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商品説明
あらゆる知覚に対応した人間の「想像」は、さまざまな感情や行動を規定し、多くの芸術文化を生み出してきた。人における体の感覚、物的環境の知覚等を考察してきた著者による想像論。フィクションの構造などを解き明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
―「想像」こそが、人間を人間たらしめている―
あらゆる知覚に対応した人間の「想像」は、さまざまな感情や行動を規定し、また多くの芸術文化をも生み出してきた。人における体の感覚、物的環境の知覚、行動、そして感情の有りようについて考察してきた著者による想像論。これは哲学の伝統的用語で言う存在論でもあり、科学論をも含む認識論でもある。そしてとりわけ、フィクションの構造とはどのようなものであるかを、その可能性から解き明かすことに意を注いだ大著。【商品解説】
目次
- 本書を読むに当たって
- 序
- 第I部 想像と現実
- 第1章 現実との間合いからみる想像のさまざま
- 第2章 想像する人の基本的現実
- 第II部 現実の次元と意味次元
- 第3章 知っていることと意味事象
- 第4章 言葉
- 第5章 想い浮かべと意味事象
- 第III部 物的現実を目がける想像
著者紹介
松永 澄夫
- 略歴
- 松永 澄夫(まつなが すみお)
1947年、熊本生まれ。東京大学名誉教授。哲学を創造する年刊誌『ひとおもい』編集委員。著作の中のさまざまな文章が、高校教科書『国語総合』(数研出版)に掲載のほか、多数の大学、専門学校、高等学校、中学校、更に全国大学入試センターの入試問題として、また塾や通信教育の教材として利用されている。
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