髄)」と、全身に分散している「末梢神経系」に別れます。「末梢神経」は、「体の知覚・運動を制御」する「体性神経系」と、「内臓・血管などの自動的制御」に関わる「自律神経系」に大別されます。「体性神経系」は「感覚神経」と「運動神経」があり、「感覚神経」は「体性感覚や特殊感覚に基づく骨格筋の反射による運動機能の調節」「体や内臓の感覚の動きを送信するために信号を伝える」、「運動神経」は「大脳皮質の働きに基づく意志による運動機能」「体や内臓の筋肉の動きを指令するために信号を伝える」というのが役割です。「自律神経系」は「交感神経」「副交感神経」に大別されます。「交感神経は激しい活動の時に働く」「副交感神経は安静・体の修復・食事の時などに働く」という物です。

《主要な神経叢》
頸神経叢
・頸神経の前枝がつくる。
腕神経叢
・頸神経の前枝がつくる。
腰仙骨神経叢(腰神経叢・仙骨神経叢)
・腰神経の前枝と仙骨神経の前枝がつくる。
腹腔神経叢(太陽神経叢)
・内臓機能を統括する。
上腸間膜動脈神経叢

《主要な神経節》
+頭部
毛様体神経節
三叉神経節(半月神経節・ガッセル神経節)
膝神経節
翼口蓋神経節
上神経節
下神経節
+頭部以外
脊髄後根神経節(脊髄神経節・後根神経節・背根神経節)
・脊髄後部の脊髄後根
・感覚神経細胞が集合
星状神経節
・首の付け根の、第七頚椎付近
・交感神経
幹神経節(交感神経幹・椎傍神経節)
・脊柱の両側
・その外側の脊柱起立筋を支配する
椎前神経節
・背骨の前面、腹部の大動脈の周辺
・腹腔神経節、上腸間膜神経節などの総称。

  神経が酷使され続けると、神経細胞は疲弊して、神経線維は縮小します。「神経をよく使った高齢者は長生きの人が多い」という報告例がありますが、活動し過ぎには弊害も伴います。「手当て」をし続けると神経が疲弊するので、「総時間の限度」「睡眠時は一時的に行うとする」「特に生体の修復が活発な午前0時~2時の睡眠時は避ける」ということを留意する必要があります。ただこれは、ずっと続けた場合の問題で、例えば「手が熱い状態が続く」「神経の疲労を感じる」などが目安でしょう。また「無・空などの無意識状態」ならば「神経が活発化していないので、この問題はあまり起こらない(本当に無意識ならば)」となり、「睡眠時などは無意識状態で行うのが良い」と思われます。

またもう1つの方法として、「頚部以下の神経叢・神経節に、手当ての意識を担わせる」という方法があります。これは「脳を経由させない」という物で、「脳と多くの神経回路を休ませ、疲労からの修復を行わせる」「量子エネルギーの浪費を防ぐ」「効率的な身体機能を構築する」という効果があります。「脳の中央司令室としての役割を増加させる」もので、「胴体で共鳴させて、更に脳からのある程度の意識で、効率的に高い共鳴効果を挙げる」という事も出来ます。


反射区と足裏・足について

  「反射区」は「リフレクソロジー」などの概念で、「手掌・足裏などにある、内臓や各器官に繋がるといわれる、末梢神経が集中する場所」「全身に10本のエネルギーラインが通る」「点的なツボに対して、面的な範囲を捉える」という物です。「全身の反射区が集まっている部位」は、「手の平・手の甲」「足裏・足の甲・足指」「耳」「歯茎」「舌」「目」と言われます。

反射区は「体の気脈が一箇所に集まっている部位」「その部位が改善すると、対応する部位も改善する」ので、集中的に緩和する必要があります。波動的に体は主に「頭部」「胴体・頚部・腕」「足」の構造に別れていると推察され、頭部や正中線や胴体などの何処か改善すると、他の場所の状態も改善し、同時に手の平や足裏も改善・柔軟化していくと思われます。また反射区や、こういった構造は、1つには人体のフラクタル性を高めるのがその存在理由で、常に対応する部位同士が共鳴していると考えられます。

「歯茎」は血流の多い場所ですが、現代生活では姿勢の悪さが影響して、頚部からの血流が低下、口腔衛生や美容にも響きます。ここには「唇の上からのツボ押し」「歯茎へのツボ押し・マッサージ」が有効で、「舌」「口腔全体」の気血水・神経の循環が改善します。

「目」は、両目の間のやや上の眉間にある「松果体」と、関係性が深いです。ここには緊張を緩和して、眉間にシワが寄るような状態は避け、目の周囲や眉間に手当てをすると良いでしょう。然し、根本的な血行改善は中々難しく、人体の中でも最後の方に改善する場所とも考えられます。「耳」は「ツボ・反射区」が非常に多く、周辺も含めて「手当て」が良いでしょう。

  「足裏」と「手の平・手の甲」は、上記のように、全身を表す反射区の部位です。しかも簡単に多大な効果が得られ、この部位は確実に施術する必要があります。

「足裏のツボ・反射区」「足の甲・足指(足指のあいだ」の、つまり「踵から先」は、充分に気が通っている必要があります。そうなっていない場合は、全身各所に多くの症状・歪み・硬直があります。気が通っていれば、それだけで体全体が活性化、非常に柔軟化をしやすくなります。方法は「青竹踏み」「ぐりぐりの付いた器具」「指圧」「揉み解す」「手当て」が有効です。

「足の内側面は、背骨・頭部の反射区」「親指:頭部、親指の付け根:首、踵に向かって気管支・肺・胃・腸・膀胱と並ぶ」とされます。「大地の気は足裏から取り込まれる」と言い、気功には「足裏呼吸」という手法があります。

現代人の立ち姿勢は、「踵重心」「O脚・X脚」などの状態も多いです。外側に重心があると「内反拇指・内反足・内反膝」「骨盤の開いた状態」「外側・側面の筋肉の硬直」になります。踵重心だと「骨盤・脊椎・頭部に、そのまま衝撃が伝わり、痛めやすい」となり、何れもバランスが悪くなります。

この原因は「足裏・足指のアーチが足りなく、どうしても踵や小指側に重心が傾く」「体の内側の筋肉量・組織密度が足りなく、外側に偏っている(足の内側の筋肉量が少ない)」というのが主因で、更に、その原因は「幼児期に足裏への刺激が足りなかった事」とされます。最も重要なのは「足指、特に拇指で大地を踏みしめて歩く事」とされ、これにより「足の内側の筋肉・神経などの発達」→「正常な足や重心になる」とされます。また、現代生活では一般的に「足裏が縦横ともに、中心へと圧縮された状態」になっていて、「足裏の縦横方向への伸長」をする必要があります。

「足の内側面は、背骨の構造」という点と、人体構造・波動的構造とを考えると、「足裏の外側面は、気道の構造(横隔膜~鼻)に対応する構造」という可能性が推察されます。また「足裏の外側面や、小指と薬指の間から踵への延長線の硬直」は「呼吸器・気道の構造の硬直・狭窄化」「人体の膜構造の筋膜と、筋肉・内臓・体表部・体側部の硬直と、内側への圧迫」を、もたらすとも推察されます。これは「第6チャクラ(喉)は、呼吸器・膜構造に対応する」という点から、類推される物です。構造上「足裏は縦方向に気脈が走っている」ので「縦方向になぞって、歪みを解消する」「親指側で背骨の歪み・硬直を、小指側で呼吸器・筋肉の歪み・硬直を解消する」のが有効でしょう。

「足指には、体の分泌腺に対応する反射区がある」とされます。「分泌腺」とは「ホルモンなどの分泌活動を行う細胞の集まり」です。「足指の親指と人差し指のあいだと指の部分には、脳・視神経・聴覚神経などを刺激する反射区がある」という説があり、ここは「下駄」を履くと、鼻緒の刺激で当該部位が活性化するとも言います。また「肝経(肝臓)は親指へ伸びる、胃経(胃)は人差し指に伸びる」「親指はすい臓機能に、中指は腸機能纏わる」などの説があります。「足指は開いている・伸びている方が良い」「足指の間の筋力は強い方が良い」です。「五本指の靴下」「足指を開くグッズ」などは、「踵から先の健康=全身の健康」に非常に効果的です。また「大地にはその土地の気が流れている」ので、「土壌・岩場・草原・海岸・水辺などを裸足で歩く」のは、とても効果があります。

「足首」「手首」「首」は、形状・性質が似ています。運動では柔軟に保つ必要がある部位で、ここが硬直していると、全身と動作全体が硬直します。「アキレス腱は正中線に対応する」と考えられ、また「踵の土踏まず側は、生殖器の反射区」とされます。これらから「足首・アキレス腱が柔軟で、真っ直ぐ立っている事が、立位の基本姿勢として大事」であり、「踵は骨盤に対応する」という可能性も考えられます。

こういった運動により、足裏側の「短指屈筋」「長指屈筋」「虫様筋」や、足の甲側の「背側骨間筋」、「親指に繋がる第1中足骨~小指に繋がる第5中足骨」「中足指節関節」が正常化していきます。

  高波動状態では「細胞やコラーゲンなどの緻密化」により、「各部位が肉厚になる」という現象が確認されます。逆に低波動状態では、気血の不良も相まって「各部位が薄くなる・後退する・組織が痩せる」となります。


と意識の密接な相関、手当て・さすることの効果

  「手・手の平・指」からは「多量の量子エネルギーの放出」がされています。「合掌」をすると、「波動共鳴」によって「更に多数の量子エネルギー放出」がされます。また「右手・右半身と、左手・左半身は波動周波数が異なり、両手を合わせると波動が調整される」という説もあります。

手から放出される大量の「バイオフォトン」は「DNAに刻まれた生体の基本情報」を帯びていて、これにより「生体の基本情報が送信」「受信した細胞による、生体情報の活用・、正しいバイオリズムの形成」がされます。「量子エネルギーには、意識次第で、特定の意識が付加される」「その意識の波動は、脳から発せられる」ので、「柔軟化の意識が乗った波動」は「手から発する波動」「脳から発する波動」「両方の中間地点(中間地点で波動共鳴が起き、多量の波動が発生する)」と、主に3箇所から波動が放出されます。

「脳は3分の1が手を動かしたり、手からの情報を感じるためにある」「手からは人体最大のバイオフォトンが放出されている」とされます。手を刺激したり、動かすと、「運動野(運動を司令)」「運動前野(運動の計画を立てる)」「感覚野(感覚処理)」などの血流が2~3割増加します。「指・手先」には最も神経が集中、手は「足」と共に「第二の心臓」と呼ばれます。全ての体細胞からは「生体が発する光」である「バイオフォトン」が放たれていますが、「手は最もバイオフォトンが多い部位」です。「手からの、多量の量子エネルギーの放出」は、これらに拠る物で、手や腕の動き伴って「脳の活性化」「意識の放出」「バイオフォトンの放出」がされます。

