16日午前の米株式市場で、ダウ工業株30種が一時、史上初めて4万ドルを突破した。企業の好決算や米連邦準備理事会(FRB)による利下げ観測の高まりが追い風となっている。
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欧州連合(EU)欧州委員会は16日、米メタ・プラットフォームズのSNS(交流サイト)、フェイスブックとインスタグラムについて、デジタルサービス法(DSA)で定める子どもの安全確保に関する規定に違反した可能性があるとして調査すると明らかにした。違反が認定されれば巨額の罰金が科される可能性がある。
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米国株が最高値を更新し、暗号資産(仮想通貨)のビットコインも上昇。投資家はポートフォリオの下落に対する備えをそれほど気にかけていない。経済がソフトランディング(軟着陸)に向かっていることを示す最近の経済指標が市場参加者のリスク志向を刺激しているためだ。
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4月米消費者物価指数(CPI)が小幅に鈍化し、米国が年内に2回利下げするとの観測が市場で盛り返してきている。ただ、詳細にデータをみると、米インフレの粘着性は継続しており、市場が織り込む2025年の3回の利下げには暗雲が漂う。日米金利差に敏感なドル/円は、150円台での滞空時間が長期化するのではないだろうか。
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