イギリス大学制度成立史―国家と大学のダイナミズム

個数:

イギリス大学制度成立史―国家と大学のダイナミズム

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年03月28日 22時56分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 240p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784798917436
  • NDC分類 377.233
  • Cコード C3037

内容説明

オックスブリッジの権威が根強いイギリスでは、財政的な支援を受けつつも制度的には独立した「援助すれども統制せず」という国家‐大学関係が理想化され、イギリス大学史研究においても国家の役割は軽視されてきた。本書は、各地方都市に高等教育機関が新設された19世紀半ば以降に目を向け、国庫補助金の交付や市民大学設立の勅許状交付、大学補助金委員会(UGC)の設立などの歴史的変遷を丹念に辿り、大学が国家により「制度化」されていくダイナミズムを捉える。膨大な一次史資料をもとに、公的な大学制度の構築プロセスを浮かび上がらせたイギリス大学史研究の新基軸。

目次

第1部 国庫補助金交付の開始(補助金諮問委員会の概要1889‐1911年;補助金の性格の変化:サウザンプトン;教育内容に対する視察と評価:レディング、エクセター;ガバナンスと法人化に関する勧告:ノッティンガム、サウザンプトン)
第2部 市民カレッジの大学昇格(「市民モデル」の大学設立が意味するもの;市民大学の設立過程における「水準」維持への注目)
第3部 大学補助金委員会の設立と大学制度成立(「大学」理念の拡大と国庫補助金再編に係る議論1900‐1908年;大学補助金委員会(UGC)の創設1919年)

著者等紹介

山崎智子[ヤマザキトモコ]
北海道教育大学准教授。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。福井大学特命助教、同専任講師、南山大学専任講師を経て、2019年10月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。