今年の六月頭に購入したMOLESKINEノートをつい先日使い切りました(厳密にはちょい残ってるけど月が変わるタイミングで2冊目突入)。ちょうど半年ほどで一冊と言うことになります。
使用していたのはラージサイズのルールド(横罫線)ノート。
仕事ではLIFEノーブルノート(B6)を使用しているため、主にプライベートでの使用。
この半年は、常に傍らにiPhone、もしくはMOLESKINEがあるという生活でした。と言うかこれからもですが。
さて、以前「モレスキン 「伝説のノート」活用術」を読んで と言うエントリーでも書いたのですが、Evernoteとの併用により「身の回りに置いておきたい情報の漏れ」がほぼ無くなりました。
「モレスキン 「伝説のノート」活用術」を読んで « OZPAの表4
新しい技術はとりあえず飛びつくし、どうせ身の回りに置くのであれば自分の気に入ったものを使っていたい。
形から入る人間のステレオタイプとも言う。
以前のエントリー
半年でラージサイズ一冊使い切ると言うペースが遅いのか早いのかは分かりませんが、とりあえずMOLESKINEを一冊使い切り感じたのは「多ページの安心感」と「カスタマイズの楽しさ」について。
1.多ページの安心感
上はMOLESKINEを使い始めた頃の写真。
行間が少なく、大変に読みにくいです。はっきり言って読み返す気にならない。
そしてこちらが先月取ったノート。ある程度の余白を意識的に持つようにしています。ぼかし入ってわかりにくいですねスイマセン。
購入直後はどうも「高いノートだから余すところなくたっぷり使おう!」と思っていたのですが、後から読み返すと隙間なく埋められた文字に酔いそうになる始末でした。目的の情報にたどり着くのが困難。
デジタルツールであれアナログであれ、情報を扱う上でもっとも大切なのは「インプットとアウトプットが快適であること」と私は考えます。
例えば、EvernoteではFastEverやFastEver Snapといったアプリのおかげでインプットはソツなく出来ますし、優れた検索機能のおかげでアウトプットも問題ありません。
一方MOLESKINE。インプットはペンを取りだし書き出すだけ。このシンプルさと自由度は到底デジタルで味わうことは出来ません。
問題はアウトプット。どうしたってMOLESKINEから情報を取り出すには自分の手と目を使うしかない。文字に酔ってしまうようなノートではストレスが溜まります。
文字を小さく書けばいいじゃんと言われそうなんで書いておきますが、オレチイサイモジカクノニガテ。
だので、ノートを書く際は行間を多くとり、新規ノートは必ず見開きの左ページから書き出すことにしました。
「余白がもったいない、余った右ページがもったいない」という考え方は「情報の死滅と、検索に伴う時間の方がもったいない」という考えにシフト。
これはMOLESKINEの多ページからくる安心感が成せる代物でしょう。
ページが余ってどうしてももったいないと言うのなら、あとから写真でもシールでも焼き海苔でもなんでもいいから貼りなさい。ほんで非常食にしなさい。
2.カスタマイズの楽しさ
上記の「アウトプットのしやすいノート作り」ですが、行間あければ全て解決!…というわけにはいきません。そりゃそうだ。
モレ本にもありましたが、MOLESKINEの良さはカスタマイズ性に優れた点にもあります。自分なりのMOLESKINEを作る楽しみ。これもデジタルでは味わえないでしょう。
MOLESKINEのカレンダーを配布してみる « OZPAの表4
そんなときはイチイチiPhoneを取り出してカレンダーアプリを起動するのですが、これがかなりうっとうしい。
じゃあMOLESKINEにカレンダー作って貼っちゃえ!と言うわけで以前作ってみたんですね。
カレンダー貼ったり
【モレスキン】OSANPO Shoppingでスタンプを買いました【カスタマイズ】 « OZPAの表4
スタンプ押したり
他にも、ロディアを貼り込んだりMSKで作成したプリントを貼り付けたり非常食の焼き海苔を貼り付けたりしているお陰で私のMOLESKINEはぷっくりと太くなりました。
ノートに愛着が湧けば、当然使用頻度も増えますし、そうすれば自ずから情報はノートに溜まっていきます。この好循環を生み出してくれるのもMOLESKINEの利点であると言う事でしょう。
そんなわけで、これからもMOLESKINEライフを楽しんでいきたいと思います。
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