誰しも一度は遊んだレゴブロック。作り方に沿って作るもよし、思いついたものを創作するもよし。私たちの創作意欲をくすぐり、想像力しだいで無限の楽しみを届けてくれます。応用の幅が広いため、家やテーブル、広告など「自分だけの作品」を完成させるチャレンジャーが、ここ日本でも後を絶ちません。やはり、レゴの醍醐味は、自分で考えて自分で組み立てることなんでしょうか?

 フランスのQuentinさんも大量のレゴを使って、IKEAのコーヒーテーブル「Ramvik」をオリジナルのピクセルアートっぽくデコり、格好良く仕上げることに成功しました。制作過程をまとめた記事冒頭のコマ撮り(低速度撮影)動画をご覧いただければわかるように、カタカタしたピクセルフォント風に「レゴ化」した「Hey!」というメッセージがテーブルトップに描かれています。

LEGO版Wiki「Brick­ipedia」でまず下調べをし、テーブルスペックもチェック。ピクセルサイズやテーブルのサイズによって必要なブロックの個数(費用)などが変わるため、Googleドキュメントのスプレッドシートを活用してパターン毎に比較し、自分が納得いくようにしたそうです。

デザインが決まったら、お次はカラー。LEGOが発表した公式のカラーパレット(色見本)とPhotoshopのカラーパレットを比較するこだわりよう。デザインの配色決定後、オープンソースアプリケーション「Palet­te­Counter」を使ってピクセルを数え、各色毎に必要な個数を割り出して、ブロックを無駄なく注文。ちなみにQuentinさんは「Pick A Brick 」へオーダーしたそうです。ブロックが届いたら、テーブルの上にレゴを組んでガラスパネルを載せれば、しゃれたテーブルのできあがりです。

実際に真似するとなると時間と労力を要すると思いますが、制作意欲を燃やした方は、ネタ元(英文)を是非チェックしてみてください。手順を追って作り方を、実際に使用したアプリと共に解説してくれていますよ。

Hey! LEGO Table [Toki Woki via IKEAHacker]

Jason Fitzpatrick(原文/訳:kiki)