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【東京】膝疾患に悩むセラピストのための、徒手アプローチセミナー  2020年03月14日(土)

【東京】膝疾患に悩むセラピストのための、徒手アプローチセミナー

 

膝関節疾患に悩むセラピストのための
 骨格・筋膜アプローチ研修会


  〜膝関節の機能解剖の基礎から徒手療法まで〜




このセミナーではシンプルで効果の出しやすい筋膜、関節への徒手アプローチと、膝関節に起こりやすい病態の説明と解決方法が学べます。



 

膝の痛みの原因を3つ挙げられますか?

 

  • 加齢による骨、軟部組織の退行変性
  • 外傷
  • 廃用

 

といった3つが原因として多く関わっていますが、膝関節にはこの他の様々な理由で機能的な制限が生じます。
あなたも日々リハビリの臨床で、患者さんを担当していて、こんな声を聞いたことがありませんか?


 

  • 「膝が曲がらなくて(伸びなくて)座るのに困る」
  • 「膝が痛くて歩けない」
  • 「膝がガクガクして安定しない」


 

膝関節の問題は患者さんにとって身近な日常的な問題です。

「診断名の有無に関わらず」です。

 

 

膝関節の機能制限はどのようにして起こるのでしょう?

そこに気付くには、骨の形(解剖学)と骨の動き方(運動学)を理解することが必要になります。


 

膝関節関節面の形状を確認すると(大腿骨顆部、脛骨プラトー)膝関節は「回旋運動に適していない」ことがわかります。事実、膝関節の靭帯損傷の多くは、異常な回旋ストレスによって生じます。

 

 

それでは、股関節はどうでしょうか?股関節は球関節の形状をしていて、運動自由度が高い構造となっています。

屈曲/伸展のポジションにもよりますが、大きい回旋可動域を持っています。

 

足関節をみてみましょう。

距腿関節、距骨下関節、その他の関節が複合的に動き、コチラも運動自由度の高い構造をしています。


 

このように、自由度の高い股関節と足関節に挟まれていることもあって、膝関節は屈曲/伸展を主に担当していれば良い関節として存在しています。

膝関節に起こる回旋運動は、股関節と足関節の回旋運動のギャップを埋めるような働きといえます。


 

ところが、日常生活の影響、姿勢による影響、動作時のクセ、既往歴などから股関節、足関節の回旋可動域が制限されてくると、たちまち膝関節は「代役としての」大きな回旋可動域を要求されてしまうのです。

 

構造的にもともと回旋が得意ではない膝関節ですので、この要求された回旋運動は膝周辺の組織にストレスを加えたり、膝周囲筋に異常な緊張を生んだりします。

 

それが続いた結果が「膝の症状」として現れてくるのです。



 

■膝関節機能制限の原因とは・・・


膝関節に現れた症状に対して

  • 「膝周囲をケアしても改善できなかった」
  • 「1度軽快しても症状を繰り返した」


きっと、そのような経験があるのではないでしょうか。

 

それは膝関節異常回旋を生み出した原因である「下肢関節の回旋制限」が解決されていないからです。


 

では、膝関節の症状を改善するにはどうしたら良いか。

それは、隣接関節の機能を改善させ膝に起こっている異常回旋が起こらないようにすれば良いのです。


 

このセミナーでは、膝関節の回旋異常を減らす為の股関節、足関節を含めた下肢全般のアプローチを学びます。 


 

 

■このセミナーで身に付くアプローチ

 

【大腰筋の本来の機能を改善させるテクニック】

下肢血流改善、脊柱~骨盤の機能分離を促す、股関節可動域改善


 

【股関節の可動性を高めるテクニック】

腹臥位で膝関節屈曲し、大転子を床方向へ圧をかける。

大転子への圧を逃がさないように、股関節外旋させることで股関節周辺軟部組織のリリースを図る。

 

 

【膝窩部の可動性を引き出すテクニック】

半腱様筋と腓腹筋内側頭の重なる部分で、膜組織の滑走を促す。


 

 

【足関節(脛腓関節)の可動性を高めるテクニック】

主に近位脛腓関節に対して行う。

脛骨ー腓骨間またはその周辺の軟部組織の滑走が期待できる。

距骨下関節での3次元的な運動が可能になり、膝関節での回旋対応が軽減できる。

結果的に膝関節の動揺が減る。


*膝関節に構造的な不安定性がある場合は、さらに筋の協調性を高めるアプローチが必要になりますが、隣接関節の可動性を高めるアプローチはとても重要です。



 

[ 講 習 会 の 詳 細 ]
 

【日 時】2020年3月14日(土)10:00~13:00
【定 員】30名
【会 場】オンライン開催(時間帯は変更する場合があります)
【対 象】理学療法士、作業療法士、言語聴覚士


 

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