JUAA選書
教学マネジメントと内部質保証の実質化

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  • サイズ A5判/ページ数 332p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784798916989
  • NDC分類 377.1
  • Cコード C3037

内容説明

2000年代以降、大学・学部の新規設置審査が緩和されたことによって、多くの新規大学・学部が認可された。その一方で、ユニバーサル化が進む高等教育の質をいかに保証するかが目下の課題となっている。本書は、全4部16章から質保証をめぐる全体像の把握および国外事例との比較検討を通し、大学内部で自律的に行われる自己点検・評価を基幹とした質保証システムの再構築に向けた具体的提言を行う。わが国の教育・学修の評価方法に再考を促した、教職員必読の一冊!

目次

我が国の高等教育の質保証と制度
第1部 大学の内部質保証の現状、課題、そしてさらなる深化(内部質保証の背景とその意義;大学基準協会が求める内部質保証;大学の内部質保証 その定着に向けて;内部質保証システムの機能の実質化に向けて)
第2部 内部質保証システムと教育プログラム評価(教育プログラム評価の目的と意義;内部質保証と教育プログラム評価―概念、実践、効用;教育プログラム評価と数学IR)
第3部 学習成果の可視化とその具体的取組(学習成果の現状と課題:学習成果を巡る国際動向と比較;学習成果の策定とその測定;大学基準協会における学習成果の測定に対する評価)
第4部 内部質保証に関する諸外国の事例(欧州における内部質保証の枠組みと各国での取り組み;タイにおける収斂化が進む4つのタイプの内部質保証;台湾における大学評価―政府主導から大学のニーズに基づく「自律的」評価へ;アメリカにおける質保証の取組)
これからの質保証と大学基準協会

著者等紹介

永田恭介[ナガタキョウスケ]
公益財団法人大学基準協会会長・筑波大学長

山崎光悦[ヤマザキコウエツ]
公益財団法人大学基準協会常務理事・大学評価研究所所長・金沢大学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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