今回のエントリーでは、前回のノートブックに引き続きタグを晒して行きたいと思います。
さて、タグを付ける際に私が気をつけているポイントは2つ。
1,思いつく限りタグはつけまくる
2,タグはなるべく英語で
以上2点。
1.思いつく限りタグはつけまくる
気をつけている、と言うほどの事では無いのですがとにかくタグはつけられるだけ付けちゃいます。
●型にはめたくない
ズボラのくせに凝り性な自分。いざ何かの整理をするとなると初めはきっちり決めごとを作るくせに、時間の経過と共にだんだんと面倒くさくなりシステム自体が破綻すると言うような事が多々あります。全ての情報を網羅したいと考えているEvernoteでそれは避けたい。なのでタグを付ける際はテキトー&思いつくまま。
要は「この種類のノートはこういったタグを付けよう」などと一度決めてしまうと後々ドツボにはまってしまう可能性が非常に高いと踏んだわけです。
●ザルの編み目は細かい方が良い
私のEvernoteのノート数は現在1500強。これからもどんどんと増えていく事でしょう。
ノートの増加に伴い、本文検索のみではいくらEvernoteの検索機能が優秀だからとは言え目的のノートを探し当てるのは難しくなってきます。ノートブックとタグを上手く活用しなければなりません。
検索時にタグは複数選択できますので、タグを各ノートに出来るだけ付けておけばそれだけ網に引っかかりやすくなるでしょう。無論同じような内容のノートが重複して検索結果に上がる事はあるでしょうが、数は絞れるだけ絞っておいて、いざとなればその重複したノートの中で本文検索等をかければ良いだけの事です。
2.タグはなるべく英語で
特によく使うタグに関しては英語を使用するようにしています。サジェスト機能が便利だから。
サジェスト機能とは、上のようにタグの一部を入力すると入力候補が出現する機能のこと。要は携帯の予測変換みたいなものです。
このサジェスト機能ですが、日本語では変換確定後にしか働きません。
例えば、「apple」というタグをつけているなら「a」と打ち込んだ時点でサジェスト機能が働き、(「apple」タグが候補の一番上ならば)returnキーを押せば確定されますが、「林檎」と言うタグ名を付けていた場合「りんご」と打ち変換、「林檎」と確定してようやくサジェスト機能が働きます。
上記は極端な例ですが、「なんでもかんでもタグつけちゃえ」と思っている自分にとって、入力の手間は少しでも少ない方が効率的。
よく使うけど英語だと閲覧性が悪い!と言うタグに関しては先頭に英字を付けることで解決しています。(後述)
前置きが長くなりましたが、タグを晒してみようと思います。
まずは「親タグ」
そして「子タグ」
そうですね、うん。
多いよね。(´・ω・`)
というか自分ですら「あーこんなタグあったのか・・・」と気づかされる始末。でも、それでいいんです。たまに見返せばいいんです。多分。
さて、子タグは説明すると一昼夜かかってしまうので(する気もない)よく使う親タグについて簡単に説明していきます。
.人
その名の通り、人の名前を付けたタグ。
100_プライベート
199_BRAIN
300_デザイン
500
名前そのまんまです。「100_プライベート」はプライベートに関するタグ、「300_デザイン」はデザイン関係のタグと言った感じ。
管理しやすいように、ノートブックとタグの頭番号は統一しています。
[checklist]
これもその名の通り。主にEgretlistに対応させるために付けているタグ。
Egretlist 1.6.2
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 3.1.2 以降が必要
カテゴリ: 仕事効率化 価格: ¥350
更新: 2010/08/30
[handwriting]
手書きのメモを写真に撮りEvernoteに送ったノートはこのタグを付けて管理。
[memo]
[password]
[reference]
[study]
ここも名前のまんまですね。メモ、各種ID・パスワード、資料、勉強用のノートに付けるタグ。
[to_calender]
スケジュール管理は全てgoogleカレンダーに放り込んでいるのですが、メールなどで飛んできたスケジュールは一旦Evernoteに預けてからノートを見返しつつgoogleカレンダーへ移してます(漏れを防ぐため)