「高波動状態」「バイオフォトン」「温熱効果」「意識の効果」があると、「量子エネルギー増加」→「不調箇所の症状の情報伝達の円滑化と、各メカニズムの発動による、対策の正確な実行という、自律機能の向上」が齎され、これにより「血管・気脈・リンパ管・神経が適度に成長する」という効果があります。そして「筋肉・関節・骨・臓器・各組織の柔軟化と活性化」が齎されます。

これにより「手当て」「さする」「撫でる」「指圧」「揉む・摘む」「按摩・マッサージ」「手かざし」「手で押さえて揺らしたり回す」などの「手を用いた施術行為」には、「高いヒーリング効果」「高い波動効果」「生体機能の改善」「人体の波動的構造の構築」「正しいバイオリズムの形成」という効果があります。

  「手」は「ツボ・反射区」が非常に多い場所です。「手と足の裏は、体全体を表している」「手の平は体の前面、手の甲は背面を表す」とされ、「手の平」には「全身のツボと反射区」があります。「手当て・さする・指圧などを繰り返していると、手自体が活性化する」となります。しかし波動というのは、意識していないと中々深部までは届かず、また日頃の体の硬直や緊張を反映して、手はかなり凝っています。

「手のツボ・反射区」に対しても、意識を持ったり、指圧する事で効果が拡大します。これにより「波動・意識伝達の円滑化」「柔軟化の早期進展」「神経の疲労の減少」「量子エネルギーの無駄の減少」「波動上昇効果」も得られます。「手のツボ・反射区の活性化」がされていて、更に「手当て・さすり・指圧の繰り返しによる、手の活性化」が成されると、単に手による施術を繰り返すだけより、遥かに有効でしょう。

「指圧で最も効果が高い指は親指」です。これは筋肉・神経・血管の発達から、当然の現象です。親指や人差し指でツボを活性化させ、気脈を通すと、その後に手当てするにしても、より効果的です。

「赤ちゃんを愛しく撫でる」という行為を行えば、「オキシトシン」などの効果も加わって、赤ちゃんにも行った人にも、「波動向上・治癒能力向上・精神安定化」の効果が齎されます。更にその場の波動も高くなり、周りにも伝播します。「生誕直後から脊柱付近を擦ると神経の発達が良くなる」という説があり、当然チャクラも活性化され、赤ちゃんには手の波動効果が欠かせません。「飲食物に手の平から意識を送る」という行為が行えば、その通りに波動が改質され、体に良い物となり、毒物も幾らかは無毒化していきます。波動が高いと、神経繊維の発達がよく発達しますが、日本人は手先が器用なのは、往古の日本人の積み重ねた「地霊」によるのかもしれません。

  「手当て」は、「自らの体に手当てする」のも非常に効果があります。手は当てているだけで、かなりの早期に、筋肉や皮下組織などに対して「温まる」「柔らかくなる」という効果を齎します。「手当て」は、表面部の改善には非常に効果的です。

「さする」「撫でる」という行為には、「心を落ち着かせる」という効果が伴います。これは「さするのが、人体に良い行為なので、そのような感覚を呼び起こすように、DNAに埋め込まれている」と考えられます。「子供にさすりながら、痛いの痛いの飛んでけをする」のは、とても効果があります。

更に上記のように、「さする」「撫でる」「皮下組織・筋肉を手で揺する・回す」「按摩・マッサージ」などの行為には、「神経の成長促進」の効果があります。「ゆらゆらと振るえ」とあるように、「振動する・させる」のは生体を活性化させます。「日頃硬直して、柔軟な動きを神経が覚えていない」という状況に対して、これらの行為では「柔軟で適度な振動が与えられる」ので、「柔軟な動き(を覚える事)」「気血水・神経の循環改善」の効果が高いです。。「鎮静効果」があるので、特に神経が過敏に成り易い場所に効果があり、「みぞおち(胃)」「丹田(腸)」には特に有効です。みぞおちの項で後述しますが、特にこの部位を摩ると、万能の効果を示します。また「神経の障害が起きた部位」「各種の障害のある部位」に対しては、「さする」「皮下組織・筋肉を手で揺する・回す」というのがとても大事です。

「両手を重ねる」のも有効で、睡眠時などは「両手を重ねて手当てする」と非常に良いです。お祈りは「眉間か胸の前で合掌する」のが通例ですが、これは波動的にも理に適っていて、「松果体や胸のチャクラの開発」に有効でしょう。

  「手・手首・手の平・指の硬直」には「握ることで手のつぼを押す、グリグリした突起の付いた器具」が有効です。特に「手の平の中央」が押されますが、ここには「労宮(ろうきゅう)」のツボがあり、「不老長寿のポイント」とも呼ばれ、「血行改善・疲労回復・集中力向上・循環器系統の保護」などの効果があります。

「手指・手の平は、波動のセンサー的な役割を持つ」とも言え、「手指・手の平を手当てしていると、自然と脳が状態を読み取り、松果体が波動を拡大する」という作用を発現させます。波動的に繊細な能力を持つ人は、指を当てると、そこの波動的な状態・情報が分かります。こういった能力は、経験や集中度で向上しますが、間脳の特に松果体の高い能力・状態も必要です。ツボ・反射区が集中する手の平や足裏に、手指・手の平二手当てしていると、自然とこういった能力は磨かれていくでしょう。

「手首~手の平・指」において、「手首の真ん中~手の平~中指:正中線」 「親指側:体の前面」「小指側:体の背面」に対応します。体の左半身・右半身のどちらかに硬直・歪みが偏っている場合は、左右の手の「手首の真ん中~手の平~中指」の、特に中指を真っ直ぐ伸ばすに際して、違和感があるかもしれません。こういった場合は「中指から手首までを、もう片方の手で後方に反らす」というのが有効です。「両手の指の内側を押し合う(手の平は合わせない)」「手の指回し」も有効でしょう。「中指を、反対側の手の人差し指~小指で握り、親指を手の平の中央(労宮)に当てる」「そして仰向けに寝て、丹田の上に両手を置く」、これは波動の上昇にかなり効果のある姿勢だと思います。

  「人体の波動が高い部位」としては「頭部」「心臓」「小腸」「手」「肘」「膝」「脛(すね)・脹脛(ふくらはぎ)」「足裏」「ツボ・チャクラ」「神経叢(神経が集まっている場所)」が挙げられます。「波動共鳴の効果」は「乗数的効果」になって現れ、例えば「手:10の波動」X「波動の高い場所:10」=「100」と「手:10」「波動の低い場所:1」=「10」いうような差のように、「波動の高い物同士は近い場所にある方が、乗数的に量子エネルギーの量と波動効果が拡大する」という性質があります。拠って「全体的に多くの場所に手当てする中で、これら部位を重点的に手当てする」というのが有効です。

「頚部から上の動き・感覚には、脳の3割の神経細胞が使われる」とされ、「頚部から上の手当てを行うと、脳活動の6割が使われる」ようになります。「頭部・頚部のコリ」に対しては、睡眠時・リラックスした時・お風呂などで手当てをすると、非常に効果があります。

また「超意識状態」などで見られるような、「全身を同調させる感覚」を持てば、更にそれ以上の脳活動が使われ、「全身の波動が共鳴」していきます。このように「深いリラックス状態」で、「意識と手の波動を同調させる」という「手当て・指圧」という行為は、「柔軟化・歪み解消・コリ改善には最も有効な手段」です。端的に言うと、何となく手を当てているだけでも、「体の波動・状態の改善」「脳・意識の活性化」「波動能力の向上」が成されます。

「心臓」は上記のように、「心の在り処」と言われ、「ICNシステム(心臓内固有神経系)」という独自の神経系があり、「記憶が備わっている」とされます。言わば「人体の最大の発電所」で、「心臓内部の意識を各所に運んでる」となります。「胸に手当てをする」という行為は、「胸のチャクラの活性化」「心臓の賦活化」「心臓と手の波動の共鳴」「落ち着いた思考(胸に手を当てて考える)」が成されます。

「丹田」は「小腸を司るツボ」「気が溜められる場所」であり、先述後述のように、各方面で重視されます。「へその下を手当てする」のは「血行改善」「内臓・腸運動の活性化」「気力・体力向上」「精神の安定効果」「ホルモンバランス正常化」「脳疲労緩和」などに非常に効果的です。「鳩尾(みぞおち)」の奥には「胃・太陽神経叢」があり、「鳩尾に手当てする」のは「精神の安定効果」「内蔵機能正常化」が得られます。

  「寝入りばな」などの「深いリラックス状態」で、「体の状況に応じて、自らに最適な状態に意識で波動を設定する」のは「自らの意識自体によってしか行えない」です。「意識を込めて(又は無の状態)手当てする」「脳から手への意識の流れを意識して、手当てする」となると、それだけでも「脳の活性化」「意識集中の能力向上」が成されます。

その場合は「意識の持ち方」が重要であり、「微細・繊細・精妙な波動・意識」「粒子・組織の微細化・細粒化」などを意識します。そして「無・空」などの「単一波長の意識状態」は大事で、逆に「邪念・雑念」などは無用です。例えば「顕在的意識で明確に、微細・繊細・精妙などの観念を持つ」「超意識・潜在意識の部分では、微細・繊細・精妙などの観念を持ち、顕在的意識は無・空」「他の建設的な考え事をして、柔軟化・コリ解消などについての意識は、無・空にする」という、3つの意識状態が考えられます。

こういった意識状態を持ちながら、睡眠時に手当てをしていると、「微細な波動が筋肉などを柔軟化」していきます。そうこうしていると、柔軟化・コリ解消などだけでなく、「体の組織が熱くなる・活性状態になる」「血流や気が巡っているのを感じる」「神経線維か何かに沿って、ピリッとした電流のような刺激が走る」ようになります。これらは「波動改善に伴う、諸状態の顕在化」です。

各種の施術の後は、気血水・神経の循環は良くなりますが、「量子エネルギーが足りない」という状態は続いているので、しっかりと「手当てと、意識による気の注入と、部位・気脈の共鳴」を心掛ける必要があります。施術後にこれを行うと、波動感覚も高まっている事もあり、「大量の気が巡っていく」のが実感される事が多いようです。

「お風呂」で手当てを行うと、「水の効果」「お湯による芯までの温熱効果」「柔軟化」「リラックス効果」があり、更には「お湯への改質効果」も考えられます。「風呂上り」の時は、奥深くまで柔軟化しやすい状態となっているので、何かしらやると良いでしょう。「サウナ」での手当ては、また違った効果があると思われます。

そして気が向いた時に「顔面・頭部ほかの各部位に対して、さすったり、撫でたり、組織・筋肉を揺すったり、回したりして、神経ほかの組織を修復・成長させる」という事が重要です。硬直してると、細部の神経は縮減していきますが、ゆらゆら揺らす事で、それを再び元に戻すのです。

