2020-07-21-Shinta Appelkamp(C)Getty Images

日独ハーフMFアペルカンプ、トップ起用も?デュッセルドルフ監督が信頼を寄せる理由

ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフ率いるウーヴェ・レスラー監督が元U-18日本代表MFのアペルカンプ真大カールについて言及。地元紙『エクスプレス』で同選手に信頼を寄せる理由などを語った。

現在19歳のアペルカンプはドイツ人の父を持つ東京生まれの日独ハーフ。2015年夏に三菱養和SC巣鴨ジュニアユースからデュッセルドルフの下部組織に渡り、今年7月には2024年までの新契約を締結。フリードヘルム・フンケル前監督の下ではリーグ戦3試合でベンチ入りを経験したものの、今年1月末に就任したレースラー監督の下ではメンバー外が続き、4部リーグを戦う2軍でプレーしていた。

しかし、そんなアペルカンプは2部に降格したデュッセルドルフではトップチームのフルメンバーに。レースラー監督は「シンタにとってスカッドの層の薄さがアドバンテージになっているだろう。(これにより)私も集中的に彼と向き合って取り組めるようになった」と明かしつつ、「昨シーズンのトレーニングで彼を見ることができ、マネジャーのウーヴェ・クラインに『新契約を与えるべき』と伝えた。早い段階で、彼がプロ選手になるべきと思ったんだ」と当時から高く評価していたことを示唆している。

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続けてドイツ人指揮官は新シーズンに向けてはアペルカンプに過度な期待を持たない考えを述べる。「2部で30試合消化することを前提に考えてはいけない。ただ、彼は正しい道を進んでいるし、我々は彼に時間を与えなければならない」と焦らずに育てていく方針を強調した。その一方で、その将来性を確信する様子をうかがわせつつ、信頼を寄せるようになった理由にも触れている。

「彼のようなプレーヤーと一緒に働くことを私はとにかく楽しく思う。彼は学ぶ姿勢を持ち、プレーにおいてはクレバーな選手だし、情報をすぐに吸収する上、それを実行に移すこともできるのだからね。同じミスを繰り返すことがほとんどない。すると監督として真剣勝負でも実際に彼を投入するだけの信頼感が築き上げられるものだ」

レースラー監督はさらにアペルカンプのポジションについても言及。「ボックスとボックスの間のライン間のスペースでとても優れた動きを見せる上、ゴールを脅かすこともできる8番(インサイドハーフ)と見ている。シンタは狭いエリアでのボールキープがとても上手い」と若手の特徴を語っている。

なおアペルカンプは28日に行われたオランダのフィテッセとのテストマッチにフル出場。2-2のドローに終わった試合後、クラブ公式チャンネルのインタビューで「基本的に自分に満足することはないです。監督に言われたことを受け止めて、どんなトレーニングやメニューでも最善を尽くし、頑張っていきたいと思います」と意気込みを示していた。

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