ドイツ現代史とシュタイナー学校の闘い

個数:

ドイツ現代史とシュタイナー学校の闘い

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月21日 14時39分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 360p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784798918396
  • NDC分類 371.5
  • Cコード C3037

内容説明

ナチスによる弾圧を乗り越え、戦後のドイツ教育に新たな自由の風を吹き込んだシュタイナー学校の100年!第一次世界大戦終戦後、社会のあり方を刷新すべく壮大な構想の下誕生したシュタイナー教育。1世紀以上にわたるその時代は、ナチス体制による強制閉鎖、そして敗戦後の混乱の中で、教育の自由と権利を追求する「闘い」の歴史だった―。戦禍のドイツで繰り広げられたシュタイナー学校「存続」のための葛藤と、戦後の「私立学校の自由」のための法改正を目指した奮闘を描く!

目次

序章 本書のねらいと構成
第1章 シュタイナー学校の創設とヴァイマル時代の学校運動の展開(第一次世界大戦直後の社会三層化運動の展開;シュタイナー学校の創設とその基本理念;ヴァイマル時代におけるシュタイナー学校運動の展開)
第2章 ヒトラー第三帝国とシュタイナー学校の闘い(ヒトラーの権力掌握とナチズム教育政策の展開;ヒトラー第三帝国とシュタイナー学校の闘い;シュタイナー学校の実態とナチ当局への働きかけの意味)
第3章 戦後初期ドイツにおけるシュタイナー学校の再建と基本法第7条の成立(ナチズム崩壊とシュタイナー学校の再建;自由ヴァルドルフ学校連盟の結成と「私立学校の自由」の理念表明;基本法第7条の成立とシュタイナー学校の間接的関与)
第4章 「私立学校の自由」を求める闘いと私立学校法制の「肥沃化」(基本法第7条の具体化と南西ドイツ地区における私立学校法の制定;シュタイナー学校の教員養成の展開とその公的地位獲得の闘い;私学助成の充実を求める裁判闘争と私立学校法制の「肥沃化」)
結語

著者等紹介

遠藤孝夫[エンドウタカオ]
1958年福島県生まれ。東北大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。博士(教育学)(東北大学、1995年)。岩手大学教育学部教授(この間の4年間、教育学部長・教育学研究科長を兼務)を経て、2020年4月より淑徳大学人文学部教授。岩手大学名誉教授。専門はドイツ近現代教育史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。