内容説明
学校教育目標の具体化・達成―そして更なるレベルアップに向けた提言!受験や就職だけではなく、人間の豊かな資質・能力を育成する教育の在り方が問われている近年の教育界では、大学評価や質保証などを総合したデータの収集・分析、いわゆる「IR(Institutional Research)」と呼ばれるマネジメントの導入が進められてきた。本書は、全国の国公私立高校5,065校を対象としたアンケート調査および、IRを中等教育に導入した野心的取り組みを行う4校の実践事例を基に、その現状と課題を浮かび上がらせ、スクール・ポリシーを起点とした新たな学校教育改革を提言する!
目次
第1章 理論(目標があってこその教育である;育成を目指す資質・能力とは;高等学校の「スクール・ポリシー」―『令和の日本型学校教育(答申)』より)
第2章 学校教育目標のアセスメントとカリキュラム・マネジメントの組織化に向けた実践的提案(“ポイント1・2”実践可能な学校教育目標を策定すること/育成を目指す資質・能力を策定すること;“ポイント3”データ・エビデンスによって資質・能力をアセスメントすること;スクール・マネジメントとして組織的に実践すること;統計を使わないでローデータに近い形でまとめる;学力の三要素をアセスメントするトランジションタイプ)
第3章 アンケート調査から見る全国高校のスクール・ポリシー体制、データ・マネジメントの実態(方法;結果と考察)
第4章 事例(桐蔭学園高等学校・中等教育学校;大手前高松中学・高等学校;富士市立高等学校;品川女子学院中等部・高等部)
著者等紹介
溝上慎一[ミゾカミシンイチ]
学校法人桐蔭学園理事長。桐蔭横浜大学教授。1970年生まれ。大阪府立茨木高等学校卒業。神戸大学教育学部卒業。京都大学博士(教育学)。1996年京都大学高等教育教授システム開発センター助手、2000年同講師、教育学研究科兼任、2003年京都大学高等教育研究開発推進センター助教授(のち准教授)、2014年同教授。2019年学校法人桐蔭学園理事長、桐蔭横浜大学学長(2020‐2021年)。大学教育学会理事、東京大学大学院教育学研究科客員教授、公益財団法人電通育英省各委員等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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