多くの手法には「波動の改善効果」がありますが、更に「手・手の平・指」「手当て・さする・撫でる・指圧・揉む・按摩・マッサージ・手かざし」には、「自己の波動・バイオフォトンの効果」「随意性・意識調整のし易さ」「手軽さ」があります。「人間には本来的に自己治癒能力がある」「手の平は最高の主治医」と言えます。また「親族・親友」など、特に「親・子供・兄弟」に対しても、更に「癒しの気を送った対象」にも、波動的な共通性が齎す「量子もつれ」により、高い効果を発現します。兎に角「何かにつけ手当て」「症状があったら手当て」が良いでしょう。


施術時の意識の持ち方

  施術では「歪み解消」「コリ解消」「筋肉などの柔軟化」を行いますが、この中で最も重要なのは「筋肉などの柔軟化」で、柔軟化すれば「コリ解消」はされます。波動には「微細化すると高波動になる」という性質があり、また「微細な粒子(波動・血液・リンパ液)は体の隅々に行き渡る」「これにより筋肉が柔軟化する、という性質があります。また「筋肉の柔軟化」が成されれば、「骨格と深部の筋肉の歪み解消」が成されやすくなります。「高波動で微細な意識・波動は、筋肉組織などの柔軟化を齎し、歪みも解消する」となり、「普段から微細な波動の意識がある」という状態だと、「柔軟化・歪み・コリ・硬直の解消に最適」です。

施術に際しては、また運動に際しても「イメージング」というのは非常に重要です。「波動の効果で、人体の各組織はイメージング通りに動いていく」「イメージングした箇所に、特に意識(波動)が集中するので、より高い効果が現れる」「繊細に意識すると、細かな状態把握と改善ができるようになる」となります。また「どういう身体器官があり、働き・動作をして、改善されていくか」という事がイメージングされていると、「意識の焦点化や、行為への信用度の増加」により、更に効果は高まります。

「意識・波動の高さ・向上」は「素直さ・純真さを持った状態」「超越的状態」においてよく現れますが、これは「睡眠時」と似た状態で、うとうとしている時には、深いリラックス状態により、よく「超意識の状態」は現れます。「歪み・力み・コリの解消」も、本来的に波動的な物なので、このような状態の時に行うのが良いでしょう。「歪み解消・柔軟化」には「寝床」「お風呂」などが最善です。

また「睡眠」は「身体機能の修復・疲労回復」が目的で、これは「副交感神経」の管轄で、「交感神経」はこれや、情報伝達の円滑・省力を阻害するので、ストレスがある状況は良くないです。「寝床がベッドメイキングされたホテルの部屋のような快適状態」であると、波動上昇に繋がります。「短命化・健康悪化」は「量子の不足」が原因で、「何かの行為で量子を増やす」は大切ですが、「そもそも量子が減少しないような環境を作ること」は前提として大事です。

動物はお腹を相手にあまり見せませんが、それは重要な場所だからです。犬がお腹を見せる時は、服従する時と睡眠時です。「睡眠時・安静状態・柔軟化の施術時」には「体の中心部を開く」「左右の末端部位を、正中線から遠心的に開く」という必要があり、これにより筋肉は緩和します。「足を伸ばして、やや幅を開け、指先を外向きに開き、体表の内側を開放する」「体を真っ直ぐにして、みぞおちを中心に胴体を開いて、手も内側を外に向ける」「手足の親指を正中線から遠心的に開く」「頭部・頚部・顎・頬・目などのの緊張をとり、微かな微笑みのように左右に開く」というのが良いです。

「筋肉を最大に緩和させる方法」というのは、「筋力を最大に収縮させる方法」である「正中線に対する求心的な対数螺旋の三次元運動」の逆の力学的運動だと考えると、「正中線に対する遠心的な対数螺旋の三次元的配置をしつつ、筋肉を伸ばす」という事だとも考えられます。また普段から「体の各部位が、末端に行くにつれ、遠心的に開かれている」という状態であると、それが最も緩和されている状態だと考えられます。これは「体圧は最も分散された状態」とも考えられます。

しかし「寝る時の姿勢」は、「仰向け」「横向き」のどちらが良いかで意見が別れていて、「うつ伏せが良くない」との意見は一致しています。「赤ちゃんの状態・行為は、波動的に意味がある物が多い」ですが、胎児は「膝を深く曲げ、抱え込むような形」、新生児は仰向けが出来なく、「横向き」が多いです。赤ちゃんは仰向けの姿勢が多いと、後頭部が絶壁になり、後頭部へ発達すべき脳が他の部位へ発達するので、頭形が歪になるといいます。そこで「やや斜め向きで、左右の向きを一定させない」のが推奨されています。

「座禅」では「リラックスして骨盤の上に座る」「前かがみも、伸ばしすぎも、そるのも良くない」「顎を引く」「鼻の位置とおへその位置、耳と肩の位置は真っ直ぐ」が良いそうです。

  「波動」というのは「感知・認知・把握や波動上昇・効果拡大」を通じて、全ては「内面との対話を通じて形成される物」です。拠って施術では、そういった「内面への視点・感覚」が重要です。そして意識集中には、「集中力」か「外部から隔絶した環境」が大事です。自己への施術の際には「完全に個・孤に場」が適していて、例えば「布団を被る・布団に潜る」「何処かに篭る」のは有効です。また「真っ暗な中で精神集中して、ろうそくの火を眺めると、波動の感知能力が高まり、立ち上がる気が見えるようになる」というのもあります。

波動が上昇したり、体が開発されてくると、各所に「表層部の微妙な盛り上がり」が起きるようになります。これは不規則に起きるのでなく、「チャクラ・ツボ」と、「正中線・中心線」に沿って起きます。皮膚が柔らかくなり、普通は全く外見的に分からず、何かの不都合はありません。仏像の頭頂部に見られる「肉髷(にくげい)と呼ばれる盛り上がりは、これを表しています。この柔らかい部分からは「気の送受信」「気の取り込みと放出」が行われ、高い波動能力には欠かせない部位となります。「気のやり取り」は、チャクラで多くされていますが、他の部位でも行われていて、人体のど場所も柔軟化すれば、波動能力は向上します。

深いリラックス状態で、筋肉が弛緩していると、体の歪み解消と共に「ミシッ・プチッ」微かな音が聞こえる事があるようです。これは「本来の位置に修正された」「人体内部で盛り上がりが発生した」「人体組織が左右前後斜めなどに開かれた」などの可能性が考えられます。これは当然、頭部での施術の際の音が多いです。

また「チャクラ」は、多数を数える場合は「膝」「脛(すね)・脹脛(ふくらはぎ)」「足裏」も含まれます。これら部位での施術・手当てでも、頭部での音が聞こえることもあり、「神経系」「経絡・ナディ」に沿って情報が伝わり、柔軟化が起こったと考えられます。

  「人体の常在菌・口内細菌・腸内細菌」は「波動が良いと、善玉菌が増える」「波動が悪いと、悪玉菌が増える」となります。「悪玉菌は各種害悪を及ぼし、低波動物質と、それによる腐敗した液や嫌な臭い・腐敗臭を生じさせる」ので、「体臭・口臭・口腔衛生・体液の問題(鼻水・痰など)」の全ては「低波動により生じる問題」です。波動が改善され始めると、一時的に「好転反応」という「悪性症状がきつくなったような状況」が起きる事があり、これは「細胞内に溜められていた悪性物質が、細胞外に出てきたから」とされます。これも波動改善が続けば、解消されます。

ただ注意が必要なのは「血管・リンパ管・神経などを傷つけない」「マッサージでシワが出来ないようにする」という点で、こうなったら折角の波動や美容も台無しです。どうしても強く行ったり、同じ箇所を多くの回数やろうとしてしまいますが、傷付くと中長期的に悪影響・障害が残る可能性があり、「どちらにしろ、意識を向けて、施術してれば、早期に改善されていく」ので、効果発現までの期間の違いは、精々が数割程度でしょう。特に「血管が弱い人」「高血圧」「脳圧が高い人」「頭部に障害がある人」は非常に慎重に行うか、止めた方が良いでしょう。「鬱血からの血流の回復」の際には「活性酸素」が大量発生、また足が痺れて捻挫する可能性もあるので、気をつける必要があります。そして当サイトの手法も、自らの判断と責任で行うようにお願いします。

体のコリ解消・柔軟化の際に、意識を持つと良い事
・「思い込むこと」、意識=波動なので、意識・想念が重要。
・波動が改善した、気の流れや血行が良くなった、などの「過去完了系の意識」を持つ事。
・その部位が、正中線に対してどうなっているかを認識すること。
・「体の各組織を柔軟にする」ということを、理解しておく。
・「手に意識が送られてた、放出された、対象に届いた、波動が上昇するなどした」ことを意識すること。
・「左右に広げたり、開いてゆく」こと。
・「皮下組織・筋肉を、骨から浮か」すこと。
 骨などに組織が密着・固着していると、気血水(波動・血・リンパ)の循環が阻害され、神経にも障る。
・当該部位の組織や意識・粒子が、「微細化・細粒化する」「光になる」という感覚を持つこと。
 微細な物は波動が高く、波動が高くなると光に近くなる。
・他には、例えば「高次元の波動」「DNAの波動」「水・水素」などが挙げられる。
・傷付けない事、あまり大きな力を入れない事、やり過ぎない事、どちらにしろそのうち良くなると思う事。


正中線・中心線、体の縦の線構造
  「正中線」は「体の中心を貫く縦の線」「頭頂から縦に通る体前面・背面の線」「体の中心軸」で、体の前面側の中心線を「前正中線」、背面側の中心線を「後正中線」と呼びます。

「伝統医学(東洋医学や和方医学の一部)」「東洋哲学(の一部)」「伝統芸能」「舞踏」「武道・古武術」「スポーツ」など各方面で重視され、「中心線」「軸」「体軸」「センター」などとも称されます。それら分野では「正中線を意識して保つ」「重心を正中線の下方に置く」のが重要だとされ、それが「バランスの良い姿勢」とされます。

人体においては「背骨(脊柱)」は正中線に沿って存在、「脊柱起立筋」「後頭下筋郡」はその両側に存在します。これを「左右両側の脊柱起立筋を陰陽、背骨は中心線」と捉える事もできます。上記のように「チャクラ」は「正中線・体の中心線」に沿って存在、「経絡」は「経脈:体の縦の線:主脈」「絡脈:体の横の線:支脈」という構成になっています。

  人体は「左右対称」に出来ていて、これは頭から足まで同じです。そして「体の歪み」とは「左右対称からのズレ」「前後の均衡状態からのズレ」で、「左右対称の状態からズレると、前後の均衡状態からのズレると、悪影響が発生する」となります。体に歪みがある場合、「歪みと関係の深い筋肉の、左右両側が硬直している」「片方がもう片方よりも、更に硬直している」となります。

