日本交通、大阪のナショナルタクシーを買収
タクシー大手の日本交通(東京・千代田)は10日、ナショナルタクシー(大阪市)を買収したと発表した。買収額は非公表。同日付で発行済みの全株式を取得した。約180台近くのタクシーが加わり、大阪府でのタクシー保有台数は740台近くになった。
「日本交通グループ」として一体化する。同社はこれまでも大阪のタクシー会社を買収してきており、基盤づくりを進める。
タクシー業界は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う移動需要の減少で厳しい事業環境が続いている。東京ハイヤー・タクシー協会によれば2020年度の東京23区や武三地区(武蔵野市、三鷹市)の運送収入は19年度比43%減の2074億円だった。
新型コロナウイルスの感染症法上の分類が2023年5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。
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