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<学ぶ・育つ・挑む>
コロナ禍で移動がままならない中、京都市に、異国情緒あふれる空間があります。京都府立堂本印象美術館(京都市北区)。堂本印象とはどんな人なのか。【編集長・三角真理】
★ベンチも作品
立命館大キャンパスの向かいにたたずむとっぴな建物。白い壁に白と黄色の凹凸付きのデザイン。奇抜といってよいか……。
小さな庭におしゃれなベンチが置いてあります。その背は、あめ細工のような繊細な模様。うれしいのは「どなたでもどうぞ」と腰掛けられること。この大胆で、細やかで、心やさしい人こそ、日本画家の堂本印象(1891~1975年)。印象自らがデザインした美術館です。
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