AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

となりのツァトゥグア

2008年07月19日 | ルルイエ異本
今夜の金曜ロードショーは『となりのトトロ』でしたね~。
宮崎駿監督のアニメ映画は実はけっこう好きで、テレビなどでやっているとついつい見てしまいますね~。だってイマジネーションに富んでいるじゃございませんか!
彼の作品は日本の田舎風景とかの描写がとても美しくて、観ていてとても心洗われるんですよね~。
最近の作品は有名俳優などを声優に起用したりと商売っ気ばかりが目立ち、全く見る気がおこりませんけど。
トトロってまぁこの話では子供にしか見えない座敷童子みたいなお化け、或いはこの国に太古より住んでいる森の主という設定ですが、私はこのモンスターがどうしてもヒューペルボリア大陸の西部を横断するヴーアミタドレス山の地底にある秘密の洞窟に棲むと伝えられる、あのツァトゥグアと同一であると思えて仕方がないのである。

ツァトゥグアはサイクラノーシュの名で知られる土星から飛来したものと伝えられる旧支配者で、盲目にして白痴の神アザトースの両性具有の子孫であるクグサクスクルスの生み出したギズグスを父とし、暗黒星ゾスから到来した分裂生殖するイクナグンニスススズより生み出されたズストゥルゼームグニを母として生まれた。
この神は“ナマケモノに似た胴体を持ち、毛むくじゃらの黒いヒキガエルを連想させるずんぐりとした姿”をしており、旧支配者としては穏やかな部類に入り、その奇妙なまでに家庭的な出自とも相まって、時にユーモアさえ感じさせることがある。
う~んどう考えてもトトロはツァトゥグアに相違ございませんて!ウルタールのねこバスも出てくるし。
ウルタールでは何人も猫を殺してはいけません。

宮崎駿監督はひょっとしてあのムー・トゥーランの魔道師エイボンが著したとされるツァトゥグア信仰にまつわる禁断の書物『エイボンの書』、或いは『コモーリアム神話群』を読んだのかもしれない。


ツァトゥグア 眠たげな目に柔毛で覆われた胴体はトトロそのもの。

トトロがツァトゥグアと同一であるという説がいささか強引すぎるというなら、親類、或いは兄弟であると考えるのはいかがだろうか?
思うに、クグサクスクルスがその一族を引き連れ、ユゴス(冥王星)へと移る際に、ツァトゥグアの母ズストゥルゼームグニが知られざるもう一人の子供トトロを内密に生みの親であるイクナグンニスススズに預け、イクナグンイスススズはトトロを暗黒星ゾスに連れていき1232歳になるまで育てた。しかしトトロはイグナグンイスススズを嫌い、イグナグンイスススズに内密で生き別れた兄のツァトゥグアに会いに行こうとしたが、それを知ったイクナグンイスススススススススススス・・・・・・

いや、途方も無い誇大妄想はこの辺でやめておこう。
とにかくトトロはツァトゥグアに違いないって!
この日本の地底世界にもあの柔毛に覆われた不定形の存在が眠っているというのか!



今日の1曲:『Donkey Rhubarb』/ Aphex Twin

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