「自分のことは自分が一番よく知っている」と思いがちですが、実はそうでもありません。不安と自尊心という両極端な感情ゆえ、自分を正確に評価するのは意外と難しいもの。そこで、自分の知性や特性に疑問を感じたら、「セカンドオピニオン」をもらうとよいそうです

 「Scientific American」によると、友人は、自分のことを、より現実的に評価できるものだとか。2010年の研究で、友人は、知性、饒舌さ、創造性など、観測・測定可能な特性を、明らかに、より正確に判断することがわかっています。たとえば、「オマエ頭いいよな~」と言われたら、恐らくあなたは本当に頭がいいのでしょう。

なんとなく、「自分はマヌケだな...」とか「創造力足りてないよな...」などと感じたら、自分の評価が必ずしも正しいとは限らないことを思い出してください。そして、友人に「自分の鏡」となってもらい、客観的な意見を聞いてみると、本当の自分の姿を知りやすくなりますよ。

Know Thyself | Scientific America

Adam Dachis(原文/訳:松岡由希子)