放射性物質、事故初期に大量放出 少量拡散は長期化
事故の深刻さを表す国際評価尺度が2段階上がってレベル7になった東京電力福島第1原子力発電所では、放射性物質の放出が事故の初期に集中、その後は小康状態が続いている。同じレベル7の旧ソ連・チェルノブイリ原発事故と比べて放出量は少なく住民の健康被害も発生していないが、すでに長期化している放出を早期に食い止める必要がある。
福島第1原発からの放射性物質の放出量について、原子力安全・保安院は37京(京は1...
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