内容説明
グローバル化とデジタル化が世界を牽引し、従来の教育を変え新たな社会を創造する時代。ヒト、モノ、コトのあらゆる領域にIT技術が浸透し、時間や空間を超え、誰でもどこでもインターネットでつながることでこれまでの体制を破壊し人類の新時代を迎えた。本書はデジタル技術が作り出したグローバル環境の下で、人間の学びと教育のあり方のこれまでにない変化を日米在住日本人が11章にわたって語り合った最前線である。
目次
巻頭対談:日本の教育におけるデジタル化の未来(石井英真・堀田龍也)
第1章 教育に関するデータの利活用の全体像と未来
第2章 プログラミング教育を認知科学から見る
第3章 特別支援教育とデジタル化
第4章 デジタル化で学びはどう変わるのか、目指すべき学びの姿とは
第5章 AI社会とオンライン教育の可能性
第6章 アメリカの教育のデジタルトランスフォーメーション―その進展、コロナ禍のインパクト、教育の再編成
第7章 DX化する大学の授業―COVID‐19の高等教育への影響
第8章 帰国子女の実態と国際バカロレア教育の展望
第9章 進化を続けるシリコンバレー短期研修―明日の世界を担う人材の輩出
第10章 グローバル化は教育と社会を変える力となる
著者等紹介
ホーン川嶋瑶子[ホーンカワシマヨウコ]
著述業。研究分野は教育と労働、アメリカの社会分析、ジェンダー等。東京大学法学部卒、パリ大学教育学修士、UNESCO勤務。その後、スタンフォード大学で教育学博士&経済学修士修了。US‐Japan Women’s Journal:A Journal for the International Exchange of Gender Studies創刊編集長、お茶の水女子大学ジェンダー研究センター教授、東京大学大学院教育学研究科非常勤講師等歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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