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「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2021」
AFTER LIVE SHOW出演アーティスト特集

日本一のラッパーと世界一のDJとして名を轟かせ、さらなる躍進を遂げた2020年のCreepy Nuts。令和版「今夜はブギー・バック」を目指して菅田将暉とコラボしたエモーショナルな楽曲「サントラ」、胸が熱くなる人生賛歌の表題曲を軸としたミニアルバム「かつて天才だった俺たちへ」が話題を呼び、初の日本武道館ワンマン2DAYSも大成功に収めた。本業以外でも、EXITと共にレギュラーを務めるバラエティ番組「イグナッツ!!」がスタートしたりと、テレビへの露出がグッと増え、お茶の間で見かけることも頻繁に。エンターテインメント精神を兼ね備えた最強のヒップホップユニットとして、揺るぎないポジションを築いたと言える。

メジャーデビュー10周年を迎えた2020年は、ステイホーム期間中に書いた楽曲を数多く収めた7thアルバム「PERSONALITY」をリリースした高橋優。同作での初めてメガネを外したビジュアルが新鮮だった。個人事務所の設立を発表するなど新たな一歩を踏み出す姿勢も見せ、今後の活動が楽しみになった人も多いのでは？ また、デビュー当初より関わりが深いスペースシャワーTVとのタッグもアニバーサリーモードに。3カ月にわたって特集プログラムが組まれたほか、完全招待制の生配信ライブ「Precious Live」にも出演。2015年からレギュラーMCを務める、高橋がゲストアーティストの故郷を訪ねる人気番組「ローカリズム♪」はめでたく放送50回を突破した。

2019年発表の楽曲「ヤングアダルト」あたりからブレイクの兆しが見えていた、音大出身のメンバーからなるマカロニえんぴつ。「ヤングアダルト」も収録された2020年リリースのアルバム「hope」は14曲中6曲にタイアップが付き、バンドの勢いと真価が伝わる充実の仕上がりとなった。オーディエンスありのパフォーマンスが困難な中、スペースシャワーTV主催のオンラインフェス「SWEET LOVE SHARE」に出演したりと配信ライブも積極的に実施。そして、チームスマイル・豊洲PITでの無観客公演（視聴者は70万人超え！）でメジャーデビューを発表して以降は、アニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」のオープニング主題歌「生きるをする」、エンディング主題歌「mother」をダブルで手がけるなど、マカロックを全国に響かせている。

2020年は生誕10周年で話題が盛りだくさんだったオオカミたち。ドキュメンタリー映画「MAN WITH A MISSION THE MOVIE -TRACE the HISTORY-」の公開、シングルB面曲とカバー曲をコンパイルした「MAN WITH A "B-SIDES & COVERS" MISSION」、リミックスアルバム「MAN WITH A "REMIX" MISSION」、ベストアルバム「MAN WITH A "BEST" MISSION」のリリースで存在感を見せつけたほか、新曲「Change the World」や布袋寅泰と2度目のコラボを果たした「Rock Kingdom」でいまだ薫るロックへの飢えも美しかった。その後もデジタルシングル三部作「Telescope」「All You Need」「evergreen」を発表するなど、混迷の時代に立ち止まらず、得意のユーモアも全開で駆け抜けた点が素晴らしい。さすが究極の生命体！