米Googleは米国時間2010年11月17日、Webベースの統合オフィスアプリケーション「Google Docs」の文書をモバイル端末で編集可能にすると発表した。今後、数日間で利用できるようにする。Googleのモバイルプラットフォーム「Android 2.2」および米AppleのモバイルOS「iOS 3.0」以降に対応する。

 モバイル端末のWebブラウザーで「docs.google.com」にアクセスし、ドキュメントを選んで右上の「Edit」ボタンをタップすると編集画面に切り替わる。編集内容はほぼリアルタイムで反映され、Android端末では音声によるテキスト入力も可能。当初は英語のみサポートするが、他の言語への対応も計画している。

 Google Docsでは、アップロード済みのドキュメントをAndroid端末や、Appleの「iPhone」「iPad」などからWeb上で閲覧できるようにするモバイル版「Google Docs viewer」を6月に発表していた(関連記事:Google DocsビューアがAndroid、iPhone、iPadに対応)。なおスプレッドシートをモバイル端末で編集する機能は昨年より提供している(Google公式ブログの過去記事)。

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