さまざまな団体が対応を行っているものの、メキシコ湾では今もなお原油が流出し続けています。そこで、こちらでは、信用できるチャリティーをご紹介すると同時に、チャリティー詐欺に合わないためのポイントを、いくつかご紹介します。

ハイチでの大地震の時と同様、多くの団体が迅速に、義援金を贈る活動に着手しました。しかし、全てが信用できるわけではなく、義援金がどこへ贈られるのかが不明瞭な団体、詐欺を行う団体も存在します

 U.S. Better Business Bureau(通称BBB)は、信頼できる13の義援金送付代理業者をリストアップしています。下記がそのリスト・リンクです。全て英語ですが、BBBの支出、管理、評判に好印象を抱いた方は、オンラインで寄付できるので、下記リンクをご覧ください。BBBは完璧ではありませんし、必ずしも公平ではありませんが、全国規模の寄付に関しての評価は、公正に感じます。

American Bird Conservancy

Defenders of Wildlife

Ducks Unlimited

EarthShare

Environmental Defense Fund

Friends of the Earth

Greenpeace Fund

International Fund for Animal Welfare

National Audubon Society

National Wildlife Federation

Natural Resources Defense Council

Nature Conservancy

Oceana

リスト外の支援団体や、あまり知られてない支援団体への寄付・支援をお考えの方は、詐欺にひっかからないよう、ご注意ください。ハイチ大地震では、早い段階で詐欺があったので、詐欺を未然に防ぐ方法とともに、寄付を行う際の注意点を、いくつか挙げます

  • 物ではなく、お金を送りましょう。支援団体は現金があれば、物資の補給ができます。服や食べ物などを贈るのが良い、と思いがちですが、それは違います。
  • Charity Navigator(英語)は、メキシコ湾での事故関連の支援グループを、リストアップ・評価している独立団体です。星でランク付けを行っているので、団体の信頼性を検索できます。
  • 寄付の行えるサイトや、オンラインテキストメッセージ、Facebook、メールを利用する場合は、提供団体を、しっかりと検索してからにしましょう。
  • よく知らない団体に関しては、The Foundation Center(英語)で検索し、その団体のチャリティー活動履歴を参照しましょう。

他にも信頼できる支援団体を見つけた! という方は、コメント欄への記入お願いいたします。

Gulf Oil Spill Recovery: Tips for Donors and Volunteers [BBB News Center via The Consumerist]

Kevin Purdy (原文/訳:松井亮太)