【「内閣府の広報室だ!」事実上の番組検閲、官邸のテレビ監視リストを赤旗がスクープ!ミヤネ屋やとくダネ、報ステなどの名前がズラリ!➠ 26日っからの国会でも、官邸のマスコミ圧力も議論されることになる 菅政権は火だるまになる】

 安倍政権の時からテレビ監視していた官邸の内閣情報調査室だが、菅政権になりこの役目は「内閣府・広報室」に移ったのだろうが、マスコミコントロールするための監視が酷くなっている。

 これは、安倍政権の時に、官房長官であった菅氏が総理になりその重要性を知った菅氏の「マスコミ操作が非常に重視」している現れである。

しんぶん赤旗(共産党の新聞)がスクープ記事として、内閣府の広報室が監視しているテレビ番組のリスクを公開した。



 

【最近なぜ、赤旗のスクープが多いのか。これは、当然なから監視されても忖度などしないからだ】

 他のマスコミがこうした情報を知っていても、官邸に忖度してダンマリしてからこうなるのは当然である。

 赤旗の記事によると、内閣広報室は日常的にテレビのニュースや情報番組を細かくチェックしており、ニュースの見出しから主演者の細かい発言まで全てを書き起こして記録していたことがわかった。

 

 赤旗をめぐっては、今月1日にも「菅首相、学術会議人事に介入 推薦候補を任命せず 安保法批判者ら数人」と題したスクープ記事を掲載。朝日・読売・毎日など新聞やテレビ局も後追い報道し、菅義偉総理による任命拒否問題は政争の具になった。
赤旗を始め、週刊文春、文藝春秋、日刊ゲンダイ、シテラなどのほうが、大手マスコミよりもスクープを取る傾向にある。

 


▼官邸の杉田官房副長官の関与が明らかになっている

 

【実際に内閣広報室が常時監視していたテレビ番組、キャスター、解説員などは多岐に渡る】

 「ひるおび!」や「ミヤネ屋」、「スッキリ」、「羽鳥慎一モーニングショー」、「とくダネ!」、「報道ステーション」、「NEWS23」、「サンデーモーニング」、「サンデーステーション」、「日曜討論」というような感じで有名な番組の名前がズラッと並んでいる。

 安倍政権の頃からメディア監視やメディアコントロールが強まっていたが、菅政権になって、更に重視して徹底している。
これは、事実上の検閲状態であり、「日本学術会議の任命拒否問題」と同じように、「総理に楯突くものは排除するマスコミ」も論点に入って来る。

 恐ろしい姿勢があらわになり、来週26日からはじまる国会では、自民党内からも「答弁を重ねるほどにボロを出し、火ダルマ状態になるのは必至だ」という声が出るようになっている。

 

2020年10月22日でしんぶん赤旗のスクープ記事ーー。

【官邸のTV監視ここまで 出演者発言・ナレーション・見出し…詳細に 3月前半分 A4で700枚 本紙が記録入手】

 

 安倍政権下では、徹底したメディア対策が取られました。特に影響力の大きいテレビに対しては、政権に批判的なニュース番組のキャスターを降板に追い込むこともしました。官房長官時代からメディアに対してさまざまな干渉・圧力を加え、日本学術会議人事への介入にみられるように強権をいとわない菅義偉首相のもとで、これが一層強化されることが懸念されます。

■常時監視番組(並び順は「概要」通り)

【平日】

TBS系「ひるおび!」

日本系「ミヤネ屋」(読売テレビ制作)

日本系「スッキリ」

朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」

フジ系「とくダネ!」

朝日系「報道ステーション」

TBS系「NEWS23」

【土日】

TBS系「サンデーモーニング」

朝日系「サンデーステーション」

NHK「日曜討論」

日本系「ウェークアップ!ぷらす」(読売テレビ制作)

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Twitterの反応ーー。

 

【安倍政権下では、徹底したメディア対策が取られてきたのは、誰も知ってることだ】

 安倍政権では、特に影響力の大きいテレビに対しては、政権に批判的なニュース番組のキャスターを降板に追い込むことした。

さらに、最初は一緒に食事など、大手メデイアの重役を「食事など一緒に取ってゴマすり」だった。 
 それで、効果がないと、広告代理店の電通とはズブズブな関係であるから、民報テレビ局には、CMをやらせないで、「お前の会社を潰してやるぞ!」とまで恫喝までした。

安倍氏がやった番組で酷いのは、NHKの「クローズアップ現代」を止めさせて、テレビ朝日の「報道ステイション」などはガラリと今では変わっている。

菅氏は官房長官時代からメディアに対してさまざまな干渉・圧力を加え、日本学術会議人事への介入にみられるように、強権をいとわない菅義偉首相のもとで、これが一層強化されることを狙っている。
 

▼安倍政権下では報道の自由度は世界で72位まで下落した。

 


▼高市総務大臣は民間に「電波停止」の恫喝発言までしている。


▼NHKの政権忖度は、予算を握られているからだろう。


 

【26日から国会になるが、答弁を重ねるほどにボロを出し、火ダルマ状態になるのは必至だ!】
 

問題になる論点は山程あるが、集中されるのはーー。

①「日本学術会議の6人排除任命問題」

②「官邸」あり方、人事権の乱用とマスコミコントロール

③「コロナ対策」感染者への対応と経済支援策での見込みの甘さ(失業者、事業主、中小企業、最近出てきた農業支援の不公平、変更で混乱)

④地元を無視した福島原発の汚染水の海への放出

⑤今回の外遊だって国民に理解、支持されていたのか疑わしい

(どう考えても、国会を開かず、所信表明演説をすっ飛ばしてまで強行する必然性があったとは思えないからだ)

などなどだろう。

   ⬇ ⬇ デジタル版
【国会は火だるま必至 菅首相“棒読み記者会見”でも問題発言 日刊ゲンダイ 2020/10/22 17:00】

 

国会開催中の出てくる問題もあるであろう。

はじめての、国会で菅政権は火ダルマ状態になるのは必至ではないだろうか。
 

#菅政権 #マスコミコントロール #内閣広報室 #常時監視のテレビ番組 #報道の自由度 #26日からの国会 #日本学術会任命問題