キヤノン、半導体製造装置の新工場建設へ…IoT・5Gにらみ500億円投資

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 キヤノンは6日、宇都宮市に半導体製造装置の生産工場を新たに建設すると発表した。総投資額は約500億円で、2025年初めの稼働を目指す。半導体の需要は中長期的に底堅く、生産能力を倍増する。

 キヤノンは半導体の製造過程で、土台となるシリコンウェハーに回路を作る「半導体露光装置」の生産に強みを持ち、現在、宇都宮市と茨城県阿見町の2拠点で生産している。新工場はこのうち、宇都宮市の「宇都宮事業所」敷地内に建設する。新工場の稼働で、キヤノンの半導体露光装置の生産能力は年約280台と、21年比で約2倍に高まる。

 半導体は足元では需要が鈍化しているものの、モノをインターネットにつなぐ「IoT」や5G(高速・大容量通信規格)の普及など、中長期的には市場のさらなる成長が見込まれている。

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3399939 0 経済 2022/10/06 18:25:00 2022/10/06 18:25:00 2022/10/06 18:25:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/10/20221006-OYT1I50154-T.jpg?type=thumbnail

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