出版社内容情報
?橋 裕子[タカハシ ユウコ]
著・文・その他/編集
河野 銀子[コウノ ギンコ]
著・文・その他/編集
内容説明
欧米先進諸国に比べ、日本の女性学長の割合は約13%と極めて低い。近年、ジェンダー平等やダイバーシティの取り組みの普及などにより増加傾向にあるものの、その進捗は周回遅れである。本書第1部では、女性の学長就任を阻む構造的要因や女性リーダーシップの特徴を明らかにし、第2部では、様々な経歴を持つ女性学長らが登壇した連続シンポジウムの講演録を纏める。日本の大学界の根深いジェンダーギャップの問題に一石を投じた挑戦的プロジェクト!
目次
第1部 研究報告(女性学長をめぐる国際的な趨勢と日本の課題;日本における女性学長の実態と政策課題;女性学長のキャリアパス:日本の構造的特徴;女性学長のリーダーシップと女性学長誕生の背景:インタビュー調査から)
第2部 シンポジウムから(女性学長連続シンポジウムの概要;学長会議の風景を変える;多様性と熟議;地方大学の女性学長というアイコン;学長に「看護の視座」で挑む ほか)
著者等紹介
〓橋裕子[タカハシユウコ]
津田塾大学学長、教授。専門はアメリカ社会史(家族・女性・教育)、ジェンダー論。津田塾大学学芸学部英文学科卒業。筑波大学大学院(国際学修士)、アメリカ・カンザス大学大学院にてM.A.及びPh.D.を取得。桜美林大学専任講師・同助教授を経て、1997年から津田塾大学助教授(~2004年)、2004年から同教授。2016年より同大学長
河野銀子[カワノギンコ]
山形大学学術研究院教授(地域教育文化学部主担当)。専門は教育社会学、「ジェンダーと科学技術」研究。武蔵大学人文学部社会学科卒業、上智大学大学院教育学研究科博士後期課程満期退学。博士(社会学)。1996年から山形大学教育学部講師、同助教授・准教授を経て、2014年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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