コーエン兄弟の新作予告編が凄い&アカデミー賞作品賞予想(早過ぎ)

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コーエン兄弟の西部劇”True Grit"の予告編が完成。『ソーシャル・ネットワーク』も危うしの斬れ方だ。内容は、父親を殺されたHailee Steinfeld演じる女の子が、酔っぱらいの警官(Jeff Bridges)と若きパトロール隊員(Matt Damon)の力を借りて、ギャング(Barry Pepper)に連れられた殺し屋(Josh Brolin)を捜しに行くという物語。この隅から隅まで完璧な予告編必見。アカデミー賞をもらったばかりのジェフ・ブリッジズが素晴らしいし、音楽がまたいい。ポスターは同タイトルの原作の1969年映画化、日本語タイトルは『勇気ある追跡』。ジョン・ウェインが演じた役をジェフ・ブリッジズが演じている。

http://trailers.apple.com/trailers/paramount/truegrit/
またはここで
http://www.youtube.com/watch?v=uco41pOKeJg

というわけで、いい作品が揃ってきたので、現時点での超独断と偏見アカデミー賞作品賞候補予想その1(笑)。

"King's Speech"
”The Social Network"
"127 Hours"
"True Grit"(未見)か"Inception"
"The Fighter"(未見/デヴィッドOラッセル監督)

かな。

あ、10本なんだった。じゃあ、

”Black Swan"
"Kids are all right"
"Toy Street 3"

た、足りない(笑)。

じゃあ希望的観測で
”Never Let Me Go"。
"Blue Valentine"(ララララライアン・ゴスリングかっこ良過ぎ)
それか、マイク・リーの新作か……。

で、今のところ”King's Speech"が獲るような気がする。
『ソーシャル・ネットワーク』は最高の作品だけど、レーザーシャープなので、
アカデミー賞向きじゃない。それに、アカデミー賞なんていらない。
そんなもんもらわなくても、最高だということが絶対的だから。

ただNY映画祭で観た日本の他のプレスの反応を読んでいたら
「まあチケット買う価値はあります」とか「まあ若いときはこういうことあるよね」
みたいなぬるーーーーい反応だった……。
私熱過ぎ?死んでも観ろ!の勢いだったのですが。
ちなみに、NY映画祭のプレス試写で私は6時半くらいに起きて
8時くらいに並びましたが、到着したら私の前にすでに50人くらいは並んでました。
9時からの上映で。

フィンチャー曰く「ジョン・ヒューズ映画版(*つまり青春群像劇)『市民ケーン』」というこの作品、
ぜひ、東京国際映画祭で観てみてください。4回も上映されるみたいです。

余計なお世話だけど、字幕はどうするんだろうなあ。すごい大変だと思う。
162ページの脚本を120分の作品にしているから。つまり、通常より42ページ分文字が多いということ。
でもなんとか収めないといけない。何か工夫するのか、単に短くするのか?
でもあのしゃべり方がポイントだからな。でも人が追える文字数って決まってるだろうから、
やっぱり短くするのかな。字幕を担当する方、凄く大変そう。でも、やりがいがありそう。
それに台詞にいちいちパンチがあるから大丈夫だろう。

どうだったか教えてください。特に最初のシーン。
http://www.tiff-jp.net/ja/
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