ファストリ柳井社長、生産体制「中国以外で3分の1を目指す」
ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は8日、都内で開いた決算記者会見で、人件費の上昇が続く中国に集中した生産体制について「中国一辺倒ではなく、アジア一円に広げていく。1~2年以内に中国以外の国で3分の1を生産したい」との考えを示した。
一方、出店が遅れる中国事業については「店舗を運営していく人材を育成するのに時間がかかった。来期以降は大幅に出店を拡大する」として、10年以内に1000店舗体制にする当初目標を据え置いた。
今後については東南アジアへの出店も加速させ「圧倒的なアジアのナンバーワンになる」と語った。〔日経QUICKニュース〕
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