「体の歪みに最も関る筋肉」として「頚部(首)前方:胸鎖乳様筋」「背骨:脊柱起立筋」があります。「体の歪みに関連が深い筋肉」として「鼻筋:上唇挙筋」「顎:咬筋・外側翼突筋」「頚部(首)前方:胸鎖乳様筋・頚部前方の筋肉群」「頚部(首)前方:後頭下筋肉群・僧帽筋」があります。

「体の中心部を貫く縦線(頭頂から仙骨)」のうちの、多くの場所では、その周囲に「首(頚部・喉)」「気管のうちの咽頭・喉頭・気管」のように「管・円筒になっている部位」「人体における管の構造」があります。首上方の「顎・口腔」も、「管・円筒」に近い構造を持っています。また複数ある器官は「左右両側に対照的に存在」しています。これは「正中線から等距離に、同心円状に器官が分布する」と言えます。

「波動の上昇・高い次元での維持」には、「正中線が真っ直ぐである」「正中線が立体的・3次元的に柔軟である」ことが欠かせません。「健康・精神状態・美容は波動と一体」ですが、例えば「美容的に良いとされる表情・頭部の外貌は、波動の上昇・高い次元での維持に適した外貌」だと言えます。「笑顔」は「正中線の柔軟化」の代表的な物で(後述)、人体の波動が高まってくると、特に「頭部・顔面における正中線(顔面の中心線)」は、外見的にはっきり視認されやすくなるでしょう。

  「チャクラ開放・岩戸開き」には「体の正中線・中心線の正常化・歪み解消」が必要です。そして、この為には「正中線の左右両側の筋肉の柔軟化と、左右両側への拡張」「体の前傾(猫背など)で、コリを生じやすい筋肉の柔軟化」「管・円筒の部位の柔軟化・拡張」が必要になります。しかし「正中線・中心線自体や、これを取り巻く筋肉群、管・円筒の硬直化」により、すぐに出来る物でなく、徐々に緩和していく事で、開放されます。

これは「左右の扉(筋肉)により、きつく閉ざされた門(正中線)」と言える状態で、これが「岩戸」の意味でしょう。「チャクラ開放・岩戸開き」とは「きつく閉ざされた正中線を、左右に開け放って、開放すること」と言えます。

「波動的な人体構造」というのは、「正中線は、人体の中で最も波動が高い部位を貫く縦の中心線であり、ここにチャクラが存在する」「経絡などの、気が通る脈は、縦の線で繋がれている」「正中線に対して等距離・同心円状に、脊柱起立筋などの筋肉、管・円筒の部位、各器官の波動的構造が、複層構造で幾重にも存在している」「特に正中線の周辺両側の筋肉群は、歪みや硬直を起こしやすく、これがチャクラ活性化を阻害、波動低下や各種症状を招く」「筋肉・組織の硬直は、拮抗筋に沿って起こりやすく、正中線の左右両側、体の前方背面の斜め上下、に出易い」「症状は縦と横に並んでいる事が多い」となっていると考えられます。

拠って「歪み解消・柔軟化」には「正中線周辺の筋肉群の緩和(歪みに関係する事が多いとされる筋肉の緩和)」「管・円筒の部位の拡張」「頚部から上方の側面部である、頚部側面・顎の側面・耳周辺・側頭部の緩和」を重視すると良いと考えられます。

「岩戸開きに対応されるような、チャクラ開放の手法とは、どのような物か」について、その手法・効果は多種多様です。以下に「鳩尾(みぞおち)前後から上部の歪み・コリの解消」の、その手法の幾らかを記します。これらはパソコンをしながら、ウトウト寝ながら、風呂に入りながら、などごく簡単に出来る物ばかりです。


みぞおちと横隔膜と丹田
  脊椎の胸部の部位は「胸椎(きょうつい)」、椎骨が「12個(第一胸椎~第十二胸椎)」あり、それぞれに「肋骨」が「12対・24個」ついています。体の前面側の「胸骨(きょうこつ)」は、「胸郭前面の正中部にある扁平骨」「上から胸骨柄・胸骨体・剣状突起の3部からなる」「成人では胸骨には腸骨に次いで大量の骨髄が存在し、血液の20~30%程度は胸骨で作られる」「第一肋骨~第七肋骨は、直接胸骨と結合している」という部位です。

「肋骨に囲まれた箱のような空間」を「胸郭(きょうかく)」と呼びます。「胸郭と肺の間の胸膜により囲まれた気密の空間を「胸腔(きょうこう)」と呼びます。「箱状の胸郭は一体的に動く」ので、「背骨が左右前後に動く時、胸骨全体は高い一体性を伴って動く」「特に左右に動く際に、より一体性が高い」です。

この「一体的な動き」が途切れるのは「胸郭の起始の場所」であり、そこは、背面では「第十二胸骨(胸骨の最下部)」、前面では「第七肋骨の最下部」です。このラインの下側に、板状の筋肉の「横隔膜」があり、「吸気時に横隔膜は下制、胸腔を拡大する」という働きをしています。また「第七肋骨」の体表側の下部は、「鳩尾(みぞおち)」となっていて、横隔膜の最上部は「みぞおち(の第七肋骨との境)」です。

深呼吸などで「横隔膜が下がった時」は、「脇腹の横隔膜はあまり下がらない」「肋骨の形状変化と共に、みぞおちに近い横隔膜は大きく下がる」「頂点が高い山の形状から、水平に近い形状になる」「肋骨との固着性が減少、柔軟性・可動性が増加する」「みぞおち周辺や、背中側への圧力が低下して緩む」となります。

横隔膜の上には「肺」があり、「肺の形状」は「胸郭と横隔膜の形状に準拠」「横隔膜低下・胸郭拡大が起きると、肺が拡大」します。「肺の拡張の方向」は「左右両側:横隔膜が広がる方向」「鳩尾周辺の低下:横隔膜が下がる方向」の、2方向に拡張されます。また「最下部のライン(横隔膜上部のライン)」というのは「一体的に動く胸郭・胸腔と、一体的に動かない腹腔の境目」です。

この人体構造により「背骨の歪み」は、「横隔膜上部のラインの背骨側」である「第7肋骨の左右どちらかの背中側」に集中しやすいという性質があります。ここの歪みは「背骨沿いの背中・肩・頚部・後頭部・顎・鼻筋両側」へと、縦のラインで伸びていき、これら部位の症状は、ここに発端があることが多いようです。

  「鳩尾(みぞおち)」付近には「胃」があり、その奥には交感神経の結節点の「太陽神経叢」があって、「第二の脳」と言われます。「鳩尾のチャクラ(第3チャクラ)」は「胃・太陽神経叢」に対応、これらは「ストレス・緊張・精神の安定状態」に密接に関るので、「鳩尾は緩和されていないとならない」です。

「鳩尾の硬直」は「胸郭が狭く、前方へ閉じていて、左右に開いていない」「横隔膜の位置が高い」という時に起きます。みぞおちが硬直していると「ストレスがある」「邪気がある」「ストレッチが利かない」とされるそうです。「みぞおち・首」というのは「硬直しやすい部位」「神経の緊張が現れやすい部位」であり、また「身構える状況・動作において、収縮する部位」です。この部位は「ジョイント」になっていて、普段は緩和されていますが、切迫状態になると横隔膜が収縮して、避けるなどの危機対応行為が、早く出来る体制となります。

鳩尾の背中側に「胃兪(いゆ)」のツボがあり、「胸椎の棘突起12番と腰椎の棘突起1番間で正中線から外側に2指の幅」にあり、ここは上記の「第12胸骨の左右どちらかの背中側」です。効能は「胃の機能強化」で、「太陽神経叢の機能強化」も成されるでしょう。

ここは体表部から「みぞおち(第3チャクラ)」「胃」「太陽神経叢」「胃兪」があって、「最も背骨が歪みやすい場所の1つ」です。大事な場所であり、この周辺を「手当て・さする」、また胃兪周辺を「拳でぐりぐり押す」などして、解きほぐす必要があります。

  「横隔膜が柔軟」であると「呼吸が楽になる」ので、「沈静効果」が齎されます。これはストレスと関係が深い「胃・内蔵・太陽神経叢の健全化」に結び付きます。鳩尾が緩和されていて、周辺に歪みがないと、同じくストレスと関係が深い、首の曲がりの主因の「胸鎖乳様筋」の状態改善に繋がり、更に「顎・頬・後頭部」と繋がっていきます。

「みぞおち」は開かれている必要があり、また筋肉である「横隔膜」は柔軟である必要があります。鳩尾は「上部(肋骨より上)は上方へ伸ばされている」「下部(横隔膜より下)は下方に落ちている」「横隔膜は左右の脇腹方向に開いている」という状態が良いとされます。呼吸をする際に「正中線付近の横隔膜を下げて、横隔膜が平坦な形状になる事を意識する」「みぞおち周辺の中心線を、やや前方に伸ばし、胸郭・胸骨・肋骨や、正中線が左右に開かれるように拡張する」「みぞおち周辺や、上部の胸郭・肺・内臓への圧力を緩和する」というのが良いと思われます。

「へそ」の下方に「丹田(第三チャクラ)」があります。丹田に対応する「小腸」は、その状態は健康状態の指標であり、「第二の脳」とも言われます。健康・運動・歌舞など、各分野で非常に重要視され、「気が溜められる場所」「丹田に全神経を集中する・力を込める」「丹田に重心を置き、他の余分な力は全部抜く」とされます。「腹式呼吸や呼吸のコントロールに重要な部位」とされ、また「腹圧は高い方が良い」と言われていて、この二点は符合します。「下部の腹筋」を締めて、「横隔膜」を下方に下げることにより、「腹腔の下部」の圧力を高めると良いようです。施術法としては、上記のように「手当て」が最善でしょう。

人間が「立ち姿勢」は、本来は「足の五本の指で地面を捉える」ようになっていて、親指(拇指)に体重が掛かっています。しかし現代人は、猫背を始めとした姿勢の悪さにより、「体のバランス」が「後傾」になっていて、「踵」に体重が乗っています。これは非常に多くの悪影響を生み、上記の「悪い姿勢」を悪循環で促進して、「腰痛」になったり、足の着地の衝撃が「脳」に直接届くようになります。この鳩尾周辺から上部の歪み解消だけでも、下部の修正もしなくても(当然した方が良いです)、立ち姿勢は大幅に改善します。

