このアイディアは素晴らしいですよね!
オランダ文学の振興と発展を目的にブックフェアーなどを開催しているCPNB(CollectivePromotion Dutch Literature)が、今年は伝記をテーマにした「GeschrevenPortretten」を全面に打ち出したのですが、そのコーナーに並ぶ本のデザインが秀逸で話題を集めていましたよ。なんだかこれはぜひゲットして飾って読みたいという作品ばかりなんですね...
会場には「アンネの日記」で知られるアンネ・フランクや画家のフィンセント・ファン・ゴッホなどなどの伝記が並び、その人物の顔の彫刻風に仕上がった書籍の大胆なカットデザインが斬新で、ビジュアル面でも注目の美しい本になっていました。紙のページをめくって読書する味わいに加えて、表紙や本の装丁までもが作品の多くを物語るデザインは、電子書籍にはない魅力となるかもしれませんよね。こういう新刊が書店に並ぶ日もそう遠くはないのかも?
Kat Hannaford(米版/湯木進悟)