やるべきときに必ずやってくれる。スポーツ選手にしろ、アーティストにしろ、世の中には「持っている人」がいるものです。もちろん、彼らには類稀なる才能が生まれながらにして備わっているわけですが、必ずしも才能だけが輝かしい成功の源ではないようです

Photo remixed from an original by Cliff.

 Jason Kottke氏は、プロバスケットボール選手のマイケル・ジョーダンとレブロン・ジェームズ(LeBron James)との対比から、このテーマについて語っています。

多くの人々が指摘するように、ジェームスはジョーダンよりも才能はあるそうですが、純粋な才能やポテンシャルだけでベストな選手になれるかというと、そうもいきません。ジョーダンのような敵意むき出しの気持ちや、リーダーとしての資質には少し欠けていたようです。

一方、メジャーリーグに挑戦する前のジョーダンは高い得点力をキープし、けして疲れることはなかったとか。また、大舞台ではその大事な試合に勝つためだけに、終始殺気すら感じる気迫で戦い続けたそうです。

成功は才能だけでなく、鍛錬と努力が備わってこその賜物。才能を信じて、生かして、努力し続けることが、自分を成功へと導く秘訣なのかもしれませんね。

via Kottke.org

Melanie Pinola(原文/訳:松岡由希子)