「みぞおち周辺をさする」のは、「落ち着く効果がある」「自己や子供に落ち着かせる時に行う」という行為です。「さする」行為自体に「鎮静効果」があり、なので最も神経の緊張が現れやすい「みぞおち」には非常に効果的で、その効果は絶大です。次の効果があります。
・「横隔膜」が緩和して低下、「横隔膜の下部が平坦な形状」となる。
・これにつれ「胸郭・肺」が、圧力緩和により下方に広がる。
・「胸郭付近の筋肉」の緩和により、胸郭は横方向へも広がる。
・この2方向への拡張で、肺が広がる。
・「内臓機能を統括」する「太陽神経叢」が緩和して、「胃」を中心に、「内蔵機能」が全て正常化する。
・また「胸郭内部」の「心臓・肝臓」への圧力が減少する。
・「腹腔」は下部に圧力がかかっているほうが良い(圧力は意識や重心的な物で、硬直状態ではない)。
・これは「横隔膜の低下」による、「丹田付近への重心の低下」により起きる。
・「腸(小腸・その下部の大腸)」が活性化して、腸内温度が高くなる。
・「気道」への圧力が緩和、「鎖骨の最下部」あたりから
 「頚部が柔軟化して、歪みが緩和、真っ直ぐになる」という効果がある。
 これは「みぞおちから胸部・鎖骨・頚部と、正中線をさする」と効果が拡大する。
・「頚部・気道の緩和」と共に、「顎」も柔軟化する。
・特に「体幹の中心部分」が活性化して、「沈静化・神経の緩和」「血液や気の流れの活発化」
 「血管拡張」「各器官・組織の柔軟化」「内蔵機能活性化」「呼吸機能改善」が起きる。


脊柱と胸郭・肩・首の拡張
  癖なので気付き難いですが、多くの人には何となく「体の軸が左右・前後・捩れ方向に曲がっている」というのがあると言います。「体の歪みの解消法」は幾つもあり、「強制的に反対側に体を傾ける」「伸びをする」などもあるでしょう。体軸が歪んでいる場合、そこには「背骨と脊柱起立筋の強いコリ・歪み」が存在していて、「脊柱起立筋の歪みの解消」が必要になります。

そして「脊柱起立筋を両側に開き、脊髄周辺の部位への気血を良くする事が、岩戸開きの一つ」だとも考えられます。脊柱起立筋を中心として各筋肉は凝り固まっていて、きつく閉ざされた状態にあります。これを左右を中心として、開放するのです。

「胸・肩・脇・背・腕を、筋肉を意識することで、左右や前後方向へ引っ張る」と、脊髄付近を中心に、胸・背から首にかけてが左右や前後に開いていく事が分かります。これは人為的に、割と力を込めて行う行為で、「鳩尾(みぞおち)~首の途中辺り」まで、かなり左右に伸ばされ、背筋が真っ直ぐになります。拠って間違いなく、深部の気血の流れが良くなり、歪み解消し、「胸・喉のチャクラと周辺器官」が活性化していくでしょう。

方法は「筋肉を意識することで、左右や前後方向へ引っ張る」「両手で反対側の手首を持って引っ張る」「腕組みして引っ張る」などが考えられます。最初の方法は「アイソメトリック運動」で、「関節を動かさずに、筋肉を短縮・伸張させるトレーニング」「弱い筋肉の強化、筋骨格の障害予防に適し、安全性が高い」という物です。これはイメージが重要で、「左右前後に引っ張る・引っ張られる・拡張する・拡張される」「脊柱起立筋を左右に引っ張る」「脊髄・脊柱から、周りの組織が離れる」「閉ざされていた扉を開け放つ」などのイメージが良いかと思います。または「力からを入れずに、左右に伸びをする」のも良いと思います。

この引っ張り行為を行うと「胸郭の拡張」が生じます。胸郭を開くと「肩から首」にかけての「僧帽筋」が緩和、「首」が自動的に緩みます。拠って「胸郭拡張」により「胸・喉のチャクラの活性化」が生じます。他にも「首・肩・胸郭・鳩尾」付近を柔軟化する手法は多数あり、これらを行うと良いでしょう。

  頚部の「頚椎」の最下部の「第七頚椎」は、首を前方に曲げた際に、最も後方に突出している部位て、「隆椎」とも呼ばれます。胸椎に似た性格を持ち、下部に「第一胸椎・第一肋骨」があります。第7頚椎の左右に自律神経の「星状神経節」といいます。ここには「頭・顔・首・腕・胸・心臓・気管支・肺」などを支配している「交感神経」が通っています。

「顎を突き出した姿勢」を長時間続けると、「第七頚椎から第五頚椎」「第一胸椎・第一肋骨」「星状神経節」「血管・リンパ管(鎖骨)・気脈」に負担が掛かり、ここは慢性的な障害や神経痛を頻発しやすい部位です。酷くなると「めまい・動悸・自律神経失調症・アレルギー・胸郭出口症候群(肩・腕の血行障害)・ヘルニア・頚椎症」になります。この改善には「うつ伏せになり、首の中心線を地面・布団につける」のが良いと思われます。

日本人は特に「猫背」が多く、これが胸郭の縮小と肺活量・体力低下や、「肩こり」などの各種のコリや歪み、気血水(波動・血・リンパ)の停滞、更には各種の病気や波動低下の原因となっています。「肩こり」には「僧帽筋」「三角筋」「肩甲拳筋」「棘上筋」「棘下筋」「前鋸筋」「小菱形筋」「大菱形筋」「頭板状筋」「頸板状筋」「頭半棘」が関っています。

姿勢は中々直らなく、ずっと姿勢を保つのは大変です。「後頭部・首・肩」にかけてのコリは、特に波動にとっては大敵です。「肩こり・首のコリ・後頭部のコリ」は、日本人に非常に多い症状ですが、その理由には「日本人は筋肉量が少なく、骨格も小さいので症状が出易い」「気にしいの性格」などの説もあります。

胸郭拡張は、このような悪い症状を修正してくれます。また、骨格を大きくするのと類似した効果も得られると考えられます。胸郭が大きい人の特長には、上記の逆傾向と共に、「姿勢が良い」「体力がある」「腕の力がある」と見受けられます。腕の力については、「肩・胸・脇・背の可動域が向上し、多くの部位の筋力が連動的に、腕に伝えられる」からかもしれません。

  「鎖骨」は「肩関節を介して、腕の動きを自由にする作用」があります。この周辺は「全身のリンパが集まる部位」で、奥には「腕神経叢(首の骨から手に行く神経の束)」が通っています。この「リンパ管・血管・神経群」は、首を前方に傾けていたり、顎を突き出していると、「首の付け根付近」で圧迫され、元々柔軟な「鎖骨」の可動性が低下すると、ここでも圧迫されます。「鎖骨の硬直」は「気管・気道の硬直」「頚部の硬直」「顎のラインの硬直」「ほうれい線が深くなる」「胸郭出口症候群(肩こり/腕への神経障害で、腕・手・指の繊細さがなくなる)」という悪影響を齎します。

「鎖骨」は「肩に横方向から加わる衝撃を吸収するための、クラッシャブルゾーンの役割を果たしているのではないかという仮説が提唱されている(Wikipedia)」とあります。これは「(中心部近くの骨の中では)横方向の可動域が広い」という事だと思われます。鎖骨を開いていくと「胸・胸郭・肩・脇・背が広がる」「胸の中心部が左右に開かれる」「胸が前に出て、顎が引かれ、首が真っ直ぐになる」という感じとなります。落ち着いた感じで、無理なく脱力され、姿勢が良い感じになります。

また、鎖骨の脊柱の間の「胸鎖関節」には「鎖骨の突起部」があります。この「胸鎖関節」「鎖骨の突起部」を回旋する感じで動かすと、「鎖骨や肩周辺の柔軟性・可動域」がかなり向上します。

猫背では肩周辺の筋肉が前方に丸まっている訳で、「両手を腰の後方で結び、腕を上げていき、背中を反らす」という柔軟体操は、「鎖骨・肩甲骨・肩周辺の組織」を後方に引っ張ったり、柔軟にするのに非常に良い運動でしょう。「首の付け根周辺」に対しては「仰向けになり、肩をベッドの端に起き、頭部をその外に置き、下方へ垂らす」「浴槽の壁に後頭部を乗せ、天井を向く」というストレッチが考えられます。

また「脊柱を出来るだけ共鳴・振動している状態にする」というのは、良好な波動状態の維持の重要な手段です。脊柱は人体でも最も中心の部位で、「身体の共鳴状態」を維持するには、脊柱の共鳴が欠かせません。これは「施術の際の気血の流れ」「耳鳴りのような音」「声・音楽・楽器」に共鳴させるという方法が考えられます。


喉と首(頚部前方)
  「喉」には「第5チャクラ(ヴィシュッダ)」があり、後方に「脊柱」があります。第5チャクラは「呼吸器機能:喉・気道・気管・肺など」「内分泌線:甲状腺・副甲状腺」「組織:筋膜・結合組織」に対応するとされます。

「頚椎」は七個の椎骨からなり、その下に「脊柱(背骨)」が伸びていきます。上部に「環椎(第一頚椎)」「軸椎(第二頚椎)」があります。「環椎と軸椎の間」に「環軸関節」、「環椎と後頭骨の間」に「環椎後頭関節」があります。これらは「関節の可動域が広く、頭の左右・上下・捻じりの動作を操作する」「環軸関節は一個あり、体軸に垂直な回転軸を形成する」「環椎後頭関節は左右に二個あり、左右への回転軸を形成する」「環椎・軸椎はベアリングの役割を果たしてる」、環椎は「後頭骨に隠れるので外部から触れられない」という部位です。共に歪み・硬直が多い部位で、「顔の左右の歪み・非対称」があると、環椎に異常があると言い、頭痛を始め、各症状を起こします。むち打ち症の多くでは、環椎・軸椎が歪んでいます。

「頭蓋骨」の最下部の「後頭骨」は、内部の「大後頭孔」の「環椎後頭関節」で、「環椎」と繋がっています。脊柱の上に頭蓋骨が乗り、後頭骨はその中継をする「頭蓋骨や脳の台座」のような位置にあり、そして「他の骨・組織との接合部位が、歪み易い硬直し易い骨」です。

 「首(頚部)」は「大きな円筒管」のような形状で、その周りに首の筋肉が囲んでいます。「頭部への気血水(波動・血・リンパ)・神経」「気管支・食道」が1つの部位に通っていて、且つ狭く、上部重い頭部があるので、歪み・コリで障害が起きやすい部位です。また、江戸時代の観相術の水野南北は「首筋が太い者は長命で病気になることが少ない」としています。

「首」の表側左右には「胸鎖乳突筋」があり、裏側表層部に「僧帽筋」、裏側深層部に「後頭下筋群(頸部深部筋)」があります。

「胸鎖乳突筋」は「胸骨・鎖骨から、耳の後ろの乳様突起に繋がる筋肉」で、働きは「首の回旋、顎を引く、首の安定」「頭を固定してる時には、呼気筋として作用する」です。この筋肉は「脳神経」と、更に内臓を支配する「迷走神経」に繋がっていて、「自律神経・ストレス」と強い関係にあります。他の筋肉と比べ「他の筋肉・部位との連携が、より強い筋肉」です。硬いと「顎関節症・耳鳴り・頭痛」の症状も伴う事が多く、片側が硬いと首が曲がります。片方に首が曲がった状態が続くと、脊柱から頭部・顔面にかけても片方側に傾いて、全体が歪みます。「胸鎖乳突筋」は「脊柱の歪み」「顔の歪み」に関連しているようです。

