スケジュール帳にしろ、ToDoリストにしろ、直線的な形状のものがほとんどですが、一日の時間は、直線的というよりもむしろ、朝から昼、昼から夜へと、アナログ時計のごとく、ぐるりと回っているもの。そこで、そんな時の流れのイメージに合ったスケジュール帳を使ってみるのはいかがでしょう?

 ブロガーのAdam King氏は、無印良品の「MUJI AWARD 02」で審査員賞を受賞した『Chronotebook』から着想を得、アナログ時計型のスケジュールブック「The Daily Rind」を自作しました。

起床時間からスタートさせ、午前版、午後版の2バージョンをつくり、それぞれの時間帯のスケジュールを、「時刻」に合わせて書き込んでいく仕組みです。このフォーマットだと、罫線や方眼ベースのスケジュール帳に比べて自由度が高く、ちょっとしたメモを書き込むのにも便利だそうです。また、一日のパターンや習慣を直感的に把握しやすいのも特徴。日常行動の傾向やクセを見直すきっかけにもなりそうですね。

ちなみに、『Chronotebook』はまだ商品化されていない模様。適当な大きさのノートさえあれば、同様のフォーマットを作るのはカンタンなので、「一般的なスケジュール帳やToDoリストがどうもしっくりこない...」という方は、冒頭画像のKing氏の時計型スケジュール帳をお手本に、自作してみてはいかが?

"The Daily Rind", a Better Way to Plan the Day | A King

Whitson Gordon(原文/訳:松岡由希子)