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寺子屋記 1

「きっかけの学校」ができるまで


東京、西荻窪にある

カフェ・インザラフは

2020年6月で

開店6周年を迎えました。


これまで

「未来を育てる」をコンセプトに


働く人のコワーキングスペースとして


いつか自分の店を持ちたい人のための

ポップアップカフェとして


ワークショップやイベントを開催する

レンタルカフェとして


みなさんの未来を育てる

お手伝いをしてきました。


そんなインザラフが

新しくオンライン上に

学びの場「きっかけの学校」

をオープンすることになりました!



発案から約10ヵ月。

紆余曲折、試行錯誤をしながら、

講師の皆さんと一緒に準備をしてきました。

ようやくスタート地点に立っています。


ここまでどうやって辿り着いたのか。


そのお話です。

 *  *  *

夏休みをどう過ごすか。

子育て中のママたちの悩みの一つです。

学童や塾、

習い事があるときはいいけれど、

多くの子どもたちが

時間を持て余しているのが現状。

だらだらと時間は過ぎ、

「宿題やったの?」と毎日声をかけるのも

お互いストレスが溜まるばかり。

そんな子どもたち、

親たちのために

インザラフができることはないだろうか。


そこで考えたのが

「子どもたちの居場所作り」でした。


カフェという空間で

宿題をしたり

本を読んだり

お昼ご飯を一緒に食べたり


一人で家にいるよりも

子どもも親も安心できる


親や学校の先生以外の

大人と接することで成長できる

そんな想いから

「夏休み寺子屋プロジェクト」を企画。

いつも講座などを開催している方や

想いに賛同してくださる方に声をかけ

準備が始まったのが2019年年末のこと。

宿題のフォローアップをするのはどうか

自由研究にもなる講座を開催したい

オリンピックを一緒に楽しもう!

お昼ご飯をみんなで作って食べたい

お店の仕事を手伝ってもらうのはどうか


などなど…

子どもたちと

どんなことをして過ごそうか

いろいろと考え

準備を進めていました。

ところが、

思わぬ壁が立ちはだかります。

新型コロナウィルス感染症。

学校の休校

イベントの中止

外出自粛


インザラフも

止むを得ず

休業することになりました。


先の見えない状況の中、

とても

子どもたちを集めて

何かをすることはできない。

「寺子屋」のあり方も

変更を迫られることになるのでした…










執筆:坂田未希子(ライター・きっかけの学校運営)


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