「胸鎖乳突筋前縁」「頚の正中線」「下顎体の下縁(顎のライン))」で構成される場所を「前頸三角」と呼びます。この「頚部前方・下顎の下部」には、頸部脊柱の前面に接して上下に走る細長い「椎前筋(ついぜんきん)」を始め、「前頭直筋」「頭長筋」「頸長筋」「斜角筋」があります。

主に「胸鎖乳突筋」を中心に「頚部前方・下顎の下部の筋肉群」は連動しています。これらの筋肉群は、上部は「耳後方の乳様突起」「額関節」「下顎のラインと周辺の筋肉」、下部は「頚部の付け根の奥(胸部上方)」にあります。そして、上部は「頬~鼻の上顎の筋肉群(額関節の先)」、下部は「胸部の深部の筋肉群」と連動しています。胸鎖乳突筋などが凝ると、胸郭を引き上げ難くなり、「呼吸のし辛さ」という症状が現れます。また「下顎を下方に引っ張る」ので、「鼻から頬の上顎の筋肉群が下方に引っ張られる」となり、「ほうれい線」などの老けた表情に繋がります。

 「首」はバランスの中心、「首の硬直」は「全身の緊張・硬直」「頭部の諸症状」「呼吸機能悪化」「筋肉(筋膜)・内臓・各組織の硬直」を招きます。「首の歪み」は「頭部・胸部の歪み」を招きます。自然なカーブが無い「ストレートネック」は「頚椎・胸椎への圧迫」を招きます。「脳脊髄液は頭を捻ると多く生産される」とされます。また先述のように、「頭部を回旋させると、知的活動を担う脳脊髄液が生成される」という説があります。

首は緊張状態は厳禁、諸症状の根源であり、力みが無くて、真っ直ぐしているのが理想です。回旋運動や、ゆらゆらさせるなどの運動を随時行う事が必要です。ただ「ポキポキ鳴る」のは「神経・関節・軟骨が傷付く」ので良くなく、円滑に回せる可動域を徐々に拡大させるのが良いそうです。


頭蓋骨の歪み・硬直・柔軟化と縫合線
  「頭蓋骨」は「23個の骨の組み合わせ」で構成されています。骨同士は線上の関節である「縫合線(ほうごうせん)」で接合されていて、この線は「可動性」があり、これにより衝撃を柔軟に受け止めます。頭蓋骨内部には「脳脊髄液」が一杯に満たされていて、これは脳の保護も行っています。あまり知られてないですが、頭蓋骨は一日のうちで相当動いていて、これにより「血液・リンパ液・脳脊髄液や、気・酸素などの運搬・循環」がされていきます。多くの部位では複雑な「鋸状縫合」となっていて、他に、接する骨の縁が鱗のように次第に薄くなって組み合わさる「鱗状縫合」、接する骨の接触面が平面である「平面縫合」があります。

頭部には細かい筋肉が多く、頭蓋骨の周囲には多数の筋肉があります。本来は「縫合線は柔軟で、隙間が随時開く必要がある」のですが、長年の気血水の停滞・緊張などが齎した筋肉・各組織の硬直により、縫合線は「癒合・膠着・可動性の少ない状態」となっています。これにより「頭蓋骨は歪み・不整形」が起こり、尖ったり、凹んだりしていきます。

更に「頭部・脳・頚部の気血水の循環停滞」「波動低下」「健康状態悪化」「顔の歪み」「美容的問題シワ・シミ・禿・白髪・他の波動低下の各症状)」「頭痛・脳疲労」「集中力低下・知能的な問題」「精神的悪影響」など、非常に多岐に亘る悪影響が齎されます。

「石頭」「頭が固い」というのは、この状態の事です。これは実際に多くの人に物理的に起きている状況で、また波動的には「同じ性質の事象・概念は、同じ波動を持つ」ので、「石頭の人は、硬直した思考を持つ人が多い」となります。「この症状の人口の多さと、その影響度」を考えると、この症状は「体の諸症状の中でも、最も厄介な症状」と言えます。

「縫合の交点にある比較的広い結合組織の部分」は「泉門(せんもん)」と呼ばれます。新生児の産道通過や成長の為、これらの部位は繊維状で移動可能ですが、成長につれ骨化が進行、泉門の結合組織に骨が入り込み、置き換わります。

赤ちゃんの前頭部中央には「大泉門」という大きな窪みがあり、前頭骨と頭頂骨の交点に位置、脈動も分かります。後部の「小泉門」通常8週までに閉じ、「大泉門」は18か月まで残っていることがあります。非常に活性状態の松果体と共に、高次元と波動を交信をしています(触るのは厳禁です)。

「縫合線・泉門」というのは「ツボが多い場所」「その柔軟化・開放が、岩戸開きには欠かせない場所」です。「縫合線・泉門」を開放する事で、有象無象に囚われて「硬直化してしまった頭・頭蓋骨・脳・思考法・感性」を、もう一度子供の頃のような「柔軟な頭・頭脳」に戻すと、波動が上がり、意識を覚醒されて、様々な能力や健康が得られます。

  頭部の歪み解消・ストレッチ・マッサージなどの手法は多種多様で、メディアでもよく取り上げられています。顎を大きく開けたり、笑顔をしたり、割り箸体操など。頭の各部を押してみて、揉んでみて、更に「頭蓋骨表面から、頭皮を浮き上がらせるマッサージ法」を行うと、痛み・違和感・コリが在る場所があると思いますが、そこが硬くなっている場所です。

最重要なのは「正中線沿いの縫合線の柔軟性維持」であり、それによる「頭蓋骨の左右への広い可動域の確保」です。チャクラは正中線上にあり、頭頂部のサハスラーラも、眉間周辺のアージュナーも、この部位の柔軟性が拡大すると、活性化が近くなります。ここを開けると、光が頭頂部や前頭部からも入ってきて、サハスラーラ・アージュナー・松果体に到来するでしょう。

  頭蓋骨は左右に最も膨張します。「顎の主な筋肉」は「側頭部」にあり、拠って大体の人が側頭部は硬直化しています。これには「左右方向から内部への(軽い)圧迫」を行います。頭部各所を左右から掌底で押したりすると、良いと思われます。頭痛の時、また考える時など、「側頭部から頭を内部に押す」という行為をよくします。頭部筋肉群や皮膚は頭蓋骨の形状を保つ為に、普段は硬直している事が多く、その代わりの力を手で加える事で、筋肉群が弛緩して緊張が取れて、気血水(波動・血・リンパ)の流れがよくなります。

頭部に歪み・力み・コリがあると、気血の循環が悪いのに、頭部は歪み、不整形に膨張したままになり、良くないです。下顎・上顎・頬骨は一体性があって、これらの歪み・力み・コリが取れると、本来的な頭蓋骨の位置になります。そうなると、循環や波動が上昇します。頬骨は上部に引きあがった形で、内側にあると、外見上良いといいます。

石頭状態だと、本来の頭蓋骨より、側頭部の横方向に相当幅広になり、大きく見えるようになるでしょう。美容に「小顔」というのが言われますが、本当に小さい頭というのは、頭脳的には良いとは考えられていません。美容的に言う「小顔かどうか」とは、元々は「石頭状態か、そうでないか」「頭部の膨張状態と、本来の頭部の状態・大きさの違い」とされます。

また頭部の歪みが強い場所は、「出っ張った状態」になり、それにより頭部が変形、これにより歪みが多いと「頭蓋骨の出っ張りや不整形」も多くなります。頭部には「不要に出っ張った場所」があり、これは「コリとコリの間の、筋肉が硬直していない部分で、頭蓋骨がいびつに成長した」とも考えられます。この部分は「頭皮と皮下組織の突っ張り」を生み、気血水の停滞を生じさせます。身体的に良くなく、外見上も問題があります。

この解消には「睡眠時に、寝床に出っ張った部分を押し当てて、考え事やウトウトする」のが良いと思われます。「出っ張った部分」というのは「他所の強いコリにより、副次的に生じた場所」で、この行為を行うと「他所のコリが緩む」となります。また手押しでは力が伝わり難い場所があったり、力みが残った状態では効果が薄いですが、この行為は「脱力時に行うので、効果が高い」となります。

こうなると、歪みが無いので、左右対称の整形の球形に近くなり、これは所謂「卵型の顔」でしょう。そして脱力状態で、頭部の深部のコリが取れていくので、即ち「表情筋の深部にあるコリも取れる」ので、基礎的な表情が自然になり、全体的な顔付きがかなり良くなっていき、また強張った印象も和らいでいくと考えられます。

拠って「本来の頭部の状態」においては、「歪みから発する各種症状が起きない」「小顔に見える」「不要な出っ張りが少なくなる」「卵形になる」「特に横方向の広がりが縮小、シャープに見える」「自然な表情になり、顔付きが良くなる」「全脳は丁度良く収まっている」となります。

元々、森羅万象は波動原理とともに存在するので、こういう行為で、波動も意識も健康も美容も、全てはその状態が引き上げられます。表層面より、波動も含めて大きな枠で見る方が、全体が改善されるので、「内面から滲み出る美しさ」「キラキラと光沢のある肌(波動が高いと光を発する)」「輝くような笑顔」になって、素顔が良くなります。そして単に外見だけでなく、全体に奥深さが出るのではと思われます。

  「両手を左右の頬・目・眉・こめかみ・側頭部・耳・顎に置いて、ぐるぐる回して柔軟化させる」「皮下組織・筋肉をゆらゆらと揺する」という行為は有効です。施術で気脈を通したり、笑顔などをしても、どうしても初期は改善部位が偏ります。ずっと硬直していたので、柔軟な動きを脳神経が覚えていません。

「ゆらゆらと振るえ」とあるように、「振動する・させる」のは良い事です。「手で骨を揺する回す」のはほぼ出来ないので、「皮下組織・筋肉を手で揺する・回す」ことに行為は限られます。また多くの場所は、揺するのが大変だったり、労力が要ります。その点「顔面・頭部の皮下組織・筋肉を手で揺すったり、回したりする」というのは簡単で、「手でゆらゆら振るわす中で最も効果的」です。

これを行うと「(時々行うと)手当てのみより、動き・刺激が外部的に与えられ、柔軟で自然な動きになる」「頭部の気血水の循環改善」「脳が刺激され、目が開く」「側面から行われるので、頭蓋骨が柔軟化の効果が高い」「正中線の開放と一緒に行える」「穏やかな動きで、顔の造形に少しずつ影響を与えられる」という効果があります。簡単ですが、特にその作用・効果を意識していると、意外と効果は大きく、美容の面からも良いと思われます。


