CAの夢奪われた23歳 空港での笑顔知る人に父面会 つないだのは

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笑顔が魅力だった福島啓子さん=父敏広さん提供
笑顔が魅力だった福島啓子さん=父敏広さん提供

 2005年1月に福岡市で起きた殺人事件で命を奪われた女性(当時23歳)の父親が6月、生前の女性の笑顔を知る男性と会った。その男性は女性が働いていた空港の利用客で、いつも笑顔で接してくれる女性のことを覚えていた。事件から18年を経て、2人をつないだのは、男性がブログに載せた1本の文章だった。

 04年12月~05年1月に福岡県内で起きた3女性連続殺害事件。客室乗務員(CA)になることを夢見ていた福島啓子さんは05年1月18日朝、福岡市東区の自宅から歩いて出勤途中に惨劇に遭った。

 現場となった同市博多区の大井北公園は、父敏広さん(67)が、人との出会いを大切にしていた愛娘の足跡を残したいと市に要望し、今年1月、「夢を語る公園」という愛称が付けられた。そのニュースを見た県内在住の男性は、自身のブログに福島さんの「笑顔の記憶」をつづった。

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