米ゴールドマンに召喚状 数億ページの書類提出で
【NQNニューヨーク】世界経済の急速な悪化を招いた金融危機の原因を究明している米議会の金融危機調査委員会(FCIC)は7日、金融大手ゴールドマン・サックスに召喚状を出したと発表した。書類の提出や面会の要請にゴールドマンが適切に応じなかったためという。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ゴールドマンはFCICの要請に対し同委の処理能力を超える、数億ページにのぼる2000万強の書類を提出してきたという。FCICは金融危機の原因を調べるため、超党派の委員で構成されている。7日の米国市場でゴールドマン株は前週末比3.57ドル(2.5%)安の138.68ドルで終えている。