ロクショウグサレキン(緑青腐菌)(読み)ロクショウグサレキン(英語表記)Chlorosplenium aeruginosum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ロクショウグサレキン(緑青腐菌)
ロクショウグサレキン
Chlorosplenium aeruginosum

子嚢菌類盤菌類ビョウタケ目ビョウタケ科。山中広葉樹の朽ち木によくつく,木材腐朽菌の1種で,この菌が材の組織間に蔓延する緑青色色素出し,材が染まる。日本各地のほか,ヨーロッパ,北アメリカ中央アメリカ南アメリカオーストラリアに広く分布している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android