書評もARで読める! 「AR三兄弟の企画書」出版記念イベントに行ってきた

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    書評もARで読める! 「AR三兄弟の企画書」出版記念イベントに行ってきた

    ビジネス書も拡張されちゃいました。

    ネット・テレビ・映画・雑誌などなど様々な媒体を、AR技術(拡張現実)を使い拡張しているユニット「AR三兄弟」。今回は長男の川田十夢さん(@cmrr_xxx)のビジネス書「AR三兄弟の企画書」出版記念イベントに潜入してきました!

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    前半は装丁を担当した野口尚子さん(中央:@kami_labo)と、編集を担当した竹内 靖朗さん(右:@takeuch)との対談。

    タイトなスケジュールの中でどんな苦労をしたのかウラ話を語ってくれました。特に装丁では、予算の枠内で最大限に遊べる装丁を目指したそう。結果、インパクトのある黄色い表紙に業界初ARマーカーを搭載することに。読む前から書評を読める「AR書評システム」は画期的ですよ。

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    東のエデン × AR三兄弟、ARシステムの概略

    内容は、さまざまな分野を拡張しているAR三兄弟の企画書や実例、はたまた斬新なコンセプトがどこから生まれてくるのかが赤裸々に綴られています。

    例えば第二章「東のエデンから始まった物語の拡張」には、たった15分のプレゼンで神山監督を口説き落とした企画書も収録。川田さん曰く、良い企画書というのは「心に残る企画書」で、それを作るには毎日の鍛錬が不可欠だそう。そういう意味で140文字以内でつぶやくTwitterの存在が生きた言葉を生み出す格好の練習となっているんだとか。

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    後半には次男(中央:@03080138)・三男(左:@ogasawala)が登場し、新しいARの披露や、今後のAR三兄弟の活動について語りました。

    最後は「広告業界はじめ、ARはブームになってきている。僕たちはブームじゃなく『ARカルチャー』を作っていきたい」と川田さんがAR三兄弟としての目標を述べ、イベント終了。

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    アイドルの拡張からアニメの拡張、そして、ついにはビジネス書までの拡張を果たしたAR三兄弟。最終的に「AR技術のカルチャー化」を目指すAR三兄弟の活動から、今後とも目が離せませんね。

    AR三兄弟の企画書は1470円で発売中です。

    ■ 付録 : AR三兄弟・Rockakuプレゼンツ「ねじ山」に参加してきた!

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    話は変わりますが、上記出版記念イベントの前日、23日(祝)にAR三兄弟が主催の「ねじ山」というTwitterユーザー限定のイベントがありました。

    これは、かいつまんでご説明すると、高尾山にみんなで登って、高尾山ビアマウントでビールを飲もうという催し。誰でも参加可能ということだったので、ボクら編集部も有志数人で参加してきたのですが、それについても簡単にレポートしますね。

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    そもそも、このイベントは、AR三兄弟(@ar3bros)の長男、川田十夢さんが世界陸上を見ているときに、世界記録保持者ウサイン・ボルト選手の走りに感動したことが発端。

    その経緯を簡単に記すと...

    ボルトにおめでとうと言いたい。 → ボルトの連絡先知らない → twitterに居たねじっぽい人におめでとうと伝える → 「自分の事のように嬉しい」とデザイナーの佐藤ねじ(写真下の一番左:@sato_nezi)からリプライあり → じゃ、呑もう。山で。

    と、なったそうです。その考えに賛同した、コピーライターのRockaku森田哲生(写真下の一番手前:@Rockaku)さんも加わり、計画が進められたみたいですね。

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    あいにく、23日は秋雨前線と台風の影響を受け、高尾山は大荒れ。実際に登山をしていたときは、小雨程度だったものの、いざビールで乾杯という段になって、滝を打ったような豪雨と雷に見舞われ、かなりスリリングな飲み会となりました。

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    でも、参加者にはケータイ用のARを作っている方や、360度全方位の写真を撮影できるSONYの「bloggie」を持参している方などもいて、かなりのガジェット臭する人ばかり。さすがはAR三兄弟のイベントです。

    最後には、みんなで温泉に行って疲れをいやしたり、ガジェット談議に花を咲かせたり...。とても有意義なイベントとなりましたよ。

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    皆さん、また飲みましょうね!

    (遠藤充)