写真●日本HPのスケールアウト型サーバー「HP ProLiant SL335s G7サーバー」
写真●日本HPのスケールアウト型サーバー「HP ProLiant SL335s G7サーバー」
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 日本ヒューレット・パッカードは2011年4月4日、高密度に実装できるスケールアウト型サーバー「HP ProLiant SL6500シリーズ」の新版を発売した。新モデルはオープンソースの分散バッチ処理ソフト「Hadoop」との親和性を重視。ディスクを高密度に搭載できるようにした。

 新ラインアップは、高さが1Uで幅がハーフサイズの「HP ProLiant SL335s G7サーバー」(写真)、幅がフルサイズの「HP ProLiant SL160s G6サーバー」、「HP ProLiant SL165s G7サーバー」の3機種。すべて「サーバートレイ」と呼ばれる製品で、高さ4Uのシャーシ筐体「s6500シャーシ」に組み込んで利用する。

 価格はSL335s G7サーバーが14万1000円(税抜、以下同)、SL160s G6サーバーが18万2000円、SL165s G7サーバーが17万6000円である。

 SL335s G7サーバーは3.5インチのハードディスクを最大4基、2.5インチで最大8基搭載できる。最大ディスク容量は8Tバイト。SL160s G6サーバーとSL165s G7サーバーは3.5インチのディスクを最大6基搭載できる。最大ディスク容量は12Tバイト。s6500シャーシに格納できる台数は、SL335s G7サーバーが最大8台、SL160s G6サーバーとSL165s G7サーバーが最大4台となる。