韓経:つまずく光州世界水泳選手権大会…国際連盟「取り消し検討も」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.21 15:32
「2019光州(クァンジュ)世界水泳選手権大会」が準備段階からつまずいている。大会組織委員会は発足して2カ月ほど経過したが、実務を総括する事務総長はまだ空席で、支援組織も政府から承認を受けられず、予算の確保も難しい状況だ。地域体育界は国際大会を招致しておきながら光州市の無理な業務推進で大会取り消しという不名誉なことにならないか心配している。
光州広域市によると、組織委事務総長に趙泳澤(チョ・ヨンテク)元国会議員を内定し、先月23日から文化体育観光部(文体部)と協議に入ったが、まだ承認を受けていない。5月19日に発足した組織委は事務総長の不在で業務にも支障が生じている。文体部が承認しない理由は「政治家ではなく専門スポーツ管理者を任命すべき」という文体部長官に対する国会質疑のためという指摘だ。