体毛・毛髪=波動のアンテナ
  「体毛・毛髪」は「波動の受信装置」です。受信アンテナの機能は高性能、送信機能もありますが、どの程度あるのかは不明です。「外部からの波動の多くは、毛髪のある部位で受信して、脳に流入する」ので、「毛髪のある部位の高波動状態・柔軟さは、その人の波動・健康・能力・運・美容などの状態と比例する」と言えます。

「感動した時などに鳥肌が立つ」のは、「体毛・毛髪・毛穴を通じての、波動的情報の送受信量が多い」→「多量の量子エネルギーにより、毛穴が柔軟化する」という要因によると考えられます。「上」の字は「神」に通じますが、「神:上:髪:噛み・・・」と通じているとも思われ、「髪の毛:神の毛:高次元の波動に通じるアンテナ」という意だと推察されます。

毛髪のある部位の波動改善がされると、「体毛・毛髪」「毛根・毛穴」「皮膚細胞・頭皮細胞」「血行・気血水の循環」が活性化、健康状態・機能・見た目の状態が改善して、主に頭部の「白髪・フケ・荒れ性・脂性・毛穴の開き」など、全ての問題も改善していきます。

  「手・指・手首」が「髪の毛」「頭皮」に触れると、大量の波動が流入します。皮膚に触れると波動が流れるが、「皮膚に触れると、多少なりとも皮膚を圧迫するので、 その分の減殺分も生じる」というマイナス効果も生じます。なので、「髪の毛がある部位」においては 「頭皮から微妙に離れた場所で、手当てをするのが最善」と思われます。

{「手・指・手首」が髪の毛に触れた・手当てした時に、柔軟化・波動上昇の効果を与える主な部位》
手・指・手首
手首の中央~掌の中央~中指
  ・正中線の活性化
親指~手の平の第一中手骨の部位
  ・体の前面
  ・呼吸器・消化器
小指・掌の第五中手骨~人差し指・掌の第二中手骨
  ・体の背面
  ・脊椎
腕・肩
頚部・頚椎・鎖骨
頭部全域
脳・間脳・松果体
髪の毛・毛根・毛穴
頭皮

手当てする場所が脳に近いので、「脳の活性化・疲労回復」に非常に効果があります。特に松果体については、「髪の毛を通じて、手・指・手首から状態を読み取り、必要な波動を大きく拡大して、手に送る」という作用が生じ、これにより「波動の大量生成」「松果体の活性化・機能向上」が齎されます。「脳・松果体の近くに手当てする」「脳→手→脳という循環」という点から、「波動の漏れが少なく、効率的に利用できる」というメリットがあります。また「毛根・頭皮の活性化」になるので、「波動の受信アンテナ機能の向上」も果たせます。先述のように「手には、脳機能の3割が割かれる」のですが、「手・腕・肩に、脳の焦点を合わせる」ことになるこの手法は、この性質を最大限に利用する物です。

波動改善には、先ず「石頭状態の改善(頭蓋骨・頭皮などの柔軟化)」が必要ですが、「この手法は、石頭状態の改善に必須」の物です。これらの点から、「手・指・手首の髪の毛への手当て」は「波動改善には非常に重要」「器具や特殊な呪文などを除いた、身体のみの手法としては、手軽さと効果と言う面で見ると、最大の効果的手法」でしょう。


{耳と頚部後方・後頭部
  「耳」にはツボが多く、「WHOが認めた全身365個のツボのうち、110個が集中」しています。耳への「鍼・灸」はよく行われ、「鎮痛効果・鎮静効果・免疫力増強」があり、また東洋医学では「胎児の形で人体が投影されている」とされています。耳の奥は「蝶形骨」と繋がっています。

耳のすぐ後ろの骨を「側頭骨茎状突起」、その横の丸みの頂点を「乳様突起」、その周辺を「乳突部」と言います。

「乳様突起」は「内部は蜂の巣状で、中耳腔の一部となっていて、鼓室と連絡している」「体表からも見たり触れたりすることが可能ではっきりわかる」「大きさと形状には個体差があり、男性では女性よりも大きい」「乳様突起は顎二腹筋、胸鎖乳突筋、頭板状筋、頭最長筋の付着部になっている」という部位です。「乳様突起」は「骨導音」を感じ取りやすい場所で、「乳突部」は「高周波・高波動を感じやすい部位」「高周波・高波動に対する耳の部位」という可能性が推測されます。

「胸鎖乳突筋」は「胸の深部の筋肉」に繋がっていて、首を中心に、胸から頭部にかけての左右への歪みに深く関ります。「肩・首・後頭部」が凝っている人は「乳突部・耳の後部」が凝っている人が多く、ここを緩和すると「首・胸の奥・背中」が緩和します。

「頭頂骨と側頭骨の間の縫合線」は「鱗状縫合(りんじょうほうごう)」と呼ばれ、薄い切片が重なり合うように形成されていますます。これは「耳の上部」「耳の周囲を取り囲む生え際の微妙な出っ張り」にあたります。「乳様突起上方で、横方向へ向きを変える」という位置にあります。鱗状縫合は可動性が高く、これは「咀嚼」の為で、その微妙な動きが、乳様突起の位置や、頭のふくらみに影響を与えます。

「後頭下筋群」は「首の後ろで頭と首を縦や斜め方向につないでいる4つの筋肉群」、「ぼんのくぼ上方」「頭部と頚部の境」「後頭部の生え際周辺」にあり、一部で表層に露出しています。この奥には「脳幹」と、その一部の「延髄」があります。延髄内部では「右脳:左半身」「左脳:右半身」と「神経」が交叉する「錐体交叉」があります。この周辺は頭部から頚部にかけ、一気に狭窄化する場所です。またこの付近の血管は「血液脳関門」となっていて、ただでさえ狭くなっている所に、硬直すると、更に気血水を阻害する状況となります。

「後頭下筋群」が凝ると、表層にある肩・首の大きな筋肉「僧帽筋(そうぼうきん)」も凝り、「頭痛持ち」は大概「首の後部」が凝っています。更に「肩甲挙筋(けんこうきょきん)」が凝り、この筋肉は「背部の頸椎と肩甲骨をつなぐ筋肉」「肩甲骨を上方へと引く作用がある」「不良姿勢などによる肩こりでは、この筋肉にも不快感や重苦しさ、痛みを感じる」です。この3つの筋肉が凝ると、「首の湾曲による柔軟性」がなくなり、衝撃にも弱くなります。

後頭下筋群の上には、正中線上にある、後頭部最大の盛り上がり「外後頭隆起」があります。「後頭下筋群と外後頭隆起の硬直は、頭痛・首のコリ・肩こりの最大の原因」です。重要なツボが多いですが、「血管・リンパ管・気脈・神経が非常に圧迫された状態」となっていて、「頭部への気血水(波動・血・リンパ)・神経の阻害」が起きています。後頭下筋群周辺を左右に開いていくのが、頭部の緊張緩和に重要です。

  「耳の最下部のすぐ後ろから、後正中線の外後頭隆起」には、効果的なツボが幾つもあります。

「翳風(えいふう)」は「耳たぶの後ろのくぼみ」「額関節の上方延長線上・顎を開いた時の窪み」にあります。効能は「耳鳴り・難聴・めまい・メニエール病」「頚部のコリ」「顎関節症・歯痛」「喉の痛み」「口・眼の歪み」「自律神経失調症・顔面神経麻痺・しゃっくり」などです。

「けい脈」は「乳様突起の中央・耳の穴の後方」にあります。効能は「頭痛」「めまい」「耳鳴り・難聴・耳炎」「自律神経の調整(交感神経の抑制・副交感神経を優位にする)」「血圧低下」です。

「顱息(ろそく)」は「耳尖のやや下の高さで、耳たぶを後方にくっつけた場所のやや後方」です。効能は「頭痛・偏頭痛」「嘔吐」「脳充血」「脳膜炎」「耳鳴・中耳炎」「視力減退」「歯痛」です。

「完骨(かんこつ)」は「乳様突起の下部から指1本分上」「乳様突起の後ろの凹み」にあります。効能は「安眠」「頭部・目・耳の血行改善」「首のこり・肩こり・偏頭痛改善」「ニキビ改善」などです。

「風池(ふうち)」は「うなじの外側のへこんだ部分の髪の生えぎわ」にあります。効能は「目・肩・鼻・手の症状」「頭痛抑制」「肩こり・首のこり」「難聴・耳鳴りなどの耳の病気」「鼻水・鼻づまり・花粉症など鼻の不具合」「風邪・脳充血・脳卒中の後遺症」「頭部・眼の血液循環と自律神経の改善」です。

「天柱(てんちゅう)」は特に重要なツボで、「ぼんのくぼの下から親指1本分離れた場所」にあります。効能は「頭・耳・鼻・目等、首から上のあらゆる症状」「頭痛・頭重・背中のコリ」「かすみ目・視力減退」「鼻の通りの改善・鼻炎・花粉症」「半身不随・言語障害・運動障害」「うつ症状・統合失調症・自律神経失調症・大後頭神経痛」などです。

  この上部のツボとして「脳戸(のうこ)」「玉枕(ぎょくちん)」があります。「脳戸」は「後正中線上の後頭部の盛り上がり(外後頭隆起)の上の窪み」、効能は「脳戸」は「頭痛・後頭痛・頭重」「首やうなじのこり」「不眠」「目の痛み・めまい」「嗄声」「テンカン」などです。

「玉枕」は「脳戸の両脇約4センチ」、「玉」は「肺」の意、「枕」は「枕骨=外後頭隆起」です。効能は「肺の症状」「鼻の症状(鼻の通り・鼻づまり・鼻血など)」によく利き、後述のように「鼻は肺の門戸」と言われます。他には「眼・眼の奧の痛み」などに効能があります。

東洋医学では「百会に集まった気は頭蓋骨内部の脳を滋養、脳戸から出て、左右の玉枕に別れて背中全体を下っていく」とされるそうです。一般的に「第7チャクラ(頭頂)」と「第6チャクラ(松果体)」は関係が深いとされます。また「後頭下筋群」と「鼻」は「顔面・後頭部の裏側の対象的な場所にある突出部」と看做せます。ここから「外後頭隆起:額~眉間~鼻筋」「脳戸:松果体」「風池・玉枕:鼻筋両側」という対応関係を推論として考えられます。

「脳戸・玉枕・外後頭隆起」がある「後頭骨」には「胸鎖乳突筋・僧帽筋の始点終点」があり、その下部には「後頭下筋群」があります。ここから「外後頭隆起が気などの流れの関門的な位置にある」ことが伺えます。

