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国内盤7インチ。CBS SONY 07SP-655 いわく「夢のサンフランシスコに突如現れたミステリアス・ワールド!」¥700 RECOfanでは確か470円とかかな?

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アルバム『BENEFACTOR』 こっちの方はたまに見かけます。



 昨日、夜中にン十年ぶりに高田馬場に出かけて、友人のnamijinのイベント「HEADROCK NIGHT」でゲストでDJして来ました。
 というはずだったんだけど、それが「アイタタタタ!!!」。DJセットはCDのみってことをすっかり忘れてフツーにレコード持って行きました。んで、DJブースの前で初めてそのコトに気づき、「ありゃりゃりゃりゃ~~~」。

 namijinに事情を説明して、彼と仲間の春太郎ダイナマイトにDJを代わってもらい、自分はもっぱらせめてもの罪滅ぼしにと、フロアーで踊りまくりました。しかし、30年DJやっててこんな失態は初めて。まぁ、ヘッドロックのみんなは寛容なんで救われましたけど。

 そこで、なんでROMEO VOIDなのか?

 いや、ちょうど先だってリイシューされたZE RECORDSの紙ジャケ・シリーズに、James Chance aka James Whiteの作品があり、そのコンヒューズ具合が今日のぼくにはピッタリかな、と、しばし聴いていたら、目の前のレコード入れにこないだRECOfanで買ったばかりのROMEO VOIDのシングルがあり、それで、「あ~~、むしろコッチか?!」とターンテーブルに乗せたら、ウン、まさしくピタリでした。

 ドタバタなビートにファナティックなボーカルとそこにからむルーディーなサックスの響き。印象的なリフはぼくがロンナイを始めた頃の「ツバキハウス」のフロアーをすぐに思い出させてくれました。よくかかってたなぁ、コレ。

 ちなみに、彼らはサンフランシスコで81年頃に頭角を現したバンドで、女性ボーカリスト、デボラ・イェールの情感溢れる、というより直情的で肉感的な歌い方がまず耳を引き、そこに同類の吠えるサックスがからんでドカドカうるさいダンスバンド、みたいな・・。
 彼女がネイティブ・アメリカンの血を引くということも話題になったし、この曲「Never Say Never」はCarsのリック・オケイセックのプロデュースで、ディスコ関係者には大受けしてました。ロンナイでもぼくはあんまりかけなかったけど、他のDJはよく使ってました。フロアーが盛り上がるんだものね。

 しかし、こんなシングルが日本で出ていたとは、RECOfan行くまで知りませんでした。

ブロンディーの対抗馬として期待されていたみたいですが、そりゃ、無理ですわ。デビー・ハリーとこちらのデビーさんとでは正直見た目違い過ぎるし、音もアチラの方が断然ポップであか抜けてます。でも、記憶には残るんですねぇ。

 namijinゴメンね~~~!!!シュンタロー、サンキュー!!!

当時のPV。