ToDoリストに山のようにやるべきことが溜まっていると、精神的にかなりまいってしまうタイプの人は、それが習慣のように自動的にこなすレギュラーの仕事だと思うようにすると、気分が楽になります。ToDoリストに12個ある大きな仕事を、2個の大きな仕事と10個の日常的な仕事に置き換えれば、管理するのも楽になります

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 「Harvard Business Review」でTony Schwartz氏が、多くのやる気やエネルギーというものは、毎日一定量しか持ち合わせていないと言っています。一度に多くのことをこなしている人たちは、無限のスタミナを持ち合わせている訳ではなく、できるだけ多くの事をこなすための、自動化の術を知っているに過ぎないのです

受信箱に溜まったメールを片付けたり、定期的にアイデアをブレストしたり、毎日やらなければならないことを習慣的なものにすることで、その仕事をする時間になっても怖じ気づくような気持ちにならずに済みます。日常の仕事になれば、惰性のように流れでこなすことができるようになり、意識的に取り組まなければならない他の仕事に取りかかりやすくなります。

実際にやるとなると簡単ではありませんが、習慣になってしまえば、どんな物事でもたやすくできるようになるというのは分かりますよね。「ずるずると先延ばしにしない方法」の過去記事もありますので、併せて参考にしてみてください。

The Only Way to Get Important Things Done | The Harvard Business Review

Alan Henry(原文/訳:的野裕子)