googleに同期したスケジュールのノートにはこのタグを付けてアーカイブノートブックへ。
[todo]
Toodledoでは管理しきれないタスクが発生した場合(サブタスクがあるものなど)このタグを付けて「次にやること」「プロジェクト」ノートブックへ移動。
[uc]
Ubiquitous Capture(ユビキタスキャプチャー)の略。
Twitterにはつぶやけないその時の感情、思ったこと、写真をFasteverやFastever SnapでEvernoteに送る際に付けるタグ。
[名刺]
そのまんま。名刺につけるタグ。ノートブックに「名刺」があるからこのタグ本当は要らないんだけど、まだ名刺の整理をしていないので・・・
[執筆中]
今執筆しているものに付けるタグ。
done
もう閲覧しないタスクのノートやメモのノートに付けるタグ。
基本、このタグを付けたらアーカイブノートブックへ放り込みます。
miss
なにか仕事やプライベートでミスをしてしまったら、新規ノートを作り
・失敗した事例
・何故失敗したか
・防止策
を書き、このタグを付けて保存します。たまに見返してその失敗を二度と繰り返さないように。
まぁ、繰り返すんですけど(´・ω・`)
place
先述のサジェスト機能を働かせるため、ように、先頭に「p」をつけて一覧になるようにしてあります。
want
ほしいもの、したいこと、たべたいもの・・・etc…
Z_日付
他人様のEvernote術をパクってばかりの自分が唯一自ら考えたタグ。
「2009年の12月の事が知りたい!」と思ったら「z0912」を検索すれば良し。
最初のころはLifelogノートを月毎にマージしていたのですが、閲覧性が悪くなるのでやめました。
そこで編み出したのがこのタグ。
毎日twtr2srcから送られてくるTwitterログに日記を追記、このタグを付けてLifelogノートへ。
一番下は自分の先輩の結婚式にて二次会幹事をやった際に作成したノートをまとめるときに作ったタグ。「z_○○さん結婚式」のように特定の日付にも対応出来るので「ノートブックを作るほどではないがまとめておきたい事項」が出現した際に便利。
★タグ
いわゆる「レート」タグ。
食べたラーメンを勝手に評価し、つけています。
というか、ラーメンにしか付けていません。ラーメン食べ歩きが趣味なのです。止めないでください。
〈まとめ〉
と言うわけで今回はタグを晒してみました。
タグとノートブックの使い分けに関してですが、大切なのは決められたルールを遵守することではありません。
何のためにタグを付け、ノートブックを分けるのか?
それは「目的のノートにたどり着くための効率化を図る」ため。
あまりにもカチカチな「自分ルール」を作ってしまうとそれに縛られ身動きがとれなくなります。それゆえ、タグの整理は良い意味で適当に。
タグ一覧がゴチャゴチャするのを防ぐために親子の関係を作り階層化は図っていますが、そこまで厳密には整理してません。あれ?この子タグは「デザイン」のくくりでいいの?みたいなこともしばしば。適当です。
流石に冬物のタンスに海水パンツを入れるようなマネはしておりませんが、「半袖のTシャツはインナーにも使えるから冬物タンスに入れといてもいいか・・・」みたいなアバウトさで管理してます。何言ってんだろう。
極論、「Evernoteに入っている情報は見返すことなど120%ありえないよ」と言うのであれば、ノートブックもタグも必要ありません。
しかし、Evernoteは情報の有効活用を図るためのツールだと私は捉えています。
ノートブックとタグで、いかに必要な情報を取り出す精度を上げていくか。これが重要なのではないでしょうか?
今回晒したタグ一覧が、何かの参考になればうれしいですなぁ。
色んなEvernote使いの方のTipsをミクスチャーし練り上げたものなのでオリジナル性はほぼ皆無ですが(^^;
まぁ、ノートブックの整理で困っている方にとって少しでも参考になればこれ幸いです。
前回の記事。
コメント先: "Evernoteを考える第6回 〜タグを晒してみる〜" (4)
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