出版社内容情報
川崎興太[]
著・文・その他/編集
内容説明
福島原発事故が発生してから10年が経過したが、避難指示等が発令された12市町村では、多くの住民が避難の継続を余儀なくされており、自治体は存続の危機にある。福島長期復興政策研究会では、こうした状況にある原発避難12市町村の市町村長を対象として、2021年の5月から12月にかけてヒアリング調査を実施した。本書は、原発避難12市町村長の復興にかかわる貴重な証言集であるとともに、市町村長の言葉をもとに原発避難12市町村の復興に向けた課題を整理した学術書である。
目次
ヒアリング調査の概要
原発避難12市町村の概要
双葉町長の伊澤史朗さん
大熊町長の吉田淳さん
富岡町長の宮本皓一さん
浪江町長の吉田数博さん
飯舘村長の杉岡誠さん
川俣町長の藤原一二さん
南相馬市長の門馬和夫さん
葛尾村長の篠木弘さん
楢葉町長の松本幸英さん
川内村長の遠藤雄幸さん
田村市長の白石高司さん
広野町長の遠藤智さん
原発避難12市町村の復興に向けた課題
著者等紹介
川〓興太[カワサキコウタ]
福島大学教授。専門は、都市計画・まちづくり。1971年茨城県常陸太田市生まれ。1993年信州大学教育学部中学英語学科卒業。1995年信州大学大学院教育研究科修士課程修了。2008年工学博士(論文・筑波大学)。ゼネラルプランニングインターナショナル、住宅・都市問題研究所、UG都市建築、東京建設コンサルタントを経て、2010年福島大学准教授、2021年福島大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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