ジェネレーションギャップ。歳をとっていくとともに、それは自ずと増えていくものです。大抵は笑い話で済みますが、自分より一回り以上年下の人たちと接する機会の多い人々にとって、それは致命的なコミュニケーションブレイクダウンを引き起こすものとなり得ます。

アメリカ・ウィスコンシン州のBeloit大学では、教授と生徒のコミュニケーションを円滑にすべく、新入生の世代感覚の調査を、1998年の8月から行っているそうです。そこで今回は、今年度の新入生(大半が平成4年生まれ)を対象とした調査リストの一部を、ご紹介します。是非、読者の皆様も試してみてください。

 

1. ほとんどの子が筆記体の書き方を知らない。

2. Eメールは遅いからめったに使わない。

7. 「キャラメルマキアート」や「ベンティハーフ・バニララテ」はストリートの言葉。

8. 世界は昔からバリアフリーに取り組んできた、と思っている。

10. 外国人の多い他国の大学への入学に抵抗がない(異星人がいなければ)。

12. クリント・イーストウッドとえいば、ダーティ・ハリーではなく監督。

14. ケボーキアン博士は一度も薬剤の免許を持ったことがない、と思っている。

15. 襟についたカラフルなリボンは、暗に援助を求めている人がつけるもの。

16. 韓国車はアメリカ高速道路の定番。

18. ファーギーといえば、公爵夫人ではなく歌手。

19 電話で話しながら、意味なく電話コードをねじったことがない。

20. DNA検査はずっと行われてきたし、ヒトゲノムの解析もずっと前に完了していた、と思っている。

26. 祖父母の家以外で、コダクロームのスライドを見たことがない。

27. CD-ROMディスクドライブは初期のコンピュータからついてた、と思っている。

28. 手首をとんとん指さすジェスチャーをしても、時間が知りたいという意味だと分からない。

31. 初めて触ったPCは、Apple ⅡかMac Ⅱ。

32. チェコスロバキアを知らない。

33. 副流煙が発がん性物質とされているのは昔からだ、と思っている。

35. 飛行場には昔からショッピングモールのようなものがあった、と思っている。

40. HIV感染者もオリンピックに出場できるのは昔からだ、と思っている。

43. ロシアとアメリカはずっと共同して宇宙計画に取り組んできた、と思っている。

46. ニルヴァーナはオールディーズ。

47. 子供たちは常に両親を離婚させようとしてきた、と思っている。

48. お金をかければ宇宙でも結婚式があげれるのは昔からだ、と思っている。

50. 歯磨き粉がキャップを下にして立つのは当然。

51. 食べ物に光が照らされるのは昔からだ、と思っている。

54. スタリ・モストが複製なのは昔からだ、と思っている。

55. 大統領就任式でロックバンドの演奏が行われるのは昔からだ、と思っている。

58. ベートーヴェンといえば犬の名前。

62. 何百もケーブルテレビのチャンネルがあるのに、何にも見るべきものがないのはいつもの事。

65. ミケランジェロとの初めての出会いは、彫刻ではなくコンピュータウィルス。

66. ガリレオはもうカトリック教会に許されている、と思っている。

73. 豊胸のシリコンバッグが規制されているのは昔からだ、と思っている。

いかがでしたか? この他にも「アイドルといえば?」といった質問、「あるあるネタ」などは、世代によって答えが全く変わりそうです。

これでジェネレーションギャップが浮き彫りになるぜ! という質問、平成生まれの「あるあるネタ」など、コメント欄への記入お願いいたします。

[Beloit via NYT Bits]

Kyle VanHemert (原文/訳:松井亮太)