これらの「耳・鱗状縫合・茎状突起・乳様突起・乳突部・外後頭隆起・後頭下筋群にかけて」は、「耳の機能」「波動の受信・感知能力」「頚部後方・後頭部のコリ」「頭部への気血水・神経の循環不良」に纏わる部位とも考えられます。大きく「外後頭隆起と後頭下筋群」「耳と後方周囲と乳突部」に別れ、人体でも特に大きな気の通り道です。


頚部・後頭部の緩和法
  呼吸器の「気管」は、上部から「上気道:鼻腔・咽頭・喉頭」「下気道:気管・主気管支・肺」で構成されています。「喘息ほか肺疾患」では「気道周辺の筋肉が硬直して痙攣を起こし、気道の狭窄と共に、呼吸が困難になる」という症状が起きます。一般的な状態でも、現代は多くの人の人体組織は硬直しているので、最善の状態に比較すると「気道の硬直と狭窄・呼吸のしづらさ」があると考えられます。硬直や狭窄をしていれば、影響はそれだけに留まらないでしょう。

「人は一本の管である」という比喩がありますが、外見上最もこれが分かるのは「首」です。「首のコリ・肩コリ」がある時は、「首・肩の気管の狭窄化」も同時に起きていて、この「気管の縮小が、気血水の停滞を起こし、各種症状を招いている」とも言えます。「後頭部下部~~頚部~首の付け根~胸の上部」あたりまでの「咽頭・喉頭・気管」を「1つの大きな円筒管」と捉えて、この「円筒管の直径を拡張する」という行為を行うと、「気管の正常化」と共に各症状も改善すると思われます。

更に「頚部の筋肉群の動作や状態と、関連の深い筋肉群」まで考えると、上部は「頬~目の下~鼻筋の筋肉群」「乳様突起・外後頭隆起」、下部は「肺周辺の筋肉群(鳩尾付近)」まで、「頬の上部から横のライン~頚部~鳩尾から鎖骨のライン」を一体として捉えて、ここの歪み解消・柔軟化をしていくと良いも思われます。頚部のコリの主因の「胸鎖乳突筋・後頭下筋群」とは、「頬~目の下~鼻筋の筋肉群」は連動的な関係、「乳様突起・外後頭隆起」は起始・停止の部位、この横のラインは硬直しやすい部位です。

「太った時の、首の周りの脂肪でリンパの流れが悪くなる症状」もあり、「柔軟・しなやかで、強い筋肉と血管・リンパ管・気脈・神経管」があれば、首は太くなくても大丈夫と思われます。また、頭部の歪み解消もそうですが、「首の円筒管」は内部が拡張しても、筋肉が柔軟だと「自然な丸み」に近くなって、大きくなったようには見えません。

  「首の円筒管を大きくする」に際しては、上記の「胸郭・肩の項の手法」は有効です。更にこれと同様に、「首の筋肉を、意識で全方位に拡張する」のも有効です。

「頚部後方・後頭部下部・耳の周囲」を纏めて緩和する方法として、「寝床で首・顎・口の曲がりと反対方向に傾け、耳と周囲・後部と、外後頭隆起・後頭下筋群に手当てをして、左右両側に開いていく」というのが考えられます。ここを緩和して開いていくと、「頚部前方・額関節・上下両顎」も緩和、口腔・歯茎なでの血流が一気に増加します。これに伴い「頚部・顎への締め付けが無くなり、径が太くなる」という効果が現れます。

「体軸・胸鎖乳突筋の歪みの改善法」は、幾つもの手法があります。「正確にきつく噛み合わせて、顎を上方へ伸ばし、胸の中心部付近から、力を込めて左右に傾けて、10秒ほど停止すする」「ふくろうのように、首を出来るだけ時計回り・反時計回りに回転させる」という物があります。

  「口角」「上下の顎の八重歯」「舌」「オトガイの左右突端」「喉(咽頭・喉頭)」「鎖骨の最下部」「気管」「第12肋骨の正中線両側(みぞおちの左右・横隔膜の最上部)」は、「第6チャクラ」の「呼吸機能の気脈が通っている部位」だと考えられます。口角の上から出る「ほうれい線」は「頚部のコリや呼吸機能が弱いと出る」とされますが、この気脈の証左と考えられます。「第12肋骨の正中線両側」は、「横隔膜の最上部」に当たり、みぞおちの緩和状態は呼吸機能を左右します。

この途上には「筋肉で構成される管状の気管」が伸び、「口角と第12肋骨の正中線両側」は「気管の上下方向の延長部分で、呼吸機能に関る部位の範囲」です。この範囲内では「気道や頚部の硬直」により、範囲全体が硬直します。「口角~第12肋骨の正中線両側」の間には、「互いをその間の空間に引っ張る、強力な引き付け合うコリの力」が存在しています。この中で最大の気脈は「オトガイの左右突端から鎖骨最下部の、頚部上端・下端の正中線」にあると思われ、これが「呼吸機能・第6チャクラの中枢」と思われます。

この「口角~第12肋骨の正中線両側までの、管状の気脈」に、充分な気を流していくと、筋肉・骨・各組織のコリが緩和して、正中線の気血水の重大な阻害地点が解消されていきます。また「第6チャクラ」は「筋膜」にも対応しているとされ、「気道・管状の気脈の場所は筋肉で組成されている」ので、「筋膜への気の流入と共鳴と緩和」と意識すると効果的です。「首のコリ」は、全身を硬直させていきますが、首の前面側のコリは、ここのコリが主因で、更に、最下部がこの気脈と接する「胸鎖乳様筋」が大きく関ります。この範囲が緩和すると「顎・頚部・胸部・横隔膜の一体性・一体的なコリの解消」が起きて、各部分が自由に動くようになり、呼吸が楽になります。顎を下に引っ張る力が無くなり、老け顔が解消します。

  「うつ伏せになり、顎を床・寝床に接地させて、ゆっくりと回旋する」という方法があります。この場合に「顎を目一杯伸ばし、頚部の表側が床に付くほどにする」という方法もあります。これは「環椎(第一頚椎)・軸椎(第二頚椎)と、環軸関節・後頭環椎関節の動き(柔軟さ・可動域)に、最も焦点を絞った運動」「第七頚椎など、頚椎の他の関節があまり動かない」という運動です。

この効果は「環軸関節・後頭環椎関節が適度に伸び、一体的硬直がなくなる」「環椎・軸椎の歪み解消」「特に可動性の悪い部位を認識できる・集中的に改善できる、他の部位との一体的な硬直を改善できる」「頚部の柔軟化・可動域拡張・動作の円滑化がなされる」「頚部が後ろに戻る(ストレートネックの改善)」「後頭部・顎・頚部・肩の緩和・柔軟化」です。これは効果的な運動です。ただうつ伏せで睡眠をすると頚椎や腰を痛めやすいので望ましくないのと、施術では負荷をあまりかけない事が必要です。

  耳周辺には「ツボ・反射区」が多く、「他の部位と一体的に硬直・緩和する」という状況が多いです。「耳を引っ張る」行為を行うと、「首のコリ」が解消され、「耳の後部・深部」を中心に「後頭下筋群」「僧帽筋」「胸鎖乳突筋」が弛緩します。これは「両耳」を「左右」を主に行い、上下前後も行って、ぐるぐる回したりなどもあります。勿論加減は必要ですが、割と強く引っ張っても大丈夫のようで、有効な手法です。

「両手で耳を塞ぐ」「耳の周囲を掴んで中心側に引き寄せる」という施術法は、「耳のツボへの手当ての効果」「胸鎖乳突筋・後頭下筋群・僧帽筋ほか、頚部の筋肉群の緩和に纏めて有効」「後頭部・顎周辺の緩和にも有効」「音の遮断による意識集中」という効果があります。耳の奥の「蝶形骨」への歪み解消効果があり、頭部の様々な症状の改善作用を生じます。更に「松果体」は「両手の中央にある形」になり、「バイオフォトンの効果」も期待できます。また「耳は頭部で最も横に位置」「首は縦向き」で、「頚部・後頭部・顎周辺の広範囲の緩和に有効」というのは、何かしらこの縦横の指向性が絡むのかもしれません。

更に「両耳を手の平・掌底で押さえ付ける」「同時に、蝶形骨があるこめかみや乳突部を抑える」「両手を外後頭隆起の後ろで繋ぎ、側頭部を前腕部で抑え付ける」というのは非常に有効です。

  「後頭部と頚部の境」の緩和方法の1つに「外後頭隆起最下部を中心とした、後頭骨と接合部位の、気を集中させる事による共鳴振動」が考えられます。この周辺は人体で最もコリ・歪みの多い場所ですが、中々「深部まで全体が緩和する」というのは困難です。その原因は「深部の広域に関連する筋肉・組織群があるが、そこまで表面の施術では届き難い」「奥の蝶形骨・環椎(第一頚椎)・軸椎(第二頚椎)が歪んでいる」からです。なので「中核に位置する骨・骨格を、気を集めて共鳴・振動させる」のが有効です。

「後頭骨」の「外後頭隆起」は「鼻」「顎のうちの唇の範囲の縦のライン」「オトガイ」に対応すると思われます。「外後頭隆起の最下部」は「後頭骨の最下部」「頭蓋骨の底部」「後頭部と頚部の境」にありますが、ここは「オトガイ(顎の先端付近)と頚部の境」に対応すると思われます。頭蓋骨中央部の「蝶形骨」とは「蝶形後頭軟骨結合」を通じて接しています。

先ず「後頭骨・外後頭隆起」「環椎・軸椎」「蝶形骨」「後頭下筋群」と、付随する「頭蓋骨」「脊柱」の位置を把握、働きを大まかに頭に入れます。外後頭隆起の皮膚に指・手の平を当てて、血流や気血の流れを感じ、それに同調して、気を流して共鳴させていきます。付随する部位に、意識の範囲を広げていきます。

「後頭骨と接合部位の緩和」が成されると、「頭蓋骨と脊柱の正常化」「頭部・頚部・肩・鎖骨の正常化」「脳機能改善」「顔面の問題の改善」「広域の気血水の循環改善」「神経の沈静化」が齎されます。特に「外後頭隆起の緩和・頚部との境の緩和」が成されると、「オトガイ・顎・口・鼻の緩和」「頚部から顎へのうちの、特に喉とその延長部分の気血水の循環改善」が成されるでしょう。また内部にあって、非常に重要な部位で、施術が難しい「蝶形骨」「環椎・軸椎」に対しても、歪み矯正・緩和や、高波動にしていく事が出来るので、非常に良い方法だと考えられます。

上記の物のうち、特に「蝶形骨」「後頭骨」「環椎・軸椎」の歪み修正は、全情報からも隔絶された方が効果が高いです。耳を塞ぐと音が聞こえなくなりますが、「布団に潜って行う」のは有効です。


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最終更新:2014年06月13日 06:58
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