フェンスは、あんまり長持ちしないし...。防犯カメラは高価すぎ...。武装したガードマン達は買収される可能性があるからねぇ...。こんなだと、マリファナ農場を確実に保護する方法はたった1つしかない! それは怠け者のクマ。
そうです。彼らは10頭のアメリカ・クロクマを、ドッグフードでおびき寄せて見張りにしてたんです。クマ達はドッグフード目当てに、その辺りをウロウロしているだけで立派なガード役を果たしていたわけです。
不法マリファナ取引は想像以上にお金になるようなので、マリファナを守るために様々なハイテクなシステムを使うことは可能です。でも、熊よりも恐ろしくて効果の高い用心棒はいないですよね? しかも、多分コストも低めでしょうから。
ただ、その日アテンドした警察達も初めはマリファナをガードしている10頭のアメリカ・クロクマを観て面喰ってしまいまったけど、押収の作業には困らなかったそうです。
カナダ騎馬警官隊軍曹Fred Mansveldの話では、彼らは飼いならされていました。ただその辺りに座って見てたんです。1頭の熊なんかはパトカーのボンネットに登って少しの間座ってから、ジャンプして飛びおりましたよ。
とのこと。
そんな話を聞くと、本当にハイテクなセキュリティーシステムより効果があったのか否か?微妙なところかもしれませんね。
-Brian Barrett(原文/junjun )