記事 CSR 専門家に聞く「サステナブル商品」ヒットの理由、背後にある消費者マインドの変化とは 2021/12/24 日本経済新聞社が2021年12月に発表した「日経MJヒット商品番付」で、“西の大関”に選ばれた「サステナブル商品」(6月発表の「上期ヒット商品番付」では“東の横綱”)。環境や人権、多様性に配慮された商品を指す。日本の脱炭素の取り組みが加速し、SDGsへの関心が高まる世相を反映した選考だ。一方で、良いことをしたい気持ちが消費者にあっても、必ずしも実際にお金を払うわけでないだろう。そこで、本稿では一歩踏み込んだ分析するべく、東京都立大学准教授でマーケティング・サイエンスの専門家である中山厚穂氏に話を聞いた。すると、サステナブル商品が大ヒットする構造が明らかになってきた。
記事 新規事業 ハローサイクリングの急拡大戦略、シェアサイクル業界を一気に駆け上がったその方法は 2021/11/17 カーシェアリングや電動キックボード、電動バイクなど移動手段(乗り物)を共有するシェアードモビリティが注目を集めている。中でも、日常の足として手軽に利用できるのが自転車のシェア=シェアサイクルだ。都内では、「ドコモ・バイクシェア」と「ハローサイクリング」の2社が多くの自転車、ポート(ステーション)を抱える。今回は、後発の「ハローサイクリング」がどのような戦略でシェアを伸ばしてきたか、運営のOpenStreet 執行役員COOの林亮氏、執行役員CFOの岸田高明氏に話を聞いた。
記事 新規事業 大ヒット「檸檬堂」はどうやって生まれた?開発陣が居酒屋巡りで見つけた勝ち筋 2021/10/29 「アイデアは出尽くした……。これ以上、差別化なんてできるのか??」競争の激しい環境で、次の施策を考えあぐねているなら、ぜひ「檸檬堂(れもんどう)」のヒットのストーリーを参考にしていただきたい。キリン、サントリー、宝酒造といった強大なライバルたちが居並ぶ激戦市場に、日本コカ・コーラが初めて投入した缶チューハイ。同社初のアルコール飲料でもある。価格に頼らず、奇をてらうでもなく、王道を突き詰めることで、今までにないポジションを獲得。今や市場をリードする存在となっている。日本コカ・コーラ 「檸檬堂」ブランドマネジャー名郷根宗氏に取材し、ヒットまでのストーリーを聞いた。
記事 新規事業 【図解】うんこドリルが売れ続ける本当の理由とは? 「うんこ編集部」に聞いてみた 2021/08/17 文響社の「うんこドリル」シリーズは、漢字や算数など学習ドリルのすべての例文に「うんこ」を入れる、という奇想天外な商品。発売2カ月で270万部、累計840万部と異例の大ヒットとなったこの商品はどのように生まれたのか?そして爆発的なブームから4年、現在はどのような進化を遂げているのか。文響社の「うんこアンバサダー」石川文枝氏、「うんこ編集部」品田晃一氏に取材し、そのストーリーを図解に落とし込んだ。