時々、疲れ切ってもう何もしたくない! と思う時があります(時々ではないかもしれませんが...)。特別何かがあった訳ではなくても、「プチ燃え尽き症候群」のような状態に陥ってしまったら、ほんの些細なことでもいいので、何か仕事を続けていた方が、ストレスも解消できて生産性も保てるのだそうです。

Photo by William Brawley.

 以前ご紹介したこともある、生産性向上系アプリがお買い得なサイト「AppSumo」のNoah Kagan氏が、起業家に向けて以下のようなアドバイスをしていました。起業家だけでなく、どんな仕事の人にも言えることだと思います。

精神的にまいってしまった時、何にもしたくないと思った時は、些細な仕事をするようにして、後で自分がどう感じたかを確認するようにしています。小さな仕事でも達成感が感じられますし、少しは仕事が進んだことが実感できます。どんな時にでも効果がある訳ではありませんが、ちょっと試してみてください。

プチ燃え尽き症候群になってしまったら、何か仕事に関する事を一つでもやっていると、ストレスが解消されるのです。Kagan氏の場合は、売上の計算がそれだとか。

なぜ思い通りにならなかったのか? どうやったらもっと良くすることができるのか? ということを考えるのは大事なことですが、精神的にまいっている時は、ほんの少しだけメインの仕事から外れたことをすると、完全に燃え尽きずに生産性を保つことができるようです。ToDoリストにある手を着けていない仕事や、やらなければならないことを少しでも片付けると、ストレスが少し解消されます。

本格的な燃え尽き症候群なる前に、燃え尽き症候群の兆候をチェックして、頑張り過ぎないように3つのポイントを抑えてみてくださいね。

Fighting Micro-Burn-Out | A Smart Bear via Hacker News

Whitson Gordon(原文/訳